特  撮
特撮!20th アニバーサリー・リベンジャーズ Blue-ray & DVD 発売記念ライブ!


約半年ぶりにコンサートにやって参りました。 今日はかねてから観に行きたかった「特撮」のコンサートに行けることになりました。 「飯」氏が今回もチケットを取ってくれたのですが、なんと番号が12番というものすごい若い番号!  特撮ほどのビッグネームで12番のチケットが取れるってすごい事ですよね。 番号が若かったため、もちろん席もステージの目の前! ボーカルやキーボードとの距離は約5m位。 もうほぼ目の前と言っても良いでしょう!  以前からどうしても観たかった特撮をこのような良い位置で見れるなんて最高です〜。

「特撮」と言いますのは、大槻ケンヂさんが中心になって結成したバンドです。 メンバーはvo.大槻ケンヂ、Key.三柴理、Gui.NARASAKI、Drm.ARIMATSU、そして今回はサポートメンバーとしてBassRIKIJIの5人組。  バンド結成は1999年と言いますからもう20年以上の歴史があるんですね。 そして今回のコンサートでの大注目はキーボートの三柴理さんなんです。 特撮の音楽を聴くと分かりますが、三柴理さんのほとばしる音楽センスとテクニックがとにかくすごい!  是非、生で見てみたいとかねてから思っていたんですよね。 今日は初めて観れるので朝からワクワクが止まりません!!


〜 喜 楽 〜
今日のコンサートは17:15開場、18:00開演でした。 ということで、いつものようにコンサート前にラーメンを食しに行きますよ〜。 今日は管理人は北久里浜駅15:13の快特に乗車。 行先が泉岳寺行きだったので、てっきり2100型の車輛かと思ったら、普通の600型・・・  ショーック! 上大岡で「飯」氏と合流し、そのまま品川駅から山手線に乗り換え渋谷に向かいました。 

今回は久々に渋谷でのコンサートだったのですが、何がきっかけで思い出したのか分からないのですが、今から12年前にコンサート前にお邪魔した「喜楽」さんのラーメンが無性に食したくなりまして、今回は久々に喜楽さんにご来店することにしました。  いや〜昔と全然変わっていませんね〜。 道玄坂からちょっと脇にそれた道にお店が佇んでおりました。 でもコロナで人出が少ないのかと思ったら、全然昔のまんまですね。 スクランブル交差点も相変わらずの人の多さです。 これは感染者増えるわけだよね。 

今回は「飯」氏は初めてご注文する「五目ワンタン麺」を、管理人は「チャーシューワンタン麺」をご注文しました。 さすがに前に来たのが12年前なので、味などは忘れておりましたが、やっぱりここのラーメンは最高! スープも麺もチャーシューもワンタンもホントにまいう〜でした。  またこれて、ホントに良かった。 でもホントはここでビールを一杯だけ飲んでいこうと思ったのですが、メニューを見ると「アルコールは20時までは提供しません」と書いてありました・・・ 「20時までしか提供しない」の間違いでは!?  と思いましたが、ホントに昼間はお酒出していないみたい・・・ ここでガソリンを入れたかったんだけどな〜。 残念! でもラーメンがまいう〜だったので、良かったです。


お店の外観


「飯」氏の五目ワンタン麺

管理人のチャーシューワンタン麺


〜 特    撮 〜


CLUB QUATTROに到着


1階部分に「特撮」の文字がっ!

前述の通り、今日は17:15に開場でしたので、16:55頃に喜楽さんを後にし、今日の会場「CLUB QUATTRO」に到着しました。 管理人はここの会場は初めてかと思っていたのですが、以前も「飯」氏と一回来ていたみたい。  そのときはSEX MACHINEGUNSを見に来たのでした。 最初はなかなか思い出せなかったのですが、会場に入ると徐々に記憶がよみがえりましたよ。 

QUATTROの前には既に人だかりができていました。 今日のチケットは早々にソルドアウトだったんだそうですよ。 係員の方が案内しているのを聞くと、入口付近で待っている方々は、チケットの番号が大分大きい人みたい。 今日は「飯」氏のおかげで12番! 最初はチケット販売はローソンチケットとか色々な販売元があったようなので、もしかしたら12番×3がホントの番号なのかも!?  と言っていましたが、どうやらホントに12番だったみたい。 ソウドアウトの中で12番は快挙です! これは相当良い席で観れそうです。 会場は建物の4階なんですが、チケットの番号が若い方は4階で待ち、その後番号が大きくなるにつれて、3階でまったり、2階でまったり、1階で待つようになっていました。 


今日のチケット

床に番号が貼ってあり、ここで待ちます
我々は4階まで行けるみたいですよ。 床には番号の紙が貼ってありまして、チケット番号と同じ番号のところで待つようになっていました。 ここらへんはちゃんと密にならないように対策っぽいことをしているようですね。  我々が番号のところに到着してほどなく、入場が始まりました。 危ない危ない、このシステムだと、いくら番号が若くても、中に入るのが遅れると良い席を確保できなくなるところでした。 到着と同時に前に進み始めたので、結構ギリギリだったみたい。 


今日はステージの目の前です

会場に入り、まずは場所取りです。 今日は前方の4列位には椅子が用意されていました。 でも後ろのほうは完全にスタンディング状態。 今回は開場から開演までが45分もあったので、椅子があってホントに良かった。 もう50歳過ぎると、立ちっぱなしはホントにつらい^^;  しかも今回はコンサートの途中で椅子に座る場面もあったのでホントに良かったですよ。

ちょっとこそおり写真撮っちゃいましたが、ホントにステージの目の前の席でしょ? 前から2列目ですよ。 今日は是非ともキーボートを間近で観たかったので、中心よりも左側の席を確保しました。 ここらへんの位置取りも「飯」氏におまかせしておりましたが、さすが完璧な席を確保することができて最高でした。  1列目の目の前はお嬢さんだったのですが、女性で背が高くなかったので、何の障害物もなくステージを見ることができました。 いやしかし、1列目の観客の皆様の出で立ちをみますと、皆さま根っからの特撮ファンって感じで気合が入っている方が多かったですが、我々のような雰囲気の人は前の列にはいなかったですよね^^

途中大槻ケンヂさんもおっしゃっていましたが、コロナ前までは椅子もなく激しい曲ではモミクチャになっていたとのことですが、今日は皆さまお行儀がよかったです。 ホントは演者も観客も大騒ぎして声出したいところですが・・・ 早くその日が来ることを願っております。


会場横には特撮のキャラクターがっ!

今日の開演は18:00でしたが、18:06頃に演奏が始まりました。 キーボードの三柴理さんが入場し、観客一同に深々とお辞儀をした後、キーボードの演奏に入りました。 いやしかしこの席はキーボードの一挙手一投足まで丸見え状態!  いきなりオープニング曲でガン見状態でありました。 そしてほどなく1曲目の「身代りマリー」が始まりましたが、いきなり観客のテンションもMAXです。 大槻ケンヂさんもテレビではたまにお見掛けしますが、生で見るのはこれが初めて!  年齢など調べてみると、1966年生まれで56歳。 我々の少し上って感じですが、歳を感じさせない歌でしたよ。 見た目も大分若く見えましたし、昔からあまり変わっていないような感じもしました。 気持ちが若いからなんでしょうかね〜。 

今日のコンサートでは、一部始終キーボードばかり見ていました。 最初のほうは、キーボードの休みが多い曲があったので、キーボードを弾いていない間に、ベースやギター、ドラムを見ていましたが、後のほうはキーボードもフル稼働で、ずっとキーボードを見ていましたね。  キーボードは2段になっていて、下の段がエレピ、上の段がシンセサイザーのフォーメーション。 でも7〜8割はエレピを弾いていました。 いつもはついついドラムを見てしまうのですが、今日は全体の6割位はキーボードを見ていましたね。  それほどにかっこよい。 今までこのようなキーボードの方は見たことがありません。 テクニックは言わずもがなですが、特筆すべきはそのセンス。 特撮の曲はハードな曲もあればキャッチーな曲もあるし、綺麗なバラードもあるのですが、特にハードな曲の音がホントにすごい!  ジャズとクラッシックとハードロックを足して5位で割った感じで、正にオンリーワンのキーボーディストと言えるのではないでしょうか。 三柴理さんの見た目は結構ゴツイ感じで、広島県の極道の幹部のようなイカツイ外見をされています。  こんな怖い顔したキーボーディストが今までいたでしょうか。 また静かに激しい曲を弾いていたかと思えば、何かのスイッチが入ると急にヘッドバンキングしながら弾きだすという、何につけても目が離せない方でありました。 こ〜れ〜はホントにすごい!

あとサポートメンバーでありながら、存在感を見せていたのがRIKIJIさん。 5弦ベースを駆使してものすごい重低音を醸し出していましたよ。 弾いている姿もメチャメチャかっちょよかったし、演奏も抜群でした。 実はキーボードの次に目が行っていたのがベースだったんですよね。  見た目は俳優の大和田伸也さんに似ているような気がしましたが、すごくかっこよかったのです。 一点不思議だったのはその衣装。 あんなに激しく動いてかっこよかったのに、何故かオーバーオール着用で、さながら石ちゃんとか充電旅の出川さんのような出で立ちをしていました。  あれはどのようなおつもりだったのでしょうか。 ギャグ!? 普段もあんな感じ!? でも個人的には嫌いではないですね^^; でもベースもすごくかっこよかったな〜。

そしてドラムのアーリーさんは、パワードラマーって感じでした。 ドラムセットはすごくシンプルで、1バス、2タム、1フロアー、シンバルもクラッシュが3枚位とライド1枚、あとはスプラッシュが2枚位あったかな。  タムの胴体は、黒くて縁が赤いタイプでかっこよい。 バスドラムのヘッドの部分には「SAKAE」と書かれていました。 「SAKAE」なんてメーカーは知らないなぁ。。。 自宅に帰って調べてみると、なんと日本最古のドラムメーカーだったんだそうです。  記事によると「新たなブランドとして再生した」と書いてありましたので、もしかしたら一度ドラムを作るのをやめて、また復活したのか、あるいは他の経営者が引き継いだのか!? どちらにしても復活したのはとても良いことです。  さて、アーリーさんのプレイスタイルはもう根っからのハードロックって感じ。 一番最後にかなりスピードの速い曲をやったのですが、もうすごく一生懸命叩いているのがビシビシ伝わってきました。  変則拍子などは多様せず、ストレートに叩きまくるタイプで個人的には好感持てるな〜。 ザ・ハードロックドラマーって感じです^^


大槻ケンヂさんは、MCがなかなか面白いと聞いていたので、沢山お話するのかな〜と思ったのですが、今日は配信があったからか、はたまた終了時刻が決められていたからか、MCはそんなに多くなく、曲をドンドンやっていくって感じでした。  今回初めて大槻ケンヂさんの歌を聞きましたが、1曲目から「何かチラチラ下を見ているな」と思ったのですが、最初のMCでプロンプターを見ていることを白状しておりました^^; プロンプターを見ながら歌を歌うボーカルって初めてみましたが、ちゃんと白状しているし、これはこれでありですね^^;  きっと昔からのファンの方には周知の事実だと思いますしね^^ 

そしてギターのNARASAKIさん、とても流れるような演奏だな〜と思っておりました。 普段はあまりMCなどもせず、無口な方なんだそうですが、曲によっては大槻ケンヂさんとの掛け合いで、結構長い時間歌ったりしておりました。  アクションもそんなに大きくはないのですが、それでも確かな演奏で安定した感じでしたね〜。 音もすごくよかったし、早弾きも結構早かったですよ。 今日は大部分でキーボードを見ていたので、じっくり見れませんでしたが、次回はNARASAKIさんの正面で見てみたいと思います。

「飯」氏も言っていましたが、メンバー全員が個性的でとがった部分を持っているプレイヤーで、なかなかこのメンバーで曲をまとめるのは大変のような感じがしますが、コンサートではその一体感はすばらしかったですよ。  特撮自体、色々なジャンルの曲を持っているので、何のジャンルに該当するのか当てはめるのが難しいですが、他に似たバンドはないってことは言えるような気がします。 正にオンリーワンですよね。  このようなバンドは初めてみましたよ。 今度メタカラいったら是非歌わなければ! そしてコンサートもまた来たいな〜。 今回は6枚分のアルバムを予習していったのですが、前回のセットリストと大分曲目を変えてきたってこともあって、知っている曲は半分位だったのですが、それでも十分楽しめました。  これが全曲知ってたら、更に楽しいこと間違いなし! 次回のコンサートはまだ決まっていないと言っていましたが、是非早く開催してほしいと思います。

そうそうコンサートの途中で、メンバーが観客をバックに写真撮影をしていましたが、前から2列目にいた我々はバッチリ写りこんでいました。 カラー写真と白黒写真の2種類あったのですが、白黒のほうが鮮明だったので、こちらをご紹介します。  写真の右側に「飯」氏と管理人が写っています。 こういうのに写れるって結構嬉しいものですよ^^




【16曲100分】
  OP.ピアノソロ
  1.身代りマリー(爆誕より)
  2.ヤンガリー(初めての特撮より)
  3.ヘイ!バディー(エレクトリックジェリーフィッシュより)
  4.殺神(初めての特撮より)
  5.タイムトランスポーター2「最終回ジャンヌダルク護送司令・・放棄」(パナギアの恩恵より)
  6.I WANNA BE YOUR MUSE(エレクトリックジェリーフィッシュより)
  7.企画物AVの女(ヌイグルマーより)
  8.揉み毬(AGITATORより)
  9.あの娘が遊びに来る前に(初めての特撮より)
  10.ハザード(ウィンカーより)
  11.オーバーザレインボ〜僕らは日常を取り戻す(エレクトリックジェリーフィッシュより)
  12.オム・ライズ(オムライザーより)
  13.バーバレラ(ヌイグルマーより)
  14.綿いっぱいの愛を!(綿いっぱいの愛を!より)
  15.テレパシー(爆誕より)
   《アンコール》
  16.じゃあな(パナギアの恩恵より)



今日は大興奮のコンサートでしたので、帰りには反省会をしようと思っていたのですが、ここで判断ミス! 渋谷でそのまま飲んでおけばよかったのですが、京浜急行の終電が早いという意識が強すぎて、上大岡まで戻って飲むことにしたんです。  でも上大岡に着いたのが9時前だったのですが、どこの店も閉店・・・ ファミリーレストランですら全部閉まっていたんですよ。 上大岡の街の店は21時で全部閉まってしまうんですねぇ。。。  まん延防止が出ているからだと思うのですが、早く店を閉めることでまん延防止になるとは思えないけど、ホントにしょうもないことしてくれますよね!! 今日は行きに渋谷の喜楽さんでもビール飲めなかったし、ここまで一滴もアルコール飲んでないですよ。  しょうがないので、今日は2人共帰ってアルコールを淋しく頂いたとさ・・・>_<