十 和 田 食 堂

展望台で絶景の十和田湖を見学した後は、「バラ焼き」が食せる十和田食堂さんに向かいます。 展望台から十和田食堂さんまでは車で15分位。 相変わらずカーナビゲーションの案内はチンプンカンプンなので、「西」氏のスマートフォン案内で無事お店に到着〜。  十和田湖の周辺はお店がたくさん建ち並んだエリアってのはあまり見かけなかったですね。 ポツンポツンとまばらにお店がある感じ。 今回お邪魔する十和田食堂さんもそんなお店の一つ。 観光地によくある定食屋さんって感じですね。 

外観は横長でお世辞にも新しいとは言いにくいですが、なかなか味のある昔ながらの食堂って感じですね。 店内は客室もありますが、一部がお土産物売り場にもなっています。  席は4人掛けのテーブルがメインで、十和田湖を正面に見渡せる2人掛けの席もありました。 個人的には好きなタイプのお店ですね〜。 多分味も大丈夫な感じがしますよ。 やっぱり料理がイマイチな店って普通はそんなに長く続かないもんね^^;  実際に今日は一番の売りの「バラ焼き」とか「ヒメマス料理」を頂きましたが、なかなかにまいう〜でしたよ。



十和田湖畔を走ります

先ほどの荷峠第一展望休憩所を出発して5分少々で十和田湖畔にでることができます。 十和田湖の湖畔の道路は、かなり水際に近いですよ。 車を停めて少し手を伸ばしたら水を簡単に触れそうなくらいです。  琵琶湖湖畔とか霞ヶ浦湖畔などを何度か走ったことがありますが、ここまで道路が水際と近いってのは初めての経験かもしれません。 水が増水したときとか道路は大丈夫なんでしょうかね^^;  


〜 十和田食堂さんに到着しました 〜


こちらが十和田食堂さんの店構えです

十和田湖食堂さんに到着しました。 十和田湖食堂さんの奥には大きな駐車場がありましたが、その駐車場は有料駐車場。 十和田湖食堂さんは有料駐車場の前にあったので、店前に無料で車を停めることができました。  ここの近くには遊覧船などもあるので、そのための駐車場なのかもしれませんね。  


ヒメマス丼のメニュー


バラ焼きのメニュー

こちらの一番の売りは、やっぱり「バラ焼き」のようですね。 「岡」氏が事前に購入してくれた「るるぶ」にも出ていたようですよ。  他にもヒメマスの刺身を漬けにして丼に乗せた漬け丼や、ヒメマスを塩焼きにした塩焼き定食、あとは普通にラーメンやカレーライスなどもありました。  個人的にはカレーライスも大好物なんですが、でもせっかく十和田湖に来たんだから、おすすめメニューを食したいですよね!  



バラ焼きの初期状態


あともう少しで調理完了です!

今日はどーしても食したいと思っていたメニューが2つあったのです。 1つはバラ焼き、もう1つはヒメマスの漬け丼なんですよ。 でも2つの定食を頼むのは量としてもお値段としてもチビシイし、両方単品にしても結構お値段が張るなぁ。。。 と悩んでいたら、「西」氏からうれしいご提案が! 「西」氏はヒメマスの塩焼き定食をご注文したのですが、バラ焼き単品を管理人とシェアするという案。 これならお値段も量も全然いけそうですよ! ということでご注文したバラ焼きです。

まずは焼き方のレクチャーがありました。 鉄板の上には刻んだタマネギが敷き詰められていて、その上にバラ肉が丸まった状態で鎮座しておりました。 まずはコンロに火をつけて、タマネギに火が通るまで焼きます。  そしてタマネギに火が通ったら、コンロの火を止めて、塊になった肉達を予熱で焼くんだそうです。 最初は予熱じゃ焼けないのでは!?と思い、少し火をつけていましたが、実際にやってみると、きっとこれは予熱でも大丈夫だったんだろうな〜と思える感じでした。  



こちらが「岡」氏のバラ焼き定食です

こちらは「岡」氏がご注文した「バラ焼き定食」です。 メインのバラ焼きにご飯や汁物がついて、定食になっています。 「岡」氏も上手いこと焼いておりましたよ。 こちらのバラ焼きは味付けは日本人が誰でも好きな甘辛の醤油ダレです。  こちらの醤油ダレは甘さも丁度よく、タマネギの甘さも相まってとても良いお味に仕上がっていますよ。 これはご飯にもバッチリ合う味ですよ。 ちょっとバカ舌で申し訳ないのですが、これは牛肉!? 豚肉!?  なんとなく肉の柔らかさから言って牛肉だと思って食していたんだけど合ってるかな!? 合っていることを前提に言いますと、やっぱり牛肉の甘辛のタレは最高だよね。  


こちらが「西」氏のヒメマスの塩焼き定食です

こちらは「西」氏がご注文した「ヒメマスの塩焼き定食」です。 こ〜れ〜も〜美味そうですね〜。 よく山でキャンプすると近くに釣り堀があって、釣った魚をその場で焼いて食せるってのがあると思いますが、あれって最高にまいう〜ですんもんね。  釣り堀で焼くマスは身が白くて淡泊なイメージがありますが、こちらのヒメマスは身が綺麗なピンク色をしていましたよ。 身の解れもよく、すんごく美味そう! これにバラ焼きもあるから、最強定食ですね!  



こちらが「増」氏のヒメマスの漬け丼です

こちらは管理人が食したヒメマスの漬け丼(単品)です。 こちらも事前調査で食べログの写真を見ながら、絶対に食したいと思っていた料理なんですよ。  ホントは個人的には「漬け」ではなく、普通の刺身を乗せてほしかったのですが、こちらは漬け丼しかなかったですね。 まぁでも普通の刺身と漬けを比較するとって話なので、漬け丼もまいう〜で好きなので、問題ありません! 

丼の上には厚めにカットしたヒメマスがゴロリと乗っていますよ。 ヒメマスってもしかしたら初めて食すると思うのですが、身の色はオレンジっぽいんですね。 一見するとシャケのようですよ。  後でインターネットで検索してみると、シャケとヒメマスってあまり明確な違いはないそうですよ。 ってことはこれはシャケ丼でもあるんですね。 身が厚いので、ネットリしたような食感で味が濃ゆいような気がしますよ。  脂も乗っていて超まいう〜です。 漬けのタレの味も濃すぎず、薄すぎず、丁度よい塩梅です。 管理人はこれにわさび醤油をかけて頂きました。 やっぱり刺身はわさびが一番好きだな〜。  


〜 十和田湖畔に行ってみよう! 〜

十和田湖食堂さんでたらふく頂いたので、すぐ目の前にある湖畔に行ってみましょう! 先ほどは展望台から少し引いた景色を見学しましたが、今度は水際の目の前まで行ってみますよ。  しかしここでも、2日間の中でも最強クラスのものすごい強風! そして寒い〜! 湖の湖面を見ると、明らかに船が出船できない位の白波が立っていますよ。  左のほうには港があって、ここから遊覧船が出ているみたいなのですが、どうやら遊覧船は今日は動いていないみたい。  この強風じゃ、大きい遊覧船でも危ないもんね。 目の前には湖によくあるスワン号もありましたが、こんなに向かい風がひどいと、絶対に前に進まないよね。 ということで我々も寒くてしょうがないので、少し湖畔を眺めて車に退避しました。

十和田湖の説明の補足です。 十和田湖には国の地方港湾に指定されている港が2つあります。 奥入瀬渓流入り口の子ノ口港と、十和田湖南岸の中山半島西側付け根にある休屋港です。 多分我々が見た遊覧船が停泊していたのは休屋港なのかもね。 また十和田湖の生物についてですが、こちらの湖は火山火口にできたカルデラ湖であるため、人間が魚の放流を開始する以前に生息していた魚介類はサワガニのみと考えられているそうです。  なので現在生息している魚類の全てが人為放流された物とされています。 現在確認されている魚類はヒメマス、ニジマス、イワナ、サクラマス、コイ、フナ、ウナギ、カジカ、ヨシノボリ、ワカサギなどが生息しているそうです。  


十和田湖の水は不純物が少なく綺麗なんだって


湖畔からの眺めもいいね〜


眺めはとても良いですが、とにかく寒いね


強風で波がバシャバシャです


十和田湖遊覧船の船です


客がいなくてスワンも寂しそうです