東関東自動車道を降りて10分少々で香取神宮に到着しました。 管理人が以前ご来店したときは、正面の大きな駐車場に車を停めたのですが、今日は道路脇に立っていた「香取神宮 近道」という看板に従って細い道を進んでいったら、なんと本殿まであと少しのところに出ましたよ。
小さいですが駐車場もありましたので、ここに車を停めて本殿に向かいました。 なので今回は、最初に本殿を見て、その後に「要石」⇒「奥宮」を観光して、最後に「参道」に降りていくという、通常とは逆ルートで観光してみました。
今日は土曜日ではありますが、到着時刻が早かったため、香取神宮の観光客はまばらでしたね。
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![]() 駐車場から徒歩1分で鳥居に到着します |
![]() 鳥居の奥には総門があります |
香取神宮には鳥居がいくつかありまして、一番最初にある鳥居は香取神宮からは少し離れていまして、駐車場から車で数分のところにあります。 その鳥居は普通の交差点にドド〜ンと建っているのですが、いつも車で通り過ぎるだけで一回も間近で見学したことがありません。
そして次の鳥居は、香取神宮の大きな駐車場のそばにある鳥居。 こちらの鳥居の脇には「香取神宮」とデカデカと掘られた石碑のようなものが建っています。 そして駐車場の鳥居から本殿に向かって緩い坂道を登っていくと、この写真の鳥居にたどり着きます。
多分、この鳥居が最後の鳥居だと思いますよ。 駐車場までの鳥居は石材の色がむき出しになった鳥居でしたが、こちらの鳥居は朱色で染められていました。 奥に見えるのは本殿の囲いです。
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![]() どれも同じに見える菊の花 |
![]() この菊のオブジェすごいよね |
よく神社やお寺さんに行きますと、菊の品評会(?)をやっているのを見かけますね。 今回も本殿の手前や本殿の敷地内で色々な菊が飾られていましたよ。 あんまりこういう作られた草花って良さがよく分からないのですが、きっと評価の観点などあるんでしょうね。
盆栽とかもそうですが、こういう人工的な草花ってホントに不思議^^; 中には傘のような形をした菊のオブジェもありました。 後で写真を見返しているときに
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![]() 楼門が見えてきましたよ〜 |
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鳥居を抜けると、左側に大きな門が見えてきます。 こちらが「楼門」です。 門の両側には仁王様が本殿を守っていますよ。 そして仁王様の裏側には狛犬がおりました。
寺社にいくと仁王様が守っていることはよくあると思うのですが、その裏側(本殿側)は、何か昔の文官や兵士のような人が飾られていたり、今回のように狛犬が飾られていたりと色々なパタンがあるんですよね。
大体テレビなどで取り上げる時も脚光を浴びるのは仁王様なので、仁王様の裏側の飾りについてはいつもスルーしちゃいます。 絶対に飾られている意味はあると思うのですが、狛犬の場合はどういう意味を持つのでしょうね〜。
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![]() こちらが拝殿になります |
こちらが拝殿になります。 ちなみに見えませんが、拝殿の奥に本殿があります。 こちらの拝殿は立派ですね! さすが東国三社の1つです。 こちらの屋根は茅葺屋根なんでしょうか。 建物は黒く塗られていて荘厳な雰囲気を醸し出しています。
またここで疑問が出てくるのですが、こういう本殿の建物って、香取神宮のように黒塗りの建物もあれば、朱色で塗られたものもありますよね。 また何も色を付けていない建物もあります。 これは何か違いがあるのでしょうかね〜。
Yahoo知恵袋で調べてみると、神社に関していえば、その神社の伝統を踏襲する、とか、神社によっては慶事は朱、凶事は黒、普段は白木という分類をする場合もある、とか、漆塗り三方は風雨に強いので野外用に使用する、など、色々出てくるのですが、あまり明確な理由ってないのかもしれませんね^^;
香取神宮は、初代神武天皇の御代に創建されたと伝わっています。 経津主大神は、はるか昔 天照大神の命により、武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)鹿島神宮の神と共に出雲へ派遣され見事交渉を成功させることができました。 二神は、大国主神から自らが最も大切としていた広鉾を授かり、日本の国を平定して天照大神の元へ復命されたのです。by 香取神宮HP |
![]() こちらは祈祷殿と書いてありました |
![]() 祈祷殿の中はこんな感じでした |
![]() 立派な杉の木です ご神木かな!? |
![]() 神符や守札の授與所 |
なななんと! 拝殿や祈祷殿など境内の写真をパシャパシャ撮っていると、神社の皆様が拝殿に集まってきたではないですか! 多分、朝のお勤めが始まるのですね〜。 こんな光景なかなか見れませんよ。
早起きは三文の徳ですね〜。 多分服装から、お坊さん(?)と事務方がいたと思われます。 女性の方々も紅白の着物を着ておりました。 いや〜目を見張りますね。
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![]() こちらは事務方の人!? |
![]() 右のほうには巫女さんが並んでいました |
本殿を見学し終わった後は要石を身に参ります。 本殿から徒歩3分くらいのところに要石があります。 この要石は以前ご来店した鹿島神宮にも同じようなものがありました。 ここの要石も石柱で周囲を覆われて、実際に手で触ることはできません。
こちらの要石は見えている部分は少しですが、さながら氷山のように、地下部分には巨大な本体があるんだそうですよ。 でも正直、木の枝でこずいたら、すぐ動きそうな感じがしちゃうのは管理人だけでしょうか。。。 こちらも観光時間は数十秒でした^^;
確か鹿島神宮の要石も観光は数十秒だったような気がします^^; だって丸い石が置いてあるだけなんですもんね^^;
古くより、この地方は大変地震が多く、人々はとても恐がっていました─これは、地中に大きなナマズが住み着いて荒れ騒いでいるのだと。 香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。 当神宮は凸形、鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。 貞享元年(1684)水戸光圀公が当神宮参拝の折、これを掘らせましたが根元を見ることが出来なかったといわれています。 by 香取神宮HPより |
![]() 要石は石の柵で囲われています。 |
![]() 要石をアーップ! やっぱり普通の石^^; |
要石を見ながら、そのまま回れ右しますと、そこに末社が佇んでおりました。 2つ並んでいる社は右側が「市神社」で御祭神は事代主神、左側は「天降信者」で御祭神は伊伎志通保神となっています。
また右側の写真は、「押手神社」で御祭神は宇迦土御魂神となっています。 ちなみに「末社」とか「摂社」というのは、神社というのは神様はおひとりだけでない場合が多く、主となる主祭神に従う他の神様もいるんですが、主祭神と関係の深い神様は「摂社」といい、主祭神とあまり関係のない神様が「末社」と言います。
今回の「末社」は、「摂社」に次ぐ、格式の神社ということもできます。
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![]() 「市神社」「天降信者」 |
![]() 「押手神社」 |
要石を見学した後は、管理人もまだ行ったことがない「奥宮」に行ってきました。 なんで前回来た時に「奥宮」を見なかったんだろうな。 もしかしたら前回の千葉旅行のときは香取神宮が一日の中で後の方の観光地だったので、足が終わって行かなかったのかもしれませんね。
今回は見れて、心残りが一つ消えました^^ こちらの「奥宮」は経津主大神の荒魂をお祀しています。 現在の社殿は昭和48年伊勢神宮御遷宮の折の古材によるものなんだそうですよ。
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![]() こちらが奥宮の入り口です |
![]() 奥宮までの参道は40m位だったでしょうか |
![]() 奥宮が見えてまいりました |
![]() この奥が奥宮なんですね〜 |
この奥宮の入口付近にはもう一つ、何かの碑が立っていたのです。 幟も立っていて、奥宮よりも目立っていた感がありますが、この周辺は「香取神宮の森」と呼ばれるそうです。 剣聖と謳われる剣豪飯森長威齋は心願成就を祈り、神宮の森深くで修行し、
我が国で初めて剣の道を確立した始祖にあたるそうです。 将に名にしおう天真正伝香取神道流発生の地となっています。。。 奥宮の横にあった説明書きを文字に起こしたのですが、こういう説明書きって表現難しいよね^^;
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![]() こちらに碑が立っていました |
奥宮の見学できたので、前回お嫁さんと行った香取神宮観光と合わせて香取神宮のすべての建物を見学することができました。 さ〜それではもう1つの管理人の心残り(前回来た時に食せなかった)である「草団子(厄除けだんご)」を食しに行きましょう〜。
この草団子は、大きな駐車場から本殿に伸びる参道の両脇にあるお土産物屋さんで購入することができます。 多分、香取神宮での名物だと思うんですよね。 参道脇の土産物屋さんで草団子を扱っている店が数軒ありましたね。
どこで頂いてもきっと同じと思いましたので、大きな駐車場に一番近いお店でご購入しました。 お団子を購入しますと、店内でお茶を頂きながらゆったりと団子を頂くことができますよ。
今回ご購入したのは、きな粉と餡子をまぶした草団子それぞれ4つづつ(計8個)です。 ご注文すると奥のほうで店員さんが団子をこしらえてくれていました。 草団子の餅の部分はすでに出来上がったものがあるんだと思いますが、それを丸めてきな粉や餡子をまぶしてこさえてくれていました。 草団子を3人でつつきながら頂きましたが、やっぱり団子にお茶は合いますね〜。 餡子の団子は一般的にあるものと大きな違いはありませんが、きな粉のほうは、きな粉自体がサラサラしているような、市販のきなことはちょっと違うような感じでしたよ。 味も市販のものよりあっさりしていたような気がします。 でも餡子もきな粉も最高にまいう〜でした。 ようやく食せて大満足です。 |
![]() 参道の最初ではこの看板がお出迎え |
![]() お土産物屋を抜けると立派な鳥居が! |
![]() こちらのお店で団子をご購入〜 |
![]() 団子美味かった〜、草団子大好物です |