横 須 賀 し ょ う ぶ 園


今年のゴールデンウィークも暦通りなので、昨日の月曜日は出勤でした。 ゴールデンウィーク明けに大きな仕事があるのでその準備です。 でもなんとか準備もひと段落したので少し安心しました。 今日からの休みを心やすらかに過ごせそうです。 

今日はかねてから行きたいと思っていた「横須賀しょうぶ園」に行ってきました。 こちらは公園なのですが、横須賀市が運営しているようです。 面積は約3.8haもあります。 東京ドームの広さは4.6haとのことですので、東京ドームより少し狭いくらいでしょうか。  あんまり広すぎるとすぐに足が終わってしまいますので、このくらいの広さがちょうどよいですね。 場所は横須賀市の阿部倉という土地にあります。 電車の最寄り駅はJR横須賀線の衣笠駅からバスでいくか、京浜急行電鉄の逸見駅とか汐入駅からバスでしょうか。  なかなか公共交通機関で行くのは面倒な感じ。 車で行くときは横浜横須賀道路の横須賀ICで降りて、そこから5分位で到着します。 駐車場も完備されていますので、車のほうが便利でしょう。

こちらの横須賀しょうぶ園の園内は、「すいれん池」「しょうぶ苑」「しゃくなげ苑」「ふじ苑」などエリアによって分かれています。 それぞれの開花時期に合わせて行くと良いようにできているようです。  これならある時期に1回だけ訪れるのではなく、開花時期にあわせて、何度も散歩することができますね。 管理人もここなら自宅から車で15分位で来れるので、各季節に訪れてみたいと思います。 

園内は綺麗に整備されておりまして、各苑では植物の世話をする方が、雑草を抜いたり、土壌を整備したりと非常に丁寧なお仕事をされていました。 花だけでなく、園内には管理棟がありまして、ここにはレストランもありますし、地元の和菓子屋さんやパン屋さんがお店の商品を売りに来ています。  やっぱり花より団子だね^^; 和菓子屋さんでは柏餅、おはぎなどを売っています。 きっと季節によって桜餅になったり商品も変わっていくと思うんですよね。 また横須賀市には関口牧場という牧場がありまして、ここが作るソフトクリームも販売しています。  これは毎回食してしまいますね^^;


〜 す い せ ん 池 〜

駐車場から公園の入り口までは徒歩で1分。 中に入るのには入園券を購入する必要があるのですが、駐車場から公園入口にいく間に、いきなり「すいせん池」が見えてきました。 これは入場券を購入しなくてもすいせんを見ることができますね^^;  すいせんの見ごろは1月〜2月とのことですので、現在はお皿のような葉が池の上に浮いているだけですが、これだけの株があるんでしたら、花が咲いたらすごい景色になりそうですよね。 これはまた1月になったらご来店しなければっ!




〜 横須賀しょうぶ園の入り口 〜

すいせん池を抜けて、10秒ほど行きますと公園の入り口が見えてきます。 入園には320円/人必要です。 入口の脇に券売機が2台ありましてここでチケットを購入して中に入ります。  今日は少し時間が遅かったからか、駐車場も待たずに停められましたし、券売機にも待ち行列はありませんでした。 多分午前中とか正午あたりは混んでいたのではないかと思いますよ。


横須賀しょうぶ園の入口です


入口脇にある券売機 1人320円です

園内の案内図を見てみますと、入り口から入って右手奥と正面奥がしょうぶ苑、入口の正面右奥がふじ苑になっているようです。 入り口を入ってすぐ正面はしゃくなげ苑や日本庭園がありました。  歩いてみますと、途中で順路と書いてある看板もありますので、効率よく園内を廻ることができました。 


園内の案内図

〜 ふ  じ  苑 〜

実はまだしょうぶは時期ではないので、緑色の茎がビヨ〜ンと伸びているだけで花は咲いていません。 しょうぶは5月下旬から7月上旬が見ごろなんだそうですよ。 今の時期に一番良いのはふじの花です。  骨組みのみの建造物の上のほうからふじの花が垂れ下がる藤棚もありますし、木の状態で普通に立っているふじもありました。 今の時期は紫色のふじは終わりに近く、元気よく咲いていたのは、白色のふじでした。  遠くから見ても綺麗ですし、近くから垂れ下がっている白いふじを見るのも綺麗ですね〜。 







「ふじ」といいますのはwikipediaで調べてみますと、マメ科フジ属のつる性落葉木本で日本の固有種なんだそうですよ。 本州・四国・九州の温帯から暖帯に、低山地や平地の林に分布し、低山地や平地の林縁、崖、林の中などに普通に見られるそうです。  フジ属の中で最も長い総状花序を持ち、花序は枝の先端に出て下に垂れるように伸びて100cmにも達し、多数の花を付けます。 本種である牛島のフジは明治時代には約300cmの花序をつけたことがあり、それから生まれた栽培品種のノダナガフジ(紫長藤、九尺藤)も条件により花序が200cmに達します。  その花数は時に100個を超え、開花はその花序のつけ根側から先端に向かって咲いていきます。





今回はほとんどのふじが白色の花をつけていましたが、一部紫の花も残っていました。 紫の色の花はあと10日早く来ればまだ見れたそうですよ。  桜の木もそうですが、植物はその時その時の気温などの気候で開花時期が前後するから、なかなかピンポイントで見ごろの時期に行くのは難しいですね。 




〜 し ょ う ぶ 苑 〜

ふじを一通り見終わった後は、まだ花はつけていませんが、しょうぶ苑のほうをブラリしました。 しょうぶ苑のほうは綺麗に整然としょうぶが植えられていますよ。 しょうぶ苑はかなり広い敷地だったのですが、ちゃんと間近で花を観賞できるようにウッドデッキが張り巡らされていましたよ。  あとちょっとビックリなのが、しょうぶが植えられている列毎に、立札が立っていて名前が書いてあったんです。 これって花の種類の名前なんでしょうかね。 そういえば先ほど見たふじの花も同じ白色のふじであっても花の咲き方とか花の形が異なるものがあったような気がします。  きっとしょうぶにもそういうのがあるのかもしれませんね〜。










〜 そ の 他 の 景 色 〜

前述のとおり、こちらの園内は「しょうぶ」「ふじ」「しゃくなげ」がメインですが、その他にも色々な植物が植わっているようです。 パンフレットを見ますと、スイセン、シダレザクラ、モクレン、バラ、ボタン、ツバキ、アジサイ等々一年中楽しめるようになっているみたいですね。  また展望台があったり、水車があったりと景色にもアクセントがあって飽きずに見学することができるようになっていました。






〜 つ ま み 食 い タ イ ム 〜

公園の入り口に入ると、すぐ右手に管理棟があるのですが、ここには美味そうなものがひしめいておりました。 管理棟の中にはレストランがありましてメニューを見ると蕎麦があるようですよ。  しかしながら管理人もお嫁さんもそんなに蕎麦には興味がないので、ここはスルー〜! でもすぐそばにあった関口牧場のソフトクリームはスルーできなかった^^; 実は公園入口にソフトクリームの幟があったので、帰りに食そうと決めておりました!  でも最初に探したところ、スジャータのソフトクリームを打っている売店しか見つけられなかったんですよねぇ。。。 でもレストランのすぐそばに関口牧場の売り場があって一安心。 生クリームの濃厚な感じが最高にまいう〜でした。 旅行以外でソフトクリームを食するのは久々です。  また管理棟の外側では和菓子のお店の移動販売所がありまして、ここにも美味そうなものがたくさんあります。 今日はお赤飯と柏餅、おはぎをご購入〜。 夕飯として頂きましたが、どれもメチャメチャまいう〜でした。  特におはぎや柏餅は甘すぎないで良いですね。 若いころは甘ければ甘いほどよかったですが、最近はもうあまったるいのはチビシイ! この和菓子屋さんはお店のほうにも買いに行きたいくらいまいう〜でした。