道  後  温  泉

松山城の次はちょっと早いですが、道後温泉にやってきました〜。 道後温泉は松山城から車で10分ほど。 管理人のイメージだと少し小高い丘のようなところに温泉群があるような絵を想像していたのですが、実際は普通の街の中に温泉宿があるって感じなのですね。  ただ道後温泉の中心にある道後温泉本館やハイカラ通りと呼ばれる商店街、道後温泉駅の周辺など極一部は「あ〜観光地に来たな〜」という景観でありました。 今日はまずはチェックインの15:00に合わせて、宿泊地「道後グランドホテル」に到着。  10分位ゆっくりして、道後温泉の街並みを徘徊ししようと思います。 道後温泉は色々な見どころがあるようなので、スケジュールとしては2時間以上時間をとっておきました。 でもいつものように途中で足が終わってしまいました。 


〜 道 後 温 泉 本 館 〜


道後温泉の裏側

道後温泉の正面・・・
ホテルを出発して一番最初にやってきたのは、やはり一番有名な道後温泉の本館でしょう! こちらは重要文化財にも指定されている道後温泉のシンボルです。 こちらの建物は近代和風建築で戦前に建てられたものなんだそうですよ。  こちらはホテルなどではなく、共同浴場なんですよね。 もちろん中は温泉です。 1階が神の湯という浴場になっていて、2階には大広間や霊の湯と呼ばれる浴場があります。 霊の湯は皇族の入湯用に建てられたものなんですって。  3階には客室などもあるそうです。 3階にはかの有名な夏目漱石が使用した部屋もあるそうですよ。 

ただ、非常〜〜〜に残念だったのが、道後温泉本館の裏側はちゃんと見れたのですが、表側は保存修理工事で全面に養生がかかり中を見ることができませんでした。 なんでも2019年1月〜2024年まで工事しているそうです。  どこかのホームページには、工事中の今こそ道後温泉へ! なんて書いてありましたが、やっぱりちゃんと養生無しの本館が見たかったよなぁ。。。 まぁ国分寺連合の旅行のときは工事中が多いから慣れているっちゃぁ慣れているんですが、 やっぱしちょっとね。。。 ちなみに国分寺連合の旅行のときは、姫路城が改修工事中、日光東照宮の陽明門が工事中と、名だたる観光地がよく工事中で見れません>_<


夜の道後温泉本館 なかなか良い雰囲気ですね〜

火の鳥のプロジェクションマッピング
こちらは夜の道後温泉です。 実は現在道後温泉本館では夕方から火の鳥のプロジェクションマッピングをやっているんです。 ということで、一回ホテルに帰った後に、もう一回プロジェクションマッピングを見に来ました。  時間は10分位と短かったですが、音も結構本格的で、道後温泉の側面の壁に写る映像は迫力ありましたよ。 なんか火の鳥の宣伝っぽい内容だったような気がしますが、久々にプロジェクションマッピングを見れて良かったです。  プロジェクションマッピングなんて、パフュームのコンサートに行ったとき以来だね^^



こちらの建物は道後温泉の別館なんです。 名前を「飛鳥乃湯泉」と言います。 本館からは徒歩で3分位。 和風な本館と異なり、別館のほうはとってもハイカラな出で立ちをしていますね。 2017年9月にオープンとのことなので、まだ新しいですね。  こちらはホテルっぽい感じに見えたので、もしかしたら宿泊もできるかも!? あと今回は見学していないのですが、他にも「椿の湯」っていう建物もあるらしいですよ。 結構手広くやっていますね〜。



本館の横には小高い丘がありますが、ここにも道後温泉の施設が! こちらは「空の散歩道」と呼ばれる足湯です。 管理人も入りたかったのですが、あいにく満席状態>_< でもここからは道後温泉本館を上から見下ろすことができるんです。  でも養生しているから、全然景色良くないね>_< 悔しいです!


〜 ハ イ カ ラ 通 り 〜


ハイカラ通りの様子 今日は割と空いています

土産屋や飲食店が軒を連ねます
道後温泉の本館のすぐそばからは「ハイカラ通り」と呼ばれるアーケード商店街が200〜300メートル続きます。 両側には土産物屋や飲食店が建ち並んでいます。 今日は平日ということもあって、大分空いていましたが、Gotoトラベルに東京が加わった直後週末の映像をニュースで見たときはもう大混雑でしたよ。  地方に行くと、夜に店が閉まるのが早いところが多いですが、この商店街は割と遅くまでやっているみたいですよ。 一っ風呂浴びた後に飲みに行くってのも良いかもしれませんね。



道後ぷりんの店構え

ショーケースにはプリンがズラリ!
早くも足が終わりかけてきたので、ここらでどこかでお茶しますか! 何軒か良さげな店があったのですが、最終的にご来店したのは「道後ぷりん」さんです。 こちらはプリンにソフトクリームを乗せたブ〜デ〜メニューが特徴です。 


お嫁さんがご注文の「ぷりんパフェ」

管理人の「みかんカクテルパフェ」
結構メニュー豊富なんですよね〜。 「ぷりんパフェ」「道後スペシャルパフェ」「もみもみみかんソーダ」「みかんカクテルパフェ」等々。 どれも美味そうです。 今回はお嫁さんはオーソドックスな「ぷりんパフェ」を、管理人はもう今日は車に乗らないので「みかんカクテルパフェ」をご注文しました。  ちなみに上にのせるソフトクリームの部分は、「みかんソフト」「ミックス」「バニラ」の3種類から選ぶことができます。 今日はせっかく愛媛に来たということもあり、2人共「みかんソフト」で頂きました。  いや〜こういうのってまいう〜だね〜。 でもカクテルの部分はとても少なかった・・・ 2口位で飲み干してしまいました^^; でもみかんソフトの部分はかなりまいう〜でしたよ。 これまた食したいな〜。


〜 道 後 温 泉 駅 前 〜


稼働前の時計台

稼働中の時計台
先ほどまでいた「ハイカラ通り」は、片方の起点となるのが道後温泉本館だったのに対して、反対側の起点は道後温泉駅なんです。 駅前は広がりになっていて、人力車などが客を待っていました。 そういえば一生懸命お客さんに声をかけていたけど、乗っている人は全然見なかったな・・・ なんだかちょっとかわいそうでした(;_;) 

ふと横を見ると、人だかりができている箇所がありました。 行ってみると、そこには時計台がありました。 こちらは「坊ちゃんカラクリ時計」というんだそうですよ。 現在時刻はちょうど16:00! すると、急に時計台が伸びて背が高くなり、横からは人形が出現し踊りだしているではないですか!  これはナイスタイミングでしたね。 多分1時間に1回稼働するみたい。 小さくてよく見えなかったのですが、踊っていた人形たちは、坊ちゃんの登場人物なんだそうです。 人形の踊りに合わせて、曲も流れていますね。  こちらは「子守歌風伊予節」という曲みたいです。 時間帯によって曲も変わるようで、「伊予万歳」「坊っちゃんのテーマ」等の曲もあるそうです。 思いもかけず良いものが見れてラッキ〜でした。 ちなみに時計台の横にも足湯がありました。


〜 伊  予  鉄 〜


坊ちゃん列車
せっかく道後温泉駅まで来たので、路面電車に乗ってみますか! こちらを走っているのは「伊予鉄」です。 郊外線では松山駅を中心に3つ(高浜線、横河原線、郡中線)の路線があります。  また松山市内線(路面電車)では、松山駅から松山城の周囲を回る環状線、道後温泉に向かう路線などで構成されています。 また蒸気機関車をディーゼル機関車として復元した「坊っちゃん列車」が運行されています。  今日はタイミングが合わず、乗ることができませんでしたが、丁度道後温泉駅に停まっていたので、激写しときました。


モハ2002号

モハ2107号
ちょうど一番古い形のモハ2002が来ましたので、これで参りましょう!  最初はお隣の「道後公園」駅まで乗ろうかと話していたのですが、路面電車なんて滅多に乗れないから、まだ時間もあるし行けるところまで行ってみることにしました。  最初に乗ったモハ2000形ですが、発車のときのモーターの音が古めかしくて非常にいい!! 乗り心地もガッタンガッタンと伝統を感じさせる乗り心地です。 後で新しい車両にも乗りましたが、やっぱり個人的にはこの古い車両が好きだな〜。  運転台や窓、床など非常に趣がある造形をしています。


「県庁前」駅に到着〜

軌道も古めかしくてすごくいいです!
結局「道後温泉」駅から7つ目にある「県庁前」駅までやってきました。 ここですぐに反対側のホームに行って、今度は「道後公園」駅に向かって出発です。 先ほどは古いモハ2000形でしたが、今度は新しいモハ2100形がきましたよ。  実際に乗ってみると、やはり乗り心地は全然良いですね。 しかも音も静か。 普段通勤で使うんだったら断然こちらの車両のほうが良いですね。 でもやっぱり管理人は古い味のあるモハ2000形が好きだな〜。


今度はモハ2100形で道後公園に向かいます

運転台の後ろから前方を激写!
途中で運転席の後ろの席が空いたので、すばやく席をゲッチュー! ここから前方がよく見えますよ。 子供の頃から電車の先頭が好きだったのですが、今も・・・好きです!  もう鉄ちゃんバレバレで恥ずかしかったのですが、もうこの先この方々には合わないし、旅の恥はかき捨てじゃい〜。 思う存分に写真を撮ってやりましたよ^^


〜 湯  築  城  跡 〜









伊予鉄で「道後公園」駅までやってきました。 ここの公園は実は「湯築城」という城の跡なんですよ。 この湯築城も100名城の1つに数えられています。 今回の旅行では今治城、松山城に続いて3つ目の100名城です。  ただ、もう足が・・・終わってる・・・ 特にお嫁さんはダウン寸前です。 伊予鉄の中で大分休んだはずなのですが、もう疲れも慢性的になっていますね^^;

道後公園駅に降り立ち、公園入口に参ります。 ちなみに管理人は湯築城ってのはあまり知識がなかったので、wikipediaで調べてみると、歴史は大分あるようです。 築城は健武2年(1335年)前後、伊予国の守護であった河野通盛の代だそうです。  1335年と言ったら、南北朝の時代です。 有名な後醍醐天皇(南朝)、光明天皇(北朝)の時代です。 その後有名どころだと、福島正則が城主になっているようです。

道後公園駅から入口に入った場所は、搦手門付近のようです。 搦手門というのは城の裏側を指します。 発掘調査では、二つの段階の門が確認されているとのこと。 外堀は約2メートルの水路によって続いていた時期は、木橋が掛けられていたようですが、 後に水路は埋められて土橋になっています。 門も内側に後退して建てられています。 湯築城には二重の堀があります。 発掘調査で、この付近の内堀の外側にも内塀土塁があったことが分かっています。 土師質土器の皿や杯、備前焼の焼き物や中国陶磁器の椀などが見つかっているそうです。


〜 お つ ま み タ イ ム 〜


谷本蒲鉾店にご来店


名物のじゃこ天


ビールを提供する居酒屋さん

ビールのテイクアウトもできました
ホントは湯築城もゆっくり見たかったのですが、もうお嫁さんの足が終了間際・・・ しょうがないので、堀の周囲を少し歩いて道後温泉に戻ることにしました。 大分日が傾いてきたので、道後温泉本館の見栄えも良くなってきたような気がしますね。  ホテルに戻る前に少しだけ、道後温泉本館を見ていきましょう〜。 やっぱり夕日を浴びる道後温泉本館もなかなか味があってよかったですよ〜。

と、すぐ脇には名物のじゃこ天をテイクアウトできる蒲鉾屋さんがありました。 もうお嫁さんは気になってしょうがなかったようですよ^^ ということで1個ご購入〜。  こちらのお店は、じゃこ天など1から油で揚げてくれるのですが、揚げるのも会計も、おじさん1人のワンオペだったので、行列ができていましたよ。 長くかかりそうだったので、管理人はこれまた近くにあったビール屋さんでビールをご注文〜。  色々な地ビールを売っていましたね〜。 みかんビールってのもあったのですが、怖くてご注文できませんでした^^; なので、普通のビールを頂きました。