巌 門 洞 窟

輪島の朝市を見学し、輪島市を後にしました。 ここからは金沢市に向かって能登半島を南下していきます。 南下の途中に何か所か観光地がありましたので、少しづつ寄り道しながら金沢市に向かうことにしました。  最初にやってきたのは「巌門洞窟」という場所。 輪島を出発する際に自動車のナビゲーションに巌門洞窟を入力すると1時間半位と出ましたが、能登の道は信号がなく、渋滞も一切なし! 国道249号線をひたすら走っていくと、 到着予想時刻がみるみる縮まっていきます。 結局30分も短縮して1時間で着いちゃいました^^;

この巌門洞窟ではただ洞窟を見るだけでなく、遊覧船があるんですよね〜。 我々の大きな目的は遊覧船に乗って海から能登半島を見るってことだったんです。 でも現地に到着すると「強風のため運行中止」の文字が。。。  まじですか〜! 釣りでも出船中止はよくありますが、観光船も出船中止ですか〜〜〜! もう大ショックです>_< しょうがないので、徒歩で巌門付近を散策することにしました。 巌門洞窟の周囲は遊歩道が整備してあり、 海岸の目の前まで行くことができます。 遊覧船は残念でしたが、巌門の景色を満喫したいと思います。






「巌門」は、能登半島国定公園に指定されている「能登金剛」の一部である天然の洞窟。 日本海の荒波によってぽっかりと空いた洞窟は、幅6メートル、高さ15メートル、奥行き60メートルにも及ぶ大規模なもの。  岩盤に空いた穴からは、荒々しい日本海が広がっています。 また、松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台としても全国的に知られ、同名映画のロケ地として記念碑が立てられています。 by のとつづり

そうえいば、所々に「ゼロの焦点」って石碑があったり歌碑があったりしましたよ! お嫁さんとこれ誰の作品だったっけ〜と、ず〜っと考えていましたが、全然思い出せなかったんですよ。 そうそう松本清張でした! 


ご覧のような遊歩道がちゃんと整備されていますので、とても歩きやすいです。 でもアップダウンが多すぎ〜。 一応管理人は朝から足が終わっているにも関わらず行けるところは全部行ったのですが、お嫁さんは急な坂はパスしておりました^^  確かにその選択もありかと。。。 それだけ急な坂や階段が多かったです。 





遊歩道を歩いていくと、展望台のような広がりに出ました。 ここから巌門を上から見下ろすことができるようです。 横の方には「鷹の巣岩」という岩がそびえたっていました。 高さは27mもあるそうで、昔は鷹の巣があったそうです。  昨日から能登の大自然を見てきましたが、ここはスケールが一番大きいような気がしますね。





展望台から洞窟方面に下っていくと、巌門洞窟の看板がありました! ここをくぐっていくんですね〜。 結構トンネルは頭上が低く、頭を痛打してしまいそうなほどです。 こここそヘルメットが必要なのではないでしょうか^^;  でもなんだかこういう岩のトンネルをくぐるのってワクワクしちゃいますよね。 







トンネルを抜けると、広い洞窟に出てきました。 なんだかすごい景色ですよ。 でもこれが巌門ではないみたい。 

洞窟を抜けるとご覧のような景色が広がっていました。 もう目の前に海がありますよ。 そして今日も波が荒々しい! 確かにこれじゃぁ遊覧船も出れないよね>_< でもここからの景色は絶景ですよ。  先程展望台から見た、鷹の巣岩も見えました。 そして右の方に目をやると、「巌門」が見えました。 このような門のような造形になるとは自然とは不思議なものですね。

足元まで海水が来てますよ

鷹の巣岩です


こちらが「巌門」です


巌門を斜めから激写!


巌門を見学した後は、またまた急な階段を上ります。 もう足が終わりかけたときに、目の前に「不動滝」が姿を現しました。 大きさはそんなに大きくないですが、何故か管理人は滝を見ると癒されちゃうんですよね〜。  この水の流れなんか見てるとホントに終わってた足のことなんて忘れてしまいますよ。 

この不動滝は古くから修験者の行場として知られており、町指定名勝となっているそうです。 毎年、7月5日に滝開き行事が行われ、滝壺法要と水行を行う僧侶を見学に、近隣から多くの観光客が訪れるんだそうです。


なんとか不動滝のおかげで足が終わりつつも上の方までやってくると、さらなる救世主がっ! そう! ソフトクリームです! しかも「能登で一番おいしい」って書いてあります。 こういうの一番怪しい^^;  でも厨房を見てスジャータでないことを確認したので、あえて乗ってやることにしました。 もう今日は気温も高いので喉がカラッカラですよ^^

こちらのソフトクリームは、少しクリーミーさが少なくソフトクリームというより、ジェラートに近い感じでした。 でも喉が渇いていたのでうまうまでしたよ。 でも多分能登で一番ではないです^^;  そしてソフトの巻き方は能登で一番下手です>_<



ソフトクリーム屋さんからは道が2手に分かれておりました。 一方は海岸のほうに、もう一方は駐車場方面みたい。 とりあえず海岸方面に歩いていくと、どうやらここが遊覧船の船着き場になっているみたいですね。  あ〜〜〜、確かに船着き場がこの状態では船は出られないですよ。 だって岸壁にも波が押し寄せていますし、海を見たら波の花が出来ていましたよ。 




船着き場から元来た道を戻り、今度は「幸せのがんもん橋」というところにやってきました。 吊り橋ではなくちゃんとしたコンクリートの橋です。 ここからの眺めもよかったな〜。 この橋を渡りきったところにも展望台があって海岸を眺めることができました。 




橋から真下を激写! だから高い所は苦手だって


このショットは巌門でのベストショットかも


日本海が広がりますよ〜


岬の下の方に4つの洞窟が。。。なんでしょう