兼  六  園

今日は旅行最終日。 昨日は近江町市場や金沢城公園を廻りましたので、今日は残りの兼六園、武家屋敷、東茶屋街などを廻りたいと思います。 今日は帰りの飛行機が18時台ですので、17時頃に金沢を出発すれば余裕で間に合いそうです。  金沢の観光地は大体が17:00で閉園になりますので、丁度良いスケジュールかもしれませんね〜。

さて今日はホテルを出たのが少し遅め。 旅行3日目ともなると、結構疲れが溜まってきているんでしょうか。 当初は8時頃から行動開始しようと思ったのですが、今日は8:30過ぎにチェックアウトしました。 そして車に乗り込み、 昨日も駐車した「石川県立兼六園駐車場」へ。 いやいや日本3大庭園の一つ「兼六園」どのような庭園なのか非常に楽しみです。


兼六園は17世紀中期、加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園であり、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つに数えられている。  兼六園の名は、松平定信が『洛陽名園記』を引用して、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名した。 春夏秋冬それぞれに趣が深く、季節ごとに様々な表情を見せるが、 特に雪に備えて行われる雪吊は冬の風物詩となっている。 県内でも随一の桜・梅・紅葉の名所でもあり、日本さくら名所100選にも選ばれている。  金沢市の中心部に位置し、周辺には成巽閣、石川県立美術館、金沢21世紀美術館、石川県政記念しいのき迎賓館などの観光地があり、道路(百間堀通り)を隔てて橋一本で金沢城公園とも繋がっている。 





こちらが兼六園の桂坂口です。 昨日行った金沢城公園の石川門の目と鼻の先です。 兼六園には他にも出入り口がありますが、恐らくこの桂坂口が一番メジャーなのではないでしょうか。 多分ほとんどの観光客が金沢城公園と兼六園を 続けて観光するんだと思うんですよね。 昨日は我々は時間切れで兼六園を見損ねちゃいましたが^^; ではでは早速兼六園に入ってみたいと思います。


恐らく兼六園で一番有名な場所は、桂坂口から入ってすぐのところにある霞ヶ池と唐崎松ではないでしょうか。 写真を見ていただくと円錐状になった雪吊が「どこかで見たことある」って思うかもしれません。



霞ヶ池は園内で最も大きな池。 面積は約5800平方メートル、深さは最も深いところで1.5mあります。 栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝がこの霞ヶ池の周辺に配され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるよう配慮されています。

唐崎松は13代藩主・斉泰(なりやす)が近江八景の一つ、琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松。 兼六園のなかで最も枝ぶりの見事な木です。 雪の重みによる枝折れを防ぐため、冬にほどこされる雪吊りは兼六園ならではの風物詩。 他の庭園では見られない、趣深い風情を紡ぎだします。 松の上から吊られている紐は何かと思ってましたが、これは雪害を防ぐものだったのですね〜。





園内では紅葉が見頃です。 奥能登でもそうでしたが、モミジやその他の木々が紅葉していました。 庭園の木々の下にはコケが絨毯のように群生しており非常に綺麗です。 このコケの絨毯の上に紅葉した葉が落ちているのは非常に 風情があると思いますね〜。 いや〜今回一番の紅葉でした。




園内は桜や梅、モミジなど様々の種類の木々が立ち並び、その間を遊歩道が通っている構造になっていました。 なので花が咲いていないときは、どこを通っても実はあまり変わりない風景で、普通の公園みたいです^^;(管理人はホントに情緒ないです>_<)  でも所々に、灯篭のようなものがあったり、噴水、お茶室、石橋などがあり、色々な顔を持っている庭園だな〜と思いました。 以前観光した岡山と後楽園とはまた違った良さがあると思いました。





ここは山崎山。カエデ、トチノキなど落葉広葉樹林が多く植えられており、秋になると赤や黄に美しく色づくので「紅葉山」とも呼ばれます。

山麓の岩間から流れ出る水は、約570mの曲水となって霞ヶ池に注いでいます。

山崎山の中腹には白川御影石でつくられた五重の塔(御室の塔)がありました。

こちらは明治紀念之標です。中央に日本武尊像を、左に石川県戦士尽忠碑があります。西南戦争で戦死した郷土軍人の霊を慰めるものです。銅像の身長は5.5m、明治13年(1880)日本で最初に建てられた銅像といわれている。両脇に植えられた赤松は「手向松(たむけまつ)」と呼ばれ、当時、京都の東西両本願寺の門跡から移されたものです。

11枚の赤戸室石を使用し、雁が夕空に列をなして飛んでいく様をかたどった「雁行橋」。石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから「亀甲橋」とも言われ、この橋を渡ると長生きするとされてきました。

庭園の中を小川が流れています。きっとこの水も霞ヶ池から流れ込んでいるのでしょうね〜。

この噴水は池の水面との高低差による自然の水圧であがっています。水の高さは霞ヶ池の水位の変化によって変わります。藩政末期、金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作されたものと伝えられており、日本で最古の噴水であると言われています。


そして〜! 最後はやっぱりソフトクリームです。 金沢と言ったら金箔も有名ですよね〜。 ここではソフトクリームの置物も金色をしていました^^ 色々な店で金箔ソフトクリームを売っていましたが、適当な店に行ったら、またまたスジャータでした>_<  今回の旅行はちょっと注意力が欠落しておりますね! 他にももっと店があったのにぃ。。。 気を取り直して、今回は「金箔銀箔ソフトクリーム」をご注文〜。 お値段は1,000円ですよ! 超高級スジャータになってしまいました^^;  金箔銀箔のお味は・・・ 確かに金属を食している感覚ですね。。。 なんだかアルミホイルを一緒に食している感じとでもいいましょうか・・・ まぁ話題性だけで味を追求するなら、ノーマルなソフトクリームがまいう〜でしたね^^;


初めてみました。 金色のソフトクリーム置物・・・


金箔銀箔ソフトクリーム


お嫁さんはシックにお抹茶です^^