館  山  城

楽しい旅行も2日目を迎えました。 ホテルを出発したのは10:00少し過ぎたころかな。 最初に向かうのは館山にある海中遊覧船。 実は勝浦には遊覧船ではないのですが、海中を散歩できる展望台があるんだとか。  どちらに行くか、両方ともいっちゃうか、色々会話した結果やはり初志貫徹、館山の海中遊覧船にご来店することにしました。 管理人が二日酔いで出発が大分遅くなっちゃったからねm(_ _)m

勝浦から館山までは最初から最後まで一般道で移動しました。 管理人の車のカーナビゲーションの地図が古いのか、2日目は一回も高速道路での移動はなかったですね^^; 千葉も以前に比べると高速道路が張り巡らされているので、高速道路を使うと短時間で移動できるようになりました。  でも一般道でも信号が思いのほか少ないですし、ず〜っと60km/h巡行で移動できるので、当初カーナビゲーションに表示されていた予定時刻よりも大分早く館山に到着することができました。 が〜しかし! 海中遊覧船の乗り場を見てみると、釣り人が占拠して船が見当たりません。  またチケット売り場と思われるブースも閉まったまま。。。 調べてみると。。。 なななんと! 海中遊覧船は5月頃から休業中なんだって>_< 新型コロナの影響でお客さんが少なくなってしまったのでしょうか・・・  そういえば遊覧船だけでなく、お土産売り場も休業中でしたね。。。 しょうがないので、乗り場から見えた館山城に向かうことにいたしました。 国分寺連合の旅行で建物などが工事中ってのはよくありますが、休業中ってのは初めてかもね^^;


〜 道 の 駅  和 田 浦 〜


巨大クジラ骨格が出現!

こちらが道の駅の建物です

もうあと数十分で館山の目的地に到着するところまで来たのですが、大分管理人のタンクが満タンになってまいりましたので、こちらの道の駅で休憩しました。 駐車場脇にはシロナガスクジラの骨格が飾ってありましたよ。  作り物だと思いますが、かなり大きな骨格ですね。 ここらへんってクジラに縁があるんですかね。。。 捕鯨の町だったとか!?  


こちらが「岡」氏の落花生ソフトです。

落花生以外ははちみつ、プレミアムがあります

道の駅の建物の中には軽食を頂けるレストランとお土産物屋さんがありました。 今回の旅行ではまだ成田山新勝寺で管理人がソフトクリームを食しただけなんですよね〜。 いつもは1日2個ペースでソフトクリームを食するのにね^^;  と、ここで「岡」氏が動いた〜! なんとこちらのレストランにはソフトクリームを販売する窓口も併設されていました。 メニューを見ますと・・・ おお〜! 落花生ソフトクリーム! 千葉は落花生が有名ですもんね!  ということで「岡」氏が満を持して落花生ソフトクリームをご購入〜。 あまりピーナツの味は濃くはなかったようですが、なかなかまいう〜なソフトクリームだったようですよ^^  


〜 海 中 観 光 船 た て や ま 号 は い ず こ? 〜


たてやま号の道の駅にやってきました〜

本当はここから船が出るはずだったのに・・・

先ほどのクジラの骨格がある道の駅を出発して25分位で遊覧船の港がある道の駅に到着しました。 確かここにもソフトクリームを売っていたと思うのですが・・・ 前述のとおり、お土産屋さん(ソフトクリーム屋も入っていた)も休業中・・・  簡単な水族館のような建物にしか入れません。 その後、休業中だと知らずに乗船場所などを彷徨っておりました・・・ 昔管理人が来たときは結構繁盛していたのですけどね〜。 

途方に暮れていたところ、駐車場から少し離れたところにお城が見えるではありませんか! そういえばこの辺に館山城ってのがあったな〜。 100名城シリーズではなかったので、今まで行ったことがなかったのですが、せっかくだから行っときますか!   


〜 城 山 公 園 〜


駐車場の横にある公園

先ほどの道の駅から館山城までは車で5分位のところ。 駐車場も割と広く、しっかり整備された公園のようになっておりました。  館山城がある敷地は「城山公園」と呼ばれています。 公園内には天守だけでなく、バーベキュー場や、博物館、各種広場があり、市民の憩いの場になっているようです。 我々がご来店したときも観光客だけでなく地元の家族連れも多かったように見受けられました。 

ただちょっとショックなのが、天守閣は大分高地にあるんですよ。。。 ということは今回も坂を上らないといけないってことね・・・^^;   



うわっ! 坂!! 長い!!

うわっ、やっぱり坂道・・・ 最初のほうは緩やかでしたが、途中から勾配がきつくなってきましたよ。 今日はこの後に大福寺の崖観音にも行きますし、その後は鋸山にも行きますし、今日は坂道、山道ばっかりだぁ。。。  これまでは「岡」氏や「西」氏に遅れまいと頑張って歩いて、かえって焦ってしまっていたという反省もあり、最近ではもう遅いのはしょうがないので、ゆっくりゆっくりと歩くことにしています。 「追いつかなきゃ!」と思うと無理してすぐに疲弊しちゃうんですよね^^; もうじじいです>_<  今回の旅行は全般的に無理せずにゆっくり歩いて行ったので、心臓も2〜3回破裂するだけで済みました^^  



ようやく頂上に到着しました〜


お城の形は結構いい感じよね

こちらの天守は3階建てのようですね。 こちらは里見八犬伝でも有名なお城ではありますが、もちろん現存天守でもないですし、100名城、続100名城でもないので、建物自体はアパートと同じです。  でも外観はこじんまりとしたお城で良い雰囲気だなと思いました。 ちなみに昔の外観もこのような形だったのかもよく分かりません。 ちなみに館山城は戦国大名の里見氏の居城だったお城です。 

里見氏は、元は清和天皇から始まる源氏の新田氏一族から分家し、里見義俊を祖として上野国碓氷郡里見郷(群馬県高崎市)を拠点に長い間活動した一族だそうです。 そして、里見一族は全国各地に広がり、里見義実が安房国に登場したことが房総里見氏の始まりなんだそうです。  その後房総の覇権をめぐって戦国乱世をくぐり抜け、第五代義堯は、子息義弘とともに里見氏の全盛期を築きあげました。  第九代義康の時代、関ヶ原の戦いでは徳川方にあって下野宇都宮に出陣し、常盤国鹿島郡に三万石を加増され、安房と合わせて十二万石の大名となり、関東では最大の外様大名に成長していきました。  また、義実の時代から里見氏は里見水軍として東京湾の制海権を争っていました。  義康の死後、第十代忠義は徳川幕府の重臣・大久保忠隣の孫娘を室に迎えましたが、忠隣の失脚で、伯耆国(鳥取県倉吉市)に配流されてしまい、八年後に死去、継嗣なきため里見氏の歴史は終わりました。 by 里見氏大河ドラマ化実行委員会HPより  




天守の周囲は広場になっています。 大分登ってきましたので、そこそこ高い場所で見晴らしがとても良かったですね。 先ほど海中遊覧船に乗ろうと立ち寄った道の駅も見えますし、海の眺望が特に最高ですね! 海の右側には町がありますが、あれが館山の街並みなんでしょうか。  あまり高い建物はありませんが、建造中のものすごい高い建物がありましたよ。 あれは何になるんでしょうかね。 タワーマンションってことはないと思うので、ホテルとかオフィスタワーってところでしょうかね。 実際の景色は天守からの景色をご参照ください。  



さ〜城の中に入城します

こちらが入場券

さ〜それでは天守の中に突入してみましょう〜。 入口で入場券を購入して中に入ります。 1階、2階は資料館になっており、最上階は展望台のようになっています。 今回は2階が工事中で見ることができませんでしたので、1階の資料館をじっくり見学しておきました。  ここは前述の通り、里見八犬伝で有名なので、それにまつわる展示物が陳列してありました。 あとは里見八犬伝の舞台(歌舞伎?)の様子などを再現したものとかね。 個人的には里見八犬伝は読んだことがないので、興味半分ではありましたが、今度管理人も里見八犬伝を読んでみたいと思います。  そういえば子供のころに実写の映画があったような!?  


里見八犬伝の登場人物


里見八犬伝の読み物です


部隊の模型が飾ってありました


八房と狸の像。犬嫌いです

階段を上り、最上階にやってきました。 天守の最上階はどこでも同じですね〜。 周囲にベランダのような廊下があり、四方八方の景色を眺めることができます。 先ほどの天守広場からの眺めもそうでしたが、やっぱり海側の景色が最高ですね!  空気が澄んでいて晴れていれば富士山も見えるそうですが、残念ながら天気は良いものの、モヤがかかっていて静岡のほうまで見渡すことはできませんでした。 あと最上階の壁にはよくある他県の城の写真も飾ってありました。  館山城に飾られていたのは、現存12天守の写真でした。 管理人は行ってない現存天守は青森県の「弘前城」、福井県の「丸岡城」、岡山県の「備中松山城」だけです。 生きているうちに全部見てみたいな〜。 来年の春には国分寺連合で青森県に行く予定なので、弘前城はゲットだぜい!


南側の景色 こちらは山に囲まれています


西側の景色 やっぱり海の眺めがよいですね


北側は館山の街並ですね


東側の景色 遠くまで平野が続いています