ロ イ ヤ ル ウ ィ ン グ
〜 エ ン タ ー テ イ メ ン ト レ ス ト ラ ン 船 〜


本日はお嫁さんのお父さんの80歳傘寿のお祝いでやってきました。 場所は関内の大桟橋。 なんとここから船に乗って船内で食事をしながら横浜港を一周するというツアーです。 大桟橋っていうと景色を見たり、 豪華客船を見にきたりと、自分が船に乗るなんてことはなかったのですが、今回は初めて大桟橋から出港します! 

今日の天気は・・・雨。。。 またまた雨男ぶりを発揮してしまいました。 しかも台風来週の1日前ですよ。。。 ホントは1ヶ月前に実施予定だったのですが、そのとき台風が来て、今日に延期したのでした。  延期しても台風がくるとわっ・・・ もう自分の雨男ぶりに辟易です>_< でも今回はまだ台風が沖縄付近だったので、横浜は雨は降っていますが風や波はまだ穏やかです。 後で見たら、次の日は「台風のため運休」って 書いてありましたよ。 あぶね〜。




大桟橋の入口に到着しました。


中に入って受付をします。


こちらが今日のチケットです。

今日は2番乗船口から船に向かいます。

大桟橋に到着しました〜。 雨の中ですが、観光バスがきて大量の観光客を降ろしていきます。 お客さんはほとんど外国人の方のようですね〜。 横浜観光にクルーズ船を取り入れるなんてなかなかおしゃれなツアーだと思いますよ。  大桟橋の中に入ると右手の方に「ロイヤルウィング」の受付カウンターが見えてきます。 ここで受付をして乗船時刻を待ちます。 出港が12:00に対して、乗船時刻は11:40となっていました。 眼前にはすでに 「ROYAL WING」と書かれた船体が見えています。 う〜ん、非常に楽しみです。




船は全長約87m、総トン数は2.876トン。 結構デカイですよ。 久里浜と富津を結ぶ東京湾フェリーのカーフェリーが全長約80mですからほぼ同じ位。 船内は5階建てになっており、各フロアーに食堂があります。  料理バイキングやコース料理があり、その形態によって席が分けられているようです。

運行は、一日で4回。 ランチクルーズが12:00〜13:50。 ティークルーズが14:45〜16:15. そしてディナークルーズが17:00〜18:50と19:30〜21:20の2回で計4回です。  今回我々がご来店したのは、ランチクルーズです。 ランチクルーズにはコースとバイキングの2種類から選べますが、今回はコース料理をお願いしました。 料理は中華です。 お父さんお母さんはもちろん、我々もそんなに 大量には食せなくなってきたので、コース料理が一番良いです。 さ〜どのようなクルーズだったかご紹介しましょう。


こちらがら「ラベンダー」という部屋の雰囲気です。

ごいす〜! お上品ですね〜^^



12:00丁度に大桟橋を出港しました。 漁船と異なり、エンジンの音は全くしませんね。 更に室内もとても静かです。 ちょっと外国人の方々と同じ部屋だと騒々しくなるかも!?と心配しておりましたが、観光客の皆様は バイキングのほうだったみたいです。 徐々に大桟橋が小さくなっていきますよ。 いや〜ホントにこういう船はもう何十年ぶりに乗りましたので大興奮です。 出港からほどなく、今日のコース料理が運ばれてきます。


こちらが今日のメニューです。 前述の通り、ランチメニューとしてはバイキングとコース料理があるのですが、コース料理の中にも6種類ありましたよ。 あとランチ飲茶コースってのも書いてありました。 きっとご注文した料理によって 部屋が分けられているんですね〜。 ちなみに料理はバイキングもコースも全部中華料理となっています。

「五種の前菜盛合せ」

まず一品目がやって参りました。 最初の料理は前菜の盛合せです。 前菜は色とりどりです。 エビの蒸したやつ、鶏肉に甘い味噌のようなソースをかけたやつ、クラゲっぽいやつ、さつまいもっぽいやつ、食用の花もありました。  中華料理(=ラーメン)はよく食するのですが、今回のような高級食材を食することがほとんどないので、どんな料理名なのかも全く分かりません。 でも一言いえることは・・・ まいう〜^^

「蟹肉入り気仙沼産フカヒレスープ白湯仕立て」

こちらが2品目ですが、なんとも長い名前ですね〜。 要はフカヒレスープに色んなものが入っているってことですね〜。 まずは一口・・・ おお〜超絶まいう〜! なんと濃厚のスープでしょう。 フカヒレと蟹の味が染み出ており ものすごく濃厚です。 スープ自体の粘度も高く、長く口の中でフカヒレの余韻を楽しむことができます。 特にフカヒレ自体が沢山入っておりまして、口の中でコリコリした食感がなんとも小気味よいです。 蟹の肉も非常に 味が濃く、超絶まいう〜でした。 これもう少し飲みたかったな〜。

「大海老のマヨネーズソース」

こちらが3品目の大海老ちゃんです。 このマヨネーズソースってのがホントにまいう〜なんですよ。 ちょっと酸味があって、でもマヨネーズのまろやかさがあって、個人的にはエビチリよりもエビマヨのほうが好きなんですよ。  他のコース料理ではエビマヨの代わりに、エビチリが入っているコースもあったのですが、やっぱりエビマヨがいいだろ〜ということで、ちょっとお高いコースにしちゃいました。

エビのほうももちろん大ぶり! 多分伊勢海老だかオマール海老だかの大きなエビをぶつ切りにしてあるんでしょうね〜。 つきなみな表現ですが、海老自体がヴリンヴリンしており歯ごたえが最高です! しかも海老の味も濃い〜〜〜! これはやっぱりエビマヨにして大正解でした!

このクルーズはただ船に乗って料理を食するだけではありません。 ちょっとしたエンターテイメントが用意されておりました。 その一つがこちらのバルーンアート。 各テーブルを船員さんが回ってくれて、目の前で バルーンアートを披露してくれます。 バルーンアートを作りながら、横浜港の歴史や、ロイヤルウィングのことについて豆知識も披露してくれます。 我々のテーブルのは「ライオン」でしたよ。 他のテーブルのを見ると、 「プードル」が飾ってありました。 こういうエンターテイメントはなかなか楽しくてよいですね〜。

「名古屋コーチンときのこの自家製XO醤ソテー」

4品目が登場です〜。 ご覧の通り、きのこをふんだんに使用しています。 きのこの種類はシイタケ、シメジのようですね。 あと緑色の草や、ニンジンなども入っています。 鶏肉は鶏の唐揚げ状になっており、揚げた鶏肉を きのこや野菜と炒めているって感じですね。 味付けは自家製XO醤ということですが、XO醤って名前は効いたことあるけど、何??? wikipediaで見てみると、香港で考案された乾物を主原料とする合わせ調味料なんだそうです。  そしてそのレシピは店のよって異なり、秘密にしていることも多いんですって。 なるほど。 確かに日本の醤油とか味噌のようなはっきりした味ではなく、色々なものが混じり合った奥深い味がします。 これはまいう〜でしたね〜。 

「湘南シラスと大葉の炒飯」

こちらは炒飯です。 もうお分かりと思いますが、今日は空腹で我慢できず、写真を撮るのを忘れていることが多いんです。 さっきのエビマヨも実は食いかけの写真・・・ すみませんm(_ _)m

さて気を取り直して、こちらの炒飯には湘南シラスが結構入っていますよ。 シラスはカリッカリに焼かれており、食感が良いだけでなく、かほりもとても良いですね。 更に大葉を合わせることで脂のしつこさを緩和しています。  昔は大葉を入れた炒飯ってあまり好きではなかったのですが、最近ではむしろ入っていたほうが嬉しいですよ。 このチャーハンと、↑でご紹介した鶏ときのこのソテーを一緒に頂くと最高にまいう〜でした。

炒飯とソテーを食していると、ピアニストとサックス奏者が部屋に入って参りました。 そういえば乗船する際に、船の入口で生演奏をしてくれていたんですよ。 そのときの2人組が入ってきました。 どうやらここでも 生演奏をしてくれるようです。 これは嬉しい演出ですね〜。 1曲3〜4分の曲を3曲演奏してくれました。 CMで使用されているような知っている曲もあったので、非常に良かったですね。 やっぱり楽器はCDとかじゃなく、 生音で聞かないとね〜。

しかも演奏の最後にハッピーバースデイの曲も演奏していました。 というのもお客さんの中に誕生日の方がいて、サプライズでケーキ&演奏をお願いしていたみたいです。 なるほど〜、こういうサービスもあるんですね〜。  こっちもやればよかった>_<

「杏仁豆腐」

最後はデザートの杏仁豆腐です。 杏仁豆腐も店によって味が色々違うから、ここのはどのような味か楽しみですよ〜。 ということで頂きます〜。 まずは一口・・・ おお〜ミルク感タプ〜リのやつですよ。 管理人が一番好きなタイプ!  食感もプルプルしたゼリー状ではなく、トロリとした濃厚タイプ! 最後にこれはうれしいですね〜。 いやいや結構満腹になりました。 ごちそうさまでした〜m(_ _)m



食事が終わりましたら甲板に出まして景色を見にいきます。 ただ生憎の雨天・・・ なので一度一番上のデッキにも出たのですが、すぐに屋根のあるところに避難してきましたよ。 今回の航海ルートは、大桟橋を出てベイブリッジをくぐり 横浜港を1周するというもの。 みなとみらいから、本牧埠頭、大黒ふ頭などを見ることができました。 返す返すも天気が良ければ・・・ まぁでも逆にこのような景色も滅多に見れませんのでね。。。(負け惜しみ)


ベイブリッジをくぐります〜


雨の中のみなとみらい。ビルの上の方が見えないね


一番上の甲板です〜。雨ビシャビシャ>_<


大桟橋に戻ってきました。
この角度の大桟橋はなかなか見れないです。