出  雲  大  社

宍道湖を出発して約45分一般道をひた走り出雲大社に到着しました〜。 恐らく管理人が出雲大社に来るのは35年ぶり位でしょうか。 もう近くに来ても全く見覚えありません! とても新鮮です!  出雲大社の近くまで来て駐車場を探したところ、お土産屋のおじさんが手招きをしておりました。 また自分のところに停めさせてお土産を買わせようとする魂胆に違いありません! なのでここは し〜む〜と〜しか〜(無視しかと)です。 入口の鳥居から車で1分少々のところに無料の駐車場がありましたよ。 やっぱり手招きにのってはダメですね〜。 今回停めた駐車場から出雲大社の本殿に直接向かうこともできるのですが、 参道の途中から行くことになってしまうんですよ。。。 やっぱり「出雲大社」って書いてある石柱から中に入りたいですよね〜。 なので、一旦石柱と鳥居があるスタート地点まで戻って本殿を目指しました。 

周囲を見渡しますと、若いご婦人が多いような気がしますね。 しかも女性2人組をよく見たような気がしますよ。 やはり出雲大社は縁結びでも有名ですからね〜。 きっと良縁を祈願してお参りにくるのでしょう。  って国分寺連合の未婚組もちゃんとお参りしなさい〜〜〜〜^^




古代より杵築大社(きずきたいしゃ、きずきのおおやしろ)と呼ばれていたが、1871年(明治4年)に出雲大社と改称した。 正式名称は出雲大社サイトには「いづもおおやしろ」、出雲大社東京分祠サイトには 「いずもおおやしろ」とある(前者は新旧仮名遣いが混在、後者は新仮名遣い)。 一般的には「いづもたいしゃ」と読まれ、複数の辞書・事典でも読みがなは「いずもたいしゃ」となっている。

二拝四拍手一拝の作法で拝礼する。 明治維新に伴う近代社格制度下において唯一「大社」を名乗る神社であった。 創建以来、天照大神の子の天穂日命を祖とする出雲国造家が祭祀を担ってきた。 by wikipedia



駐車場から参道を逆方向に進み、「勢溜の大鳥居」にやってきました。 この場所から奥にある本殿までが出雲大社境内になるようです。 御本殿までの道のりはかなり長く、その間にはいくつもの社があったり、池があったり、 オブジェがあったりと見る者を飽きさせません。 それでは参道を通って中に進んでいきたいと思います。 


勢溜の大鳥居


こちらが参道です。 「勢溜の大鳥居」をくぐった後は、左の写真のように道幅の広い参道(下り参道)を歩きますが、途中から真ん中が松並木(松の参道)になりまして、人が歩くのはその松並木の両側に変わります(右写真)。  松の手入れが行き届いており非常に綺麗な並木道を形成しています。 



参道の脇を歩いて入るといきなり社を発見!! 伊勢神宮にお参りしたときもそうでしたが、参道を歩いて入るとこのような社がいくつもあるんですよね〜。 でもどの社も似たような造りをしているので、 後で「これはなんだっけ!?」となることが多いです。

でも今回はちゃんと覚えておりました。 こちらは「祓社」、「はらいのやしろ」と読みます。 祓戸大神(祓をつかさどる神)を祀ります。 参拝者が前もって心身を祓い清める社です。


祓  社


祓社を過ぎますと、そこには「浄の池」があります。 これは「きよめのいけ」と読むんだそうです。  「浄」とは綺麗で汚れや濁りがなく美しく透明と言った意味合いがあります。 大いなる出雲の神々の神徳が濃く降り注だ池ということでこう称されるとのこと。  尚、この浄の池は地元・出雲では上から見た形から「ひょうたん池」とも呼称されているんだそうです。



「浄の池」も過ぎますと、出雲大社の中心的なエリアに入っていきますが、その直前に「むすびの御神像」なるものが現れます。 右側の銅像が出雲大社の主祭神の「大国主大神」です。  左側の丸い球は「幸魂(さきみたま)」・「奇魂(くしみたま)」といった「魂」を表しているそうで、その「魂」を頂く時の場面を表現しているですって。 大国主神がまだ修行中で神になっていない頃、 この「幸魂・奇魂」と出会い、色々なことを経験することで神として尊敬される知識や教養を身につけたとのこと。 そしてやがて「むすびの大神」となっていくのだそうです。




さ〜ついに拝殿にやってきましたよ〜。 大きな「しめ縄」が特徴ですね。 でも出雲大社で有名な大しめ縄は、この拝殿のしめ縄ではありません。 もっと大きな「大しめ縄」が神楽殿のほうにあります。  ちなみにこの拝殿のしめ縄は長さ6.5m、重さ1tもあるんだそうですよ。 これでも相当大きいのに神楽殿のしめ縄ももっと大きいってすごいですよね〜。 またここ出雲大社では礼拝の仕方が普通の神社と異なります。 一般的な神社では「二拝、二拍手、一拝」で拝礼しますが、出雲大社では「二拝、四拍手、一拝」と拍手の数が異なります。 ご注意ください。

室町時代の1519年に尼子経久が造営。 名工の坪井大隅守が華・青龍・松竹梅など豪華絢爛で高く評価したが、1953年5月27日午前1時ごろ本殿が72年ぶりの正遷宮奉祝期間中に鑽火殿(さんかでん)から出火、 拝殿まで及び姿は消えてしまった。 日本全国の崇敬者から寄付金1億円を集め、復興事業として高松宮宣仁親王を総裁として1959年に完成した。 by wikipedia




先程の拝殿の更に奥に御本殿があります。 この御本殿の出で立ちは、普通の神社では見ることができませんね〜。 特に屋根の上の方に×の字に組んである木の形など、なんだか八百万の神々の雰囲気が出ていますよ。  この御本殿の周りをグルリと廻れるようになっていましたので、色々な角度から御本殿を激写しました。






御本殿をグルリと廻っていると、周囲に社がいくつも並んでおりました。 いつくかご紹介したいと思います。


「氏社(うじのやしろ)」
本当は2つあるみたい。北側が出雲国造家祖神の天穂日命、
南側が17代の祖で出雲氏初代の宮向宿彌を祀る。


「十九社(じゅうくしゃ)
東西に2つあります。
八百萬神(やおよろずのかみ)を祀る。


それでは「大しめ縄」があります、神楽殿に行ってみましょう〜。 実は大国主大神を祀っているのは拝殿だけでなく、ここ神楽殿にも祀ってあるんです。 このためこちらにも大しめ縄があるんですね〜。  前述の通り拝殿のしめ縄が長さ6.5m、重さ1tなのに対して、神楽殿の大しめ縄は長さ13m、重さ5tなんですって! 重さは5倍もあるんですね〜

このしめ縄は、人間界と神様の領域を隔てる決壊の役割をしているんだそうです。 しめ縄を置くことで、その先の神の領域に邪気が入り込まないようにしているんだそうです。  その由来は、天照大神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸に隠れてしまったという有名な事件が起きた際に、再び天岩戸に入らないようにしめ縄で入り口を塞いだんだそうな。  この古くからの習わしが今にも続いているということなんですね〜。

この神楽殿では結婚式もできるみたいですよ。 丁度我々が神楽殿を訪れた際に、新郎新婦が記念撮影をしておりました。 こんなところで結婚式ができるんなんてすごいですね〜。






この神楽殿の奥にはまだ何かあるみたい。。。 出雲大社は非常に広いです。 境内の案内図を見ると、「鎮守社」ってのがあるみたい。 軽く歩いて入ってみますか! でも歩けど歩けど、それらしいものが 見つからない・・・ さすがにちょっと行きすぎな〜と踵を返したら。。。 なんだか建物がなかったから分かりませんでしたが、これっぽいかな!? でも後で色々調べてみたら違ったみたい・・・残念!  じゃぁこれなんだったんだろう。

鎮守社はパワースポッツだということで、これを探して道を歩いて入ると、丁度ここの場所で「頭」氏が手を引っ張られたような気がしたんですって! やっぱり何かパワーが働いたのかな!?




〜 お 土 産 & 一 休 み 〜

いや〜出雲大社はすばらしいかったですね〜。 惜しかったのは途中で雨が本降りになってきたこと・・・ 最初のうちは降ったり止んだりの天気でしたが、最後のほうはもう本降りですよ。。。 さすがの大国主神も 雨を止めることはできなかたようです^^; そりゃ〜「西」氏と「増」氏の雨神がいますからね〜。

出雲大社の観光を終え、「勢溜の大鳥居」に戻ってきました。 本当は遠くに見える白い鳥居のほうまで行ってみたかったのですが、時間もないし、「増」氏の足は終わりかかっているし。。。 今日はこの辺で勘弁してやることにしました。  最後に「勢溜の大鳥居」の前にお土産屋さん街がありましたので、ここでお土産物色と思い思いのデザートを購入していくことにしました。


鳥居前のお土産屋さん街です。
奥の方まで小さな店舗が連なっています。


こちらは「頭」氏がご購入した
「塩ソフトクリーム」です。


ここではスターバックスもシックな出で立ちに
なっていました。




「岡」氏「西」氏「増」氏の3人は
スターバックスでコーヒー&フラペチーノをご購入〜
フラペチーノは「岡」氏に教えてもらった
ハロウィンバージョンです。