佐原の街並・伊能忠敬記念館

香取神宮のお次は、香取神宮から車で10分少々のところにある佐原に参ります。 ここも以前ご来店したことがありますので、駐車場への行き方もバッチリ覚えています。 前回も利用した駐車場に車を停めて、昔の街並みや伊能忠敬の家や記念館を観光したいと思います。  ここも以前ご来店したのですが、心残りがあったんですよね〜。 例えば、伊藤忠孝記念館はお嫁さんが興味がなかったため前回はスルー。 また川下りはものすごい混んでてスルー。。。 でもその代わり、200〜300m続く、昔ながらの街並みはじっくり見学することができました。  やっぱり同じ観光地だったとしても、一緒に行くメンバーで見る観点が違うんですよね。 


〜 菅 原 道 真 の 山 車 〜


山車の正面側

香取神宮から伊能忠敬ポイントに車で移動している際に、前方で何か交通整理をしているのが見えたんですよ。 警備員が車を交互に通しているみたい。 しばらく行くと、なななんと立派な山車が前にいるではありませんか!  どうやら今日はお祭りの日みたいですよ。 国分寺連合で旅行に行くときって、お祭りと遭遇することが多いのですよね。 前に福岡県の博多に行ったときも、名前は忘れましたが、大きなお祭りを目の前で見ることができましたしね。 

今回のお祭りはどういうお祭りなんでしょうね。 山車の中段には太鼓を叩いている人が片側だけで4〜5人はいたように思いますよ。 更にそのう上の2階部分には、ドデカい人形が鎮座しておりました。  前に廻って人形の名前を見てみると、「藤原道真」と書いてありました。 何かこの土地と関係があるんでしょうかね〜。 ちなみに山車の全高は5〜6mはあったでしょうか。 電線に藤原道真さんが引っかかりそうになっていましたよ^^;  


道路を悠々と通り過ぎていきます

佐原には「佐原の大祭」と呼ばれるお祭りが夏と秋に催されるんだそうです。 夏は7月に、秋は10月に開催されるとのことですが・・・ 今日は11月5日。。。 時期が違うね。 今回のは後夜祭って感じだったのかな!? 

「佐原の大祭」夏祭りと秋祭り(ユネスコ無形文化遺産/国指定 重要無形民俗文化財)は、関東三大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を有します。 日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、 小江戸と呼ばれる町並み(国選定 伝統的建造物群保存地区)の中を家々の軒先をかすめながら進むさまは風情たっぷりで、江戸時代の情景を彷彿とさせます。  自慢の山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られています。  八坂神社祇園祭である7月の夏祭りは、小野川をはさんで東側一帯(本宿地区)を10台の山車が曳き廻され、一方、諏訪神社秋祭りである10月の秋祭りは、小野川の西側一帯(新宿地区)を14台の山車が曳き廻されます。by 香取市HPより  


〜 佐 原 の 街 並 み 〜

いや〜やっぱりここの風景は風情があってよいですね〜。 今回は、この船着き場周辺しか散歩しておりませんが、ずっと何百メートルも続いています。 川に架かった橋などもいい味だしていますよ。 さながら江戸時代にタイムスリップしたようです。 

管理人の心残りPart1の川下りですが、もう乗る気満々だったのですが、なんと船の第一便は10時からなんだって。。。 現在の時刻は9:10頃。 まだ全然先だね。 ということで今回も川下りはできず・・・ 無念であります>_<  ちなみに最初に停めた駐車場で川下りの割引券をもらっていたのですが、使えませんでした。。。  




水運を利用して「江戸優り」といわれるほど栄えていた佐原。 人々は、江戸の文化を取り入れ、更にそれを独自の文化に昇華していました。 その面影を残す町並みが小野川沿岸や香取街道に今でも残っています。  このような歴史景観をよく残し、またそれを活かしたまちづくりに取り組んでいることが認められ、平成8年12月、関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されました。  佐原の「重伝建」は昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多く、「生きている町並み」として評価されています。by 香取市HPより  




こちらは伊能忠敬の家です。 なんと無料で入れます。 耐震対策で所々に鉄骨が入っていますが、目立たなくしているので、当時の雰囲気がそのまま残っている感じがしますね。 土間や居間も外から見ることができますよ。  また庭には用水路っぽいものが流れていたり、端のほうには伊能忠敬さんの銅像などもあります。 伊能家の家訓などを記した石碑などもありましたが、達筆すぎて読めませんでした。  









〜 伊 能 忠 敬 記 念 館 〜

街並みを後にし、最後に管理人の心残りPart2の「伊能忠敬記念館」にやってきました。 伊能忠敬さんといえば、日本地図を作成した人としてとても有名ですよね。 記念館の中には、実際の本物の地図が展示してあったり、伊能忠敬ゆかりの貴重な品が展示してありました。  残念ながら撮影ができるエリアが限られていたので、実際の地図などは撮影できませんでしたが、しっかりと目に焼き付けておきましたよ。 国分寺連合の旅行では、たまにこのような資料館などに入ることもあるのですが、みんなあっさりと通り過ぎて、5分位で見終わってしまうことも多々あるんですよね^^;  でも今日は3人共じっくりタップリ見学していました。 ちょっと大人になったのでしょうかね^^; あまりに3人が真剣に見学しているものですから、館内の学芸員さんらしき方が、我々に色々説明をしてくださいました。  さすがプロだけあって、とても分かりやすいですし、展示の説明書き以外の話なども教えてくださりとても勉強になりました。  


こちらが伊能忠敬記念館の入口です


建物の裏手には測量に使用する物品が展示


入場券をご購入〜


通路を通って展示場に向かいます


展示場はこんな雰囲気です


色々なオブジェも展示されています