横 須 賀 美 術 館(荒井良二展)


本日は丁度1年ぶりに横須賀美術館にやって参りました。 前回のご来店を見ますと、ホントに丁度1年前の8月14日でしたよ。 前回は鎌倉殿の13人の関係で、運慶の仏像をメインテーマにした展示会が開催されておりました。  今回は・・・実は無料のチケットを頂いたので、それでご来店した次第。 実は現在の管理人の職場は自治体の教育委員会と連携して業務を行うことも多く、そのツテもあって横須賀美術館の無料チケットを入手していたのでありました。  前回ご来店の際は、美術館に併設されているレストランで海を眺めながら昼飯でもって思っておりましたが、今日もそれはもう大変な暑さでしたので、とてもじゃないけど外で食事なんてしてたら、食っている最中に熱中症になっちまいます。  ということで、今日はお食事は別にして、展覧会のみご来店することにしました。

今日は一番メインと思われるのが、絵本作家にして音楽家でもあるという荒井良二さんの展示会、そして所蔵品展として若林奮さんの展示会、最後に常設展と思われる谷内六郎館にも参りました。 前回のときは有料のチケットを購入したのですが、 そのチケットだと、谷内六郎館には入れなかったんですよね。 でも今回頂いたチケットだと、全部見学できるみたい。 ラッキ〜。 でも管理人は仏像とかは興味あるんですが、絵画はちょっと・・・ もしかしたらあっという間に見終わってしまうかもしれません^^;


〜 横 須 賀 美 術 館 〜

一年ぶりにご来店しましたよ。 やっぱりここからの景色はいいね〜。 特に最近全然釣りに行けないので、海の景色も会社からの景色ばかり。。。 会社からの景色だとちょっとブルーだよね^^;  今日もとても良い天気で、青い海、白い雲、まさに夏の景色って感じですね。 風も台風が近づいている割には、そよ風程度ですね。 美術館には観光バスも入ってきており、結構繁盛しているようですよ。  最初はここに美術館を建てるのに反対運動などもあったと聞きますが、お客さん入っていて良かったです。 まぁ平日は閑古鳥だとは思いますけどね。。。 こういう箱物って結局維持費が高いし、税金でまかなうからそれで反対されちゃうんですよね。 横須賀市も住民が減ってて大変だしね>_<


緑の芝生の奥にガラス張りの綺麗な建てものがあります。

今日は美術館の屋上にも行ってみましたよ。 前回のご来店の際は、ホントに運慶展だけ見て、後はお土産屋をブラリしただけで帰宅してしまいましたからね〜。 今日は美術館の全部のフロアーを探検することができました。 

すごくオシャレなエレベータで建物の3F部分い行きます。 3F部分は屋上になっていまして、屋上が結構広い広場になっていました。 広場から海側は非常に景色が良いですね〜。 また海の反対側は、丁度美術館の3Fと山が同じ高さになっていて、山の一部が公園になっていました。  こんなところがあるんなんて全然知りませんでしたね。 でもあまりの暑さに屋上に出ているのは我々だけでした^^;


観光地によくある「恋人の聖地」があった。。。


屋上から海側はすばらしい景色です


山側はこんな景色、空間が独特です


山側から海側を引きで撮影!


〜 荒 川 良 二 展 〜

まずは今日の一番お勧め展示会に参りますよ。 こちらは荒川良二さんの展示会です。 こういう展示会って写真撮影が禁止のことがほとんどだと思うのですが、このブースは撮影OK! 他のお客さんもバシバシ撮っておりました。 

さて荒井良二さんですが、一体どんな方なんでしょうか。 美術館のホームページに説明がありましたので引用させて頂きたいと思います。 「2005年に児童文学のノーベル賞と称されるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人として 初めて受賞し、「斬新、大胆、気まぐれ、全く独自の発光力を持つ画家」と世界的な評価を受けた荒井 良二さん(1956〜)は、絵本作家であり、同時に、イラストレーション、絵画、音楽、舞台美術と、幅 広く活動を展開するアーティストです。」

実際に絵本なども販売されておりまして、その絵本のオリジナルの原画のようなものが数多展示されていました。 すごく不思議な感じで、想像力が極端に乏しい管理人には、一体これは何の絵なのかが理解が深まりませんでしたが、お嫁さんは結構真剣に見ておりましたよ。














〜 若 林 奮 展 〜

荒井良二さんの展示会を拝見しまして、次は若林奮さんの展示室に参ります。 こちらは残念ながら撮影は禁止ということでしたので写真はありませんが、こちらも残念ながらこちらも難しすぎて、先ほどの荒井良二さんよりも更に理解を深めることができませんでした。  でもきっとすごい方なんだと思います。 芸術って難しいぃ>_<

こちらも美術館のホームページに説明が掲載されていましたので、引用させて頂きたいと思います。 「今年は横須賀美術館前庭の屋外彫刻《Valleys(2nd Stage)》(1989年制作/2006年設置)の作者、若林奮(1936〜2003)の没後20年にあたります。  1960年代後半に鉄の彫刻作品によって若くして頭角をあらわした若林は、2度のヴェネチア・ビエンナーレへの出品や国内外の美術館での展覧会をとおして戦後日本を代表する彫刻家として高い評価を受けました。  2003年に横須賀市に寄贈された《Valleys》が美術館前庭に設置されたのは作者没後の2006年のことです。 遺志を継いだご遺族と関係者の協力のもと設置された作品は、開館から15年を経て繁茂する木々に囲まれ自然と一体化しつつ、ますます存在感を強めています。  展示室4、5ではValleys関連ドローイングをとおして若林奮の彫刻観をご覧いただき、展示室6、7では2003年制作のドローイングと小彫刻を展示し残り少ない日々の中で制作を続けた彫刻家の姿をご紹介します。  展示室8「朝井閑右衛門室」では、1952年に蔵前仮設国技館での大相撲を描いた「朝井閑右衛門の相撲絵」を展示します。


〜 谷 内 六 郎 館 〜

こちらは最後に訪れた谷内六郎館です。 こちらは常設展となっているようでして、前回ももしかしたらあったのかもしれません。 こちらの谷内六郎さんは、管理人でも知っている、週刊新潮の表紙の絵を書いていた方なんですよ。  週刊誌も色々ありますが、週刊新潮の表紙絵は誰でも知っていますもんね。 しかも先程の荒井良二さんや若林奮さんよりも、管理人にはわかりやすい! 週刊新潮では1300点の絵を書いていたそうですが、そのうちの30〜40の絵が展示されていました。  一つ一つ、よ〜く見てみると、結構奥深いような感じがしますよ。 、こちらも撮影可能とのことでしたので、管理人がビビビっときた絵画をご紹介します。 そうそう、先程展示会を見学した荒井良二さんが、谷内六郎さんの絵画一つ一つにコメントを書いて、貼っておりました。  こういうのも面白いですね〜

そして例のごとく、美術館の説明書きがありましたので引用させていただきます。 やっぱり美術館の説明読んだほうが分かりやすいもんね^^ 「谷内六郎(1921-81)は家族と共にたびたび横須賀を訪れ、1975年には観音崎公園にほど近い場所にアトリエを構えました。  そうした縁から、1998年に遺族から『週刊新潮』の表紙原画約1300点をはじめとする膨大な数の作品や関連資料が寄贈されました。 当館では年4回開催するテーマ展示を通じ、谷内六郎の作品をさまざまな視点から紹介しています。」