麺 饗  松 韻

八郎潟を観光して、一路南下して山形県方面に向かいます。 丁度途中でお昼頃になりましたので、ここで昼食タイムです。 男鹿半島から南下して参りまして、こちら由利本荘市までやってきましたよ。  八郎潟からは車で約1時間30分位です。 地図で見ると大した距離ではなさそうですが、秋田県って縦にも長いので、南下すると思いの他時間がかかりました。 

今日のお昼はラーメンです。 昨日の昼は稲庭うどんを堪能しましたが、やっぱり旅行に来たらラーメンも食したいよね。 今日の店もかなり美味そうなラーメンですよ。  今日のラーメンも「岡」氏チョイスですが、食べログで3.66の高得点店。 休日は待ち行列もできる有名店みたいですよ。 こりゃ楽しみです。  ちなみに管理人のHPにはラーメンコーナーもございまして、管理人が食した各地のラーメンをご紹介しておりますが、秋田県も山形県もこれまで一度もラーメンを食したことがなく、今回が秋田県の初ラーメンとなります。


由利本荘市というのは初めて来ましたが、この周辺は割と賑やかな雰囲気ですね。 会社のビルが建ち並ぶっていうより、商業施設が多く、市民の皆様の台所って感じかね。  地図で見ると最寄りの駅は「羽後本荘」という駅ですが、ちょっと距離が離れているね。 ここらへんも車での移動がメインなのかもしれませんね。

近くに量販店が集まったエリアがありましたので、そこに車を停めて店の前に参ります。 お店の外観は、何か昔懐かしいような出で立ちですよ。 都会にあるラーメン店ではなく、一昔前の居酒屋とか定食屋みたいな感じね。  こういう雰囲気いいですね〜。 間口がとても広くて、ドアは一面ガラスなので、店内が良く見えますよ。 中が見えることで店に入りやすいし、なかなか管理人好みの出で立ちでありました。  


こちらがお店の外観です
混雑していたので店内の写真は撮れませんでした

暖簾をくぐり、中に入りますと、ボタンの少ない券売機がありました。 メニューはとてもシンプルなようです。 お店の外観はちょっと古めかしい感じではありましたが、中に入ると結構綺麗で今風な店内です。  木造りの明るい雰囲気のお店で、席はカウンター席のみのようですね。 席数はL字のカウンター席が8席位と標準的な数です。 厨房は割と広めにとってあり、大将がテキパキと調理を進めておりました。  ただやはり食べログで高得点のお店だけあって、12時近くになると、店内に行列が5〜6人は出来ていましたね。 我々も並んで5分位でようやく着席することができました。 奇跡的に3人並んで座ることができましたので、バッチリ全員のラーメンの撮影もできました。  


〜 中華そば(コッテリ)+煮玉子) 〜



券売機を拝見いたしますと、メニューは主に3種類。 「中華そば(あっさり)」と「中華そば(こってり)」、そして「醤油拉麺」です。 どれも同じようなラーメンですが、どのような違いがあるのでしょうかね。  管理人が知っている他の店では「中華そば」と「支那そば」を出しているところがありまして、その店だと「中華そば」は鶏ガラ出汁、「支那そば」は魚介出汁というように、出汁の違いがありました。

今日は「岡」氏は「中華そば(こってり)+煮卵」をご注文しました。 食べログで見たときに煮卵がトロトロですごく美味そうだったのですよね〜。  今回、管理人も「中華そば(コッテリ)」をご注文したのですが、「コッテリ」の意味は、脂のコッテリというより煮干しがコッテリって感じね。(煮干しだとコッテリって言わないか^^;)  ラーメンを作っているところを見てましたが、コッテリの丼には魚粉と思われる粉を大量に入れておりました。 あと、普通の煮干しを網に入れて、煮干しの出汁も一緒に取って合わせていましたよ。  多分ベースは豚骨出汁なのですが、煮干しの出汁も合わせているんですね。 でもカエシと脂分、煮干しの出汁などが融合すると、あれだけあった魚粉がそんなにきつく感じなくなっているのが不思議です。  


〜 中華そば(コッテリ)+チャーシュー(辛口) 〜



こちらは管理人がご注文した中華そば(コッテリ)にチャーシューを追加したものです。 券売機にはトッピングのチャーシューが2種類ありまして、1つは「辛口」、もう1つが「甘口」でした。  ちょっとどのような違いがあるのかは分かりませんが、今回は「辛口」でご注文しました。 頂いてみると、唐辛子の辛さではなく、醤油味が濃い目についている感じかな。 管理人はこれくらい味が染みていた方が好きですね。  でもそうすると「甘口」はどんな味なのか非常に興味があります。

中華そば(コッテリ)の麺ですが、麺は中麺のストレート、加水少な目で歯ごたえがあるタイプ。 博多ラーメンの麺をそのまま太くしたような感じね。 この麺も小麦の味がダイレクトに伝わるようで、とてもおいしいですね。  何より、スープととてもよく合っておりました。 こちらの麺の量は個人的には少し多めかなと思いましたよ。 でもスープがまいう〜だからスルスル行けちゃう感じ。 この店来れてよかった〜^^  


〜 醤油ラーメン+煮玉子 〜



最後にご紹介するのが「西」氏がご注文した醤油ラーメンです。 なんともゴージャスなことにチャーシュー(辛口)と煮卵をトッピングしております。  到着した丼を見ると、追加したチャーシュー(辛口)は丼に入りきらないからか、別皿で来ていましたね^^ 

こちらの醤油ラーメンは、昔ながらの醤油ラーメンって感じですね。 管理人が食した中華そば(コッテリ)には魚粉なども入っていましたが、醤油ラーメンは純粋に出汁とカエシだけみたいです。  これも「コッテリ」のようなパンチはないかもしれませんが、絶対にまいう〜なスープだと思いますよ。 ちなみに麺は中華そば(コッテリ)とは異なり、少しだけ細い縮れ麺でした。  あと、醤油ラーメンには中華そばには入っていない特殊なチャーシューが乗っていたんですよ。 少し赤みを帯びたレアチャーシューです。 これも美味そうですよね。  でもこれに手を付けずに麺を啜っていたところ、大将から「この赤い肉、硬くなっちゃうから、先に食べて」との指摘がっ! 大将のこだわりがあるようです。  でもこの赤いチャーシュー美味そうだからとっておきたくなっちゃうよねぇ^^;   


こちらが丼に入りきらなかった「チャーシュー(辛口)」肉肉しい感じよね


〜 お 店 情 報 〜
「 麺 饗  松 韻 」