寛 文 五 年 堂 秋 田 店

レンタカーも無事に借りることができましたので、早速秋田の旅に出発したいと思います。 一番最初にご来店するのは「寛文五年堂 秋田店」さんです。 こちらのお店は秋田駅からほど近く、かつレンタカー屋さんからも車で10分もかからないところにありますよ。  この次に観光する久保田城もこの近くだったので、うどん屋さんと久保田城とどちらにも行けそうなコインパーキングに車を停めて参りました。 現在の時刻は12:00。 丁度お昼の時間ですね。  こちらの「寛文五年堂」さんは、稲庭うどんの専門店です。 「稲庭うどん」と言いますと、日本三大うどんの一つに数えられています。 そう! 管理人の大好物な「日本三大○○」ですよ!  今回稲庭うどんを食することで、日本三大うどんは全部制覇することになります。 ちなみに「日本三大うどん」というのは香川県の讃岐うどんと、群馬県の水沢うどん、そして今回の稲庭うどんがそうなのですが、讃岐うどんと水沢うどんは三大で確定なんだそうですが、 あとの1枠は、五島うどん(長崎県)、氷見うどん(富山県)、きしめん(愛知県)が入ることもあるみたい。 まだ五島うどんとか氷見うどんって食べたことないなぁ。。。 結構日本三大○○って明確な定義がないものも多いんですよね^^; 

さて、こちらの「寛文五年堂」さんですが、とても格式の高いお店の出で立ちですね。 多分出来てまだ間もないのかもしれません。 お店の外観は現代風なのですが、その中にも木をうまく使用して和の雰囲気を醸し出しています。  店舗の場所が秋田駅から徒歩10分位で周囲は結構都会です。 おそらくこの周辺は秋田駅周辺でも賑やかなエリアなのではないしょうか。 ドアをくぐりまして店内に入ると、中もとても明るい雰囲気で、テーブル席、小上がりのテーブルなどもあります。  メニューのほうは、うどんがメインではありますが、別のページを見ると「稲庭そーめん」ってのもありました。 まぁ多分うどんをもっと細くしたらそうめんになりそうだから、これもアリなんだね^^;  また管理人は知らなかったのですが、こちらのお店では、稲庭うどんは、乾麺と生麺の2種類があるんだそうですよ。 2種類を食べ比べできるメニューもありますし、どちらか一方を頂くこともできます。  食べ方はざるそばのように冷たいつけ汁につけて頂くメニューが多かったですが、中には温かいうどんもあります。 サイドメニューとして、比内地鶏の串焼きや比内地鶏のモツ煮込み、ハタハタ寿司、がっこ盛り合わせ、きりたんぽ鍋など、 中にはあまり聞いたことのないようなメニューもありました。 さてさて今日は何を頂こうかな〜。 初稲庭うどん! 非常に楽しみです。


駐車場に車を停めて、徒歩5分位でお店に到着しました。 店名がとても歴史がありそうだったので、一戸建てのようなお店を想像していましたが、近代的な商業施設のような建物の1階に入っておりました。  こちらは「エリアなかいち」という施設で、この建物には「秋田県立美術館」「にぎわい交流館」、飲食店が入った「@4の3」からなっています。 今回ご来店しました「寛文五年堂」さんは、このうち「@4の3」の一角にありました。 

施設自体が新しい感じで、お店もとても綺麗で新しいようですね。 お店の中に入りますと、右手に大きな部屋があり、カウンター席やテーブル席が並びます。 また左手には小上がりの個室がありまして、我々はここに着席しました。  駐車場からここまであまり人気がなかった(秋田駅周辺もそうだったけど・・・)のですが、お店の中は満席寸前で賑わっておりました。 外国人も多かったように思いますが、ここらへんの観光客はアジア系ではなく白人の方が多かったような気がしました。  


お店の外観はこんな感じです。とても綺麗です


店内も清潔感があってとても綺麗でした


こちらがメニュー表です。 先ほどご紹介した乾麺、生麺の食べ比べや、食べ比べセットに天ぷらや串焼きを追加したセットもありました。 メニューとしてはシンプルなのですが、これだけバリエーションがあるとちょっと迷っちゃいますよね。   


こちらがメニューです。


今日は管理人は「生麺と乾麺の味比べの天麩羅セット」をご注文いたしました。 やっぱり乾麺と生麺と2種類あるって聞くと、ど〜しても両方食べたくなっちゃうよね。 お店のホームページを拝見しますと、「正統の乾麺」「匠の生麺」と書かれていましたよ。  きっと乾麺が一般的な稲庭うどんなんだと思いますね。 そしてつけ汁も2種類ついていました。 1つは蕎麦などでも頂くような醤油ベースの甘辛つけ汁。 そしてもう一つがゴマ風味のつけ汁でした。 どちらの汁もすごくまいう〜で甲乙つけがたいですが、個人的にはやっぱり僅差ではありますが醤油ベースのほうが好みかな〜。 

それではまずは乾麺を頂いてみましょうか。。。 うん、やっぱり乾麺だからなのか、麺のコシがありますね。 うどんにもアルデンテってあるのでしょうか・・・ 麺は一般的なうどんの麺より大分細めで平打ちタイプ。  麺の直径は3〜4mmってところでしょうか。 これは間違いない美味さですね! そして一方の生麺ですが、こちらはコシというよりモチモチ感があるんですよ。 スパゲテーでも乾麺と生麺を食べ比べたことがありますが、スパゲテーと同じような違いかもしれません。  いや〜これはやっぱり食べてみないと分からないもんですよね。 食べ比べ、大正解でした。

天麩羅のほうですが、さくっと揚げてあってこちらもまいう〜だね〜。 やっぱりそばとかうどんには天ぷらが一番合うのではないでしょうか。 今回の具材は、エビ×2、シイタメ、ナス、大葉でした。  天麩羅の定番具材ですが、やっぱりうどんと合わせて頂くと美味さ倍増ですね。 他のメニューでは「串焼き」とか「味噌たんぽ」、「ミニきりたんぽ鍋」をセットにしたものもありましたが、これも興味深い・・・  今回は「岡」氏や「西」氏がこれらをご注文しましたよ。 せっかく秋田に来たんだから、管理人もきりたんぽ鍋とか味噌たんぽにすればよかったかね^^;  


食べ比べの天麩羅セット


こちらは「岡」氏がご注文した食べ比べセットに焼き鳥が付いたセットです。 このおかずの量が絶妙で、うどんだけだとちょっと物足りない感じなんですが、串焼きとか天麩羅とか味噌たんぽなど、それぞれ1品づつおかずを付けたので丁度良い量になりましたよ。  「岡」氏がご注文した焼き鳥は、きっと比内地鶏を使用した焼き鳥のような気がしますね。 塩の味付けで2本入っていました。 多分鶏の部位も1本1本違ったのではないかと思いますよ。 これも美味そうですね〜。  


食べ比べの串焼きセット


こちらが「西」氏がご注文した「食べ比べの味噌たんぽセット」です。 基本的に、食べ比べの部分は同じで、おかずがそれぞれ異なるようになっていますね。 こちらのおかずは「味噌たんぽ」だそうでうよ。  「きりたんぽ」ってのはよく聞きますが、「味噌たんぽ」ってのは初めて聞きました。 ちなみに「きりたんぽ」というのは秋田県の郷土料理で、すりつぶしたうるち米のご飯を杉の棒に巻いて焼いたものだそうです。  「きりたんぽ」は鍋に入れて頂くのはよく見聞きしますが、今回の「味噌たんぽ」は、このきりたんぽに味噌味のタレを付けて頂くものみたいですね。 これもすごく美味そう。  


食べ比べの味噌たんぽセット


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「 寛 文 五 年 堂 」