布  引  の  滝

4人揃ったところで、早速最初の観光地「布引の滝」に行きたいと思います。 この「布引の滝」は、「日本三大神滝」の1つに数えられています。 「布引の滝」は4つの滝から構成されているそうですので、是非4つ見たいですよね〜。  とりあえず、車で行くにはどう行ったらいいんだろう。。。 住所などがHPに乗っていなかったので、ナビの地図に表示された布引の滝をタッチして「ここに行く」で目的地を設定し出発しました。

ナビ通りに進んでいくと・・・ だんだん道が細くなっていき、しまいには行き止まり・・・ え〜まじ〜^^; 車の中で協議を重ねた結果、新神戸駅に行って観光窓口に聞いてみることにしました。 すると、なななんとっ!  布引の滝には、車で行くことができず、新神戸駅から徒歩15分位で行けることが判明!! なんだぁそうだったのか〜。 ということで新神戸駅前の駐車場に車を停めて徒歩で向かいました。 新神戸の駅を通り抜けて行くんですが、 新神戸駅の中に入っているお土産屋とか食事処はいちいちお洒落でしたね〜。 セブンイレブンもお洒落なデザインでしたもんね。 そしてどの店も美味そう! 帰りにお土産買っていきますか! 




布引の滝(ぬのびきのたき)は、神戸市中央区を流れる布引渓流(名水百選)にある4つの滝の総称。 日本三大神滝のひとつ。 日本三大名瀑にも選ばれることがある。 布引滝とも表記する。 名瀑として知られる古来の景勝地である。  かつて役小角が開いた滝勝寺の修験道行場として下界とは一線を画する地であったが、現在は渓流沿いおよび布引山(森林浴の森100選)一帯から滝を経て布引ハーブ園へと至る遊歩道が整備され、鉄道駅からも気軽に立ち寄ることができるようになっている。 by wikipedia


新神戸駅のエスカレータで1階に行って外に出ると、道路の壁にデカデカと「布引の滝」と書いてありました。 2階には布引の「ぬ」の字もなかった(実際は小さく書いてあった)のに、1階にはこんなにデカデカと・・・ 2階にも大きく書いててほしかった(;_;)  ここから細い山道に入っていきます。 山道は舗装されている部分もありましたが、途中からは舗装なしの階段に・・・ あ〜いきなり心臓が破裂しそうです。 早くも管理人は3人から遅れ始めました。 最近山とか階段のときはいつもこうなるね>_<  平地はいくら歩いても大丈夫なんだけど、山道はホントにつらい>_< ぶ〜で〜・・・ なんかの病気じゃなければよいのですが・・・^^;(最近テレビでよく聞く「弁膜症」を疑っている・・・)  




山道に入ってから少し歩くと、「雌滝(めんたき)」が姿を現しました。 いや〜そんなに歩いていないのですが、いきなり滝を見れてホッとしました。 このくらいで到着するのであれば最後の4つ目の滝まで行けそうですよ!  こちらの「雌滝」は、垂直落下式の滝で、高さは19mだそうです。 今日の水量はどうなんでしょうね〜。 昨日までは雨が降ってなかったようなので、少し少なめなのかもしれませんね。  


雌滝を正面から激写


雌滝の上流、ここから水が流れ落ちます


最初はソフトな坂道でしたが、雌滝を過ぎると、ものすごく急な階段が・・・ まじですか! これ登るの!? もう完全に意気消沈です>_< もう3人とは距離が離れるばかり。 でもこれ以上早く登れないしね〜。 もうマイペースで行くしかないです^^;   

最初のうちはお散歩気分^^


少し坂がきつくなってきかも・・・


道のわきには川が流れています


結構急な階段・・・しかも長い・・・


しばらくすると、また広がりが見えてきました。 下に鎮座する大きな石には「鼓滝」と書いてありましたよ。 やりました〜。2つ目の滝を制覇しました〜。 でも水が流れ落ちる音はするのですが滝が見えないよ・・・  なんと木々が生い茂りすぎて滝が全然見えなくなってる〜>_< でも葉っぱと葉っぱの間から、ちょろっと水の流れっぽいものが見えました。 こちらの「鼓滝」の高さは8mだそうです。 って言っても全然見えないからなぁ。  道から見えるかと思ったのですが、道からも全然見えなかったです>_<  

なかなか趣深い石碑です


たたたた滝が見えない・・・>_<


さらに前に進んでいくと、今度は人工感満載の滝が見えました。 ブロックでできた滝でしたよ。 順番から行くと、次に出てくるのは「夫婦滝」のはずなんですが・・・ でもさすがに人工の滝にわざわざ「夫婦滝」なんて名前つけないよね。  ブロックでできた滝の少し先にも似たようなブロックの滝がありましたが、これを合わせて夫婦滝っていうのかな!? 

でもさらに進んだ先にあったのは一番のメインの「雄滝」だったんです。 本当はこれが4つ目のはずなんだけど・・・ やっぱりさっきの人工の滝が「夫婦滝」だったのかな!? 帰り道にも目を凝らしながら「夫婦滝」を探していましたが、 やっぱりこのブロックの滝以外に滝らしいものは見つけられませんでした。 これが「夫婦滝」ということで断定!  

これが夫婦滝なのかな!?

後日、wikipediaで「夫婦滝」の写真を見たら、全然違ってた。。。 え〜こんな滝見えなかったぞ〜。 行きも帰りもじっくり見たんだけどなぁ。。。 こんなのあったっけ!?  

wikipediaより引用

がーーーしかしっ!! 旅行から帰宅後にHPを作成している際に、管理人が撮影したこの写真に目が行きました! なんと写真の下の部分が、wikipediaに載っていた写真と同じじゃないですか!! なんと最終目的の雄滝のすぐ下が夫婦滝だったんだ〜!  左右に滝の流れが分かれているから、これが夫婦の所以なんですね! 旅行から12日後にようやく判明しました!! やっぱり人工物のブロックの滝が夫婦滝じゃなかったんだね^^ いや〜ホントにすっきりしました。  いつも1枚は撮り忘れがある管理人ですが、今回はちゃんと4つの滝を激写できていました^^  


この下の滝が夫婦滝だったのか〜


「夫婦滝」を探しながら前に進んでいくと、一際大きな滝が見えてきましたよ〜。 おお〜、これが4つの滝の中で一番大きな「雄滝」か〜。 今までの3つの滝に比べると、やはり落差が大きいですね! なんでも落差43mなんだとか。  ほかの3つとは規模が全然違いましたね。 こちらの滝は垂直に上から下に落ちるだけでなく、途中で岩肌にもぶつかりながら下に落下していくタイプですね。 個人的には華厳の滝や那智の滝のような垂直落下式の滝よりも、ここの雄滝や、袋田の滝、竜頭の滝などのような複雑な落ち方をする滝が好みです。

滝壺は面積430u、深さ6.6m、滝の横には5箇所の甌穴(最大のもので10畳大)があり、竜宮城に続いているという伝説があるんだそうですよ。  


一番のメイン、雄滝です!


雄滝と夫婦滝の2ショット


雄滝と刻まれた石碑






「雄滝」に到着した時点では「夫婦滝」を見つけられていなかったため、もう少し道を上ってみることにしました。 するとお茶屋さんのような小さな店が姿を現しました。 なんだかすごくダシの良いかほりがしますね〜。  何かを作っているんでしょうか。 きっとここで、うどんや蕎麦を出しているんでしょうね〜。 関西はダシ文化だから丁寧にじっくりダシをとっているのでしょう。 関東ではあまり関西風のうどんや蕎麦って食せないので興味深々です。 

こちらの小屋をさらに上ると分かれ道になりました。 どうやらこれ以上坂を上っても滝はありそうもないですね・・・ 分かれ道を左に行くと更に坂が続き、貯水池かハーブ園のほうに向かうんでしょうかね〜。  右のほうは下り坂になってて「新神戸駅」って書いてあるけど、肝心の距離が書いてない>_< これは危ないオイニ〜がプンプンするので今回は来た道を戻ることにしました。