十 和 田 神 社

昨日のスケジュールは当初の計画に対してかなり押していましたが、今日は少し早めにホテルを出たので、当初のスケジュールよりも早めに回れています。  さすがに奥入瀬渓谷までは行けないのですが、十和田神社というのが食堂から車で数分のところにあるみたいなので、ここに行くことにしました。  近くに「十和田神社⇒」という看板があったのですが、一応カーナビゲーションに目的地を入れて、案内開始! ・・・やっぱり見当違いのルートでした。 もうしょうがないので、「西」氏スマートフォンナビゲーションで向かいましたが、あっという間に到着してしまいました。 

この十和田神社の参道入り口付近には、2〜3軒のお店が密集していましたね。 他のところが何もなさ過ぎて2〜3軒あるだけで「密集」と思ってしまいます。 しかもそのうちの1軒には、またまたソフトクリームが!  しかも管理人の大好きなチョコレートとバニラのミックスも! でもさっきバラ焼きとヒメマス漬け丼食ったばかりだから、もう食えない・・・>_< 昔なら絶対に食していたところですが、もう最近はホントに食えなくなったなぁ・・・



こちらが十和田神社の入口になります


口が開いているので阿形の狛犬様です


口を閉じているので吽形の狛犬様になります

参道の入り口付近にお土産物屋さんや神社の共通っぽい駐車場がありましたので、ここに車を停めて神社に向かいました。 駐車場から参道までは徒歩1分。 最初は綺麗な舗装路でしたが、最初の鳥居をくぐるときには土の道になっていました。  両脇には立派な杉の木が整然と並んでいますよ。 どの杉の木も樹齢が相当いってそうです。 また杉の木の根元のほうにはゼンマイが生っていましたよ。 道を歩きながらよく見るとゼンマイがあちこちに群生しています。 以前北海道に行ったときに、 これでもかってくらいフキノトウが生えていたことがありましたが、こちらも負けじといたるところから大きなゼンマイが生えていました。 なんだか原始人になった気分ね。  


鳥居をくぐるとすごく幻想的な参道が続きます


すんごい石と木の根の造形


巨大ゼンマイ生えてます

これは後から調べて分かったのですが、十和田湖って心霊スポットとしても有名なんですって。 なんと下北半島の恐山とともに修験道の霊場として信仰されてきたのが十和田神社で、この地には神秘的なエネルギーが溢れているんだそうです。  管理人は昔はよく幽霊を見ていたので、心霊的なことは割と信じているほうなのですが、確かにこの杉並木とか、杉の木と生え際の岩の形状とか、巨大なゼンマイとか、ちょっと異様な雰囲気があるところだなと思っておりました。  こりゃ夜になったら幽霊でるね!  


木造りの非常に趣深い鳥居が登場


鳥居の先に手水舎があります


手水舎の龍神様です


手水舎の先に更に鳥居があります

しばらく良い雰囲気の参道を歩いていくと、正面に木造りの非常〜に雰囲気のある木造の鳥居がありました。 これが非常に良い佇まいでかなり良い鳥居でした。 そしてその鳥居を潜り抜けますと、手水舎が見えてきます。  こちらの手水舎にも龍が祀られていますね。 最近手水舎の龍神様にちょっと興味ありです。 ちょっと寒かったのですが、一応お清めしなければいけないので、手水舎で手を清めていきましたが、風が当たるとものすごい寒いね!  かねてからの強風でただでさえ寒いのに、手水舎の水も氷る直前くらいの温度の水でしたよ。 これはさすがの管理人もちべかたったです>_<

この周辺にも観光客がちらほらいましたが、話し声を聞いてみると、中国人の方の団体みたいです。 昨日の弘前公園もそうでしたが、外国人観光客のほとんどがアジア系の方だったような気がしますよ。 白人の人って少なかったもんね。  でもなんで外国人って声がデカイんでしょうね。 神聖な神社なのでもう少し声を小さくして頂きたいと思います。  


拝殿には色彩はなく木の色がそのままで管理人が好きなタイプの建物です


こちらが拝殿の正面です。現在「岡」氏が参拝中です


右斜め前からの風景。屋根や壁の装飾が非常に繊細です


拝殿を横から撮影しました。多分右にあるのは「本殿」ではないかと思います

手水舎を過ぎて少し階段を上ると、拝殿が見えてきます。 多分正面にあるのが拝殿でその奥には本殿があるのかもしれません。 とても伝統を感じさせる落ち着いた佇まいですね〜。  やっぱり神社は華美な建物より、こういう落ち着いた出で立ちのほうが合っていますよね。

十和田神社は十和田湖の中山崎の付け根・休屋の奥に位置します。 流造の様式をたたえる本殿と、どっしりとしたしつらえの拝殿。 細部までこだわりが見て取れる彫刻など、重厚な建築美に荘厳さを感じる佇まいです。  祭神として日本武尊が祀られていますが、明治の神仏分離までは東北地方に色濃く残る水神信仰の象徴であったと言われています。 その証拠に、江戸時代には十和田山青龍大権現が祀られており、現在も奥の院に祀られています。  静謐とした雰囲気の中、今も竜神の息づかいを感じるかのような神秘に満ちた場所です。 by 十和田湖国立公園協会HPより  


稲荷神社です


こちらが稲荷神社です

本殿の横には、小さな分社が2つありました。 本殿に近いほうにあったのは、夫婦和合、縁結び、子宝、安産にご利益のある熊野神社、その横奥にあったのが五穀豊穣、商売繁盛、殖産興業、厄除け、家内安全にご利益のある稲荷神社です。

行ったときは全然気づかなかったのですが、神社から山中へ150m程入った頂きの平場から、鉄のはしごをつたって降りたところに占場があるそうですよ。  南祖坊入水の場とも伝えられていますが、ここは吉凶を占う場として信仰を集めており、お金やお米を白紙にひねったものや、宮司が神前に供えて祈念をこらした「おより紙」を湖に投げ入れると、願いが叶うときには水底に引き込まれるように沈み、 叶わないときは重いものでも浮いたまま波にさらわれ沖へ流されるといわれています。 現在、頂きから占場へ下る梯子は通行禁止となっており、乙女の像の前に広がる御前ヶ浜に投げ入れるか、 吉凶を占う場所については自宅のお風呂や洗面台でも良いとのことです。 そういえば立て看板に、どこかに通り抜けできないって書いてあったような気がしますね。 あの先が占場だったのかな!?