秋田城までは秋田市内の観光でしたが、ここからは車で一気に男鹿半島に向かいます。 男鹿半島の付け根くらいの場所に「寒風山」という山があるんだそうですよ。 こちらからの眺めは非常に絶景なんだとか!
更に山の山頂付近には風穴もあるとのこと! これは行っとかなければいけませんね。 秋田城跡を出発したのは14:50。 そこから一般道を走り寒風山に到着します。 秋田市内から男鹿半島に向かう道は、
日本海側に沿って走る国道で、ここが信号が少ないんですよ。 なので、最初にカーナビに目的地を入れたときの到着予定時刻よりも10分以上早く到着することができました。 それにしても秋田市内から思っていましたが、こっちの人って結構スピードを出すんですよ。
管理人は2車線道路では左側を60km/hで走行していましたが、追い越し車線の車は、バンバン抜かしていきますもんね。 2車線ならいいですが、1車線になると結構あおられちゃう・・・ 横須賀だと制限速度+10km/hを超えるとすぐにお縄になっちゃうので、スピードを出さないのに慣れちゃっていたから、ちょっと怖かったですよ。
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![]() こちらが寒風山の駐車場です 駐車場なんだけど少し幻想的です |
![]() どーですか!この景色!超絶景です 右が日本海です |
実は最初にカーナビに入れたときは、ピンポイントの到着地点が出てこず、おおよその場所しか表示されなかったのです。 車を走らせていると、やがて到着ポイントに・・・ でも全然何もないところで、山の中腹って感じのところでした。
でも寒風山の頂上には回転展望台ってのがあるという情報を事前に得ていたので、それさえ見つかれば行けそうな感じ。 ふと前方を見ると、大分離れたところに展望台のような建物が見えるじゃないですか!
でもここからだと、一度谷を下ってまた山を登るような感じ。 ホントにたどり着けるか分かりませんが、まずは行ってみますか!
しばらく走ると、先ほどの回転展望台らしき建物が近くに見えてきました。 丁度展望台の麓に駐車場がありましたので、ここに車を停めて徒歩で回転展望台に向かうことにしました。 でも展望台に行く前に、この駐車場からの景色が最高に絶景ではないですか! この駐車場からは主に、明日観光する予定の「八郎潟」が良く見えました。 八郎潟の周囲の景色もすごくいい! 右手には日本海が広がっていますし、左手には八郎潟を埋め立てて出来上がった大潟村が見えます。 そして手前には山の法面がよく見えまして、高い木こそありませんが草原が広がっており、非常に良い景色を見ることができました。 |
![]() 駐車場から山頂を見ると回転展望台が見えます あそこまで登るのかぁ・・・ |
駐車場から回転展望台に行くには、距離にして200〜300mはありそうな坂道を上る必要があります。 管理人がこの世で最も苦手とする、長い坂道ですよ。 相変わらず「岡」氏、「西」氏はスイスイ登っていきますが、
管理人は急がず、ゆっくりゆっくり、途中で休憩も入れながらなんとか登頂!! 休憩したついでに後ろを振り返ってみると! おお〜、ここからの景色も最高〜。 先ほどの駐車場からはそんなに標高は上がっていないですが、
角度が変わったからなのか、またちょっと駐車場の景色とは異なって見えますね。
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![]() 山頂で集合写真です〜 |
なんとかようやく山頂までやってきました。 この山頂に回転展望台がありました。 山頂からは展望台には行けませんで、少し下がったお土産屋さんなども併設されている建物地下(?)の受付から入場するようです。
でもまずはこの山頂からの景色を堪能したいと思いますよ。 先程の駐車場や上り道からの景色だと、八郎潟方面の景色だけでしたが、山頂に上りますと、日本海側や火口付近の景色も見ることができます。
丁度夕暮れ前で日が傾いて逆光になってしまいましたが、時折雲が太陽を遮って綺麗な写真を撮ることができました。 火口付近の景色は何か不思議な感じで、草原が波打っているような景色でしたよ。
風がかなり強くて、草が風にたなびいているので、余計に波打って見えたのかもしれませんね。
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![]() 山頂に到着しましたよ〜。石碑があります |
![]() こちらが山頂横にそびえる回転展望台 |
![]() 日本海側の景色ですが太陽が少しいい感じ |
![]() これは昔の火口なんだそうです |
山頂のすぐ隣に回転展望台があるのですが、よく見ると、展望台の周囲がゆっくりと回っていますね〜。 まだ中に入ることはできるのでしょうか。 とりあえず、山頂での景色を見終わった後に、少し降りたところにあるお土産屋さんを覗いてみることにしましたよ。
お土産屋さんの中には「西」氏の大好物のTシャツやお菓子類などが販売されておりました。 そして視線を少しずらすと、なんと回転展望台への入り口&受付があるではありませんか! なるほど〜、ここから入るんだったのか。
今回は「岡」氏と管理人の2名が回転展望台に突入〜。
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![]() 受付でチケットを購入します |
![]() なまはげの展示もありました |
![]() 八郎潟で使用されていた舟でしょうか |
![]() 牡鹿半島は縄文時代から歴史があるそうです |
入場料は550円。 チケットを受け取り、らせん状の階段を登っていきます。 途中2階にあたるフロアーは、なまはげや八郎潟、男鹿半島にまつわる資料館になっておりまして、展望台から景色を見る前の事前学習タイムとなります。
でも、すでに閉館の時刻も迫っていたので、早めに資料館を駆け抜け、展望台のフロアーに参りました。
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![]() 回転展望台の中はこんな感じ 手前は固定部分、青い床部分が回転します |
最上階まで上りますと、そこが回転展望台になっています。 建物の中心部分は回転せずに固定されていますが、周囲の円形の部分がゆっくりと回転しているのが分かります。 一周するのが13分だそうですよ。
窓際には椅子や望遠鏡が設置されており、思い思いの方法で周囲の景色を見学することができます。 今日は長椅子に座って周囲の景色を愛でることにしたと思います。 先ほどの駐車場からは八郎潟方面が見えましたし、山頂からは日本海側が見えました。
そして回転展望台からは、もちろん八郎潟も日本海側も見えますし、更に後ろの景色も見ることができます。 結構標高が高いし、人工物があまりないので、360度、景色が一望できて非常に良い施設だなと思いました。
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![]() 先に見えるのは日本海ですよ 海岸線がよく見えます |
![]() こちらは八郎潟方面の景色 右の奥のほうが秋田市方面 |
![]() 沈む夕日と山の感じが非常に綺麗です 今日一番の写真かもしれません |
大分時間が経ってしまったので、そろそろ下におりますか! ここは回転展望台だけでなく、駐車場の脇になにやら記念碑のようなものも建っていましたし、少し離れたところには風穴もあるそうなんですよ。 暗くなる前にいっちゃわないとね^^
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![]() 帰りは下りなので楽々です あらためて見ても景色いいよね〜 |
![]() こちらが誓の御柱です |
山頂や展望台での景色を堪能しましたので、今度は駐車場のほとりにありました塔のようなもののほうに行ってみましょうか。 駐車場から徒歩1〜2分でその塔にたどり着きます。
こちらの塔は「誓の御柱」というそうです。 この寒風山は景色だけでなく、石材の産地としても有名なんだそうですよ。 ここで採れる石は通称「寒風石」、別名「男鹿石」と呼ばれるんだそうです。
この誓の御柱はこの寒風石で作られているんだそうです。
ではなぜ、この塔を「誓の御柱」と呼ぶのでしょう。 それは「五箇条の御誓文」が塔の柱の部分の1面1面に1条づつ刻まれているからなんだそうです。 この「五箇条の御誓文」は明治維新の頃に、新政府がこれからの日本を海外からも認められる良い国にしていくために決めた5つの基本方針のことです。 この塔が建設されたのは昭和5年とのことです。 相当歴史のある塔なんですね。 |
ちなみにホントはこの後に、「風穴」を見に行こうとしていたのですが、先ほどの回転展望台の受付の方に伺ったところ、この駐車場からほど近いとのこと。。。 でもいう通りに歩いてみたのですが、全然見つからな〜い!
歩いてもそれらしいものがないので、車でいってみることにしましたが、それでもそれらしいポイントを見つけることができませんでした。 あの風穴は一体どこにあったのでしょうか・・・ 次回までの宿題!
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