油 壷 マ リ ン パ ー ク


新年明けましておめでとうございます。 今年も無事に新年を迎えることができました。 とはいえ年末から新型コロナウィルスが猛威を振るっておりまして日に日に感染者が増えています。 東京ではついに1,000人超え! 神奈川でも1月1日は470人と爆発的に増えているような気がしますね。  ということで、会社からも自粛令が出てしまいましたし、年末は外に出ないようにしておりました。 が〜しかしっ! もう我慢の限界! もう仕事が忙しいのでストレス発散したいのに、忘年会はダメ、釣りも天候不良でダメ。。。 ストレスは溜まる一方です。

ということで今日は神奈川県三浦市にある油壷マリンパークにやってきました。 屋外の施設だったら大丈夫でしょう! 1月1日ということもあり、いつもは混んでいる国道134号線も全く混んでいませんね〜。 混んでいると1時間位かかることもありましたが、今日はなんと30分で着いてしまいました。  元日ということもあって、きっと皆さん家で酒飲んでテレビ見てるんですね^^;

いや〜しかし油壷マリンパークは管理人が昔に横須賀に住んでいたころに、1回か2回位来たことがあるような記憶があるんですが、大人になってからは行ったっけ!? なんだかお嫁さんと若いころに来たような気もするのですが・・・ もう完全に忘却の彼方です>_<  まぁでもその分、新鮮な気持ちで散策することができそうですね〜。 久々の油壷マリンパークを満喫したいと思います。


〜 入 口 に 到 着 〜


横須賀から一路国道134号線を南下して油壷方面に向かいます。 いつも三崎港でまいう〜魚料理を食していますが、途中までは道は同じです。 三崎警察署を過ぎて少し走った交差点を右折して車で5分少々で突き当りに行きつきます。 こちらの突き当りが油壷マリンパークになっています。  施設の前には広い駐車場が完備されておりまして、1日800円です。 今日は元日でしたので、空いているのかな〜と思っていたのですが、意外にもそこそこ駐車場は埋まっていましたよ。 やっぱり皆さんストレス爆発寸前だったのですね^^;



入口を入りますと、左側にチケット売り場、右側にはお土産コーナーが広がっています。 入場料は大人1人で1,800円といいお値段。 でも管理人の会社の共済なんとかっていうカードを見せたら1,400円ちょっとで購入することができました。  こちらの油壷マリンパークは京浜急行の経営みたいなので、もしかしたら京急カードでも割引してくれるかも!?

お土産売り場では、マワウソグッズが多かったですね〜。 カワウソのぬいぐるみや、マグネットでくっつくやつとかね。 きっとカワウソはマリンパークの人気者なんですね〜。 さ〜それでは中に入ってみましょうか〜。


園内の案内図がありました。 園内には相模湾に生息している魚介類が集まった水族館、ペンギン島、カワウソの森、あざらしのプール、あしか島、イルカ&あしかショウなど盛りだくさんですよ。 屋内の施設と屋外の施設は半々位でしょうかね〜。  また園の奥のほうには展望台もありまして、そこからはすばらしい景色を見ることができました。 今日はゆっくりと全部のビューポイントを見てきましたが、ゆっくり歩いても2時間くらいあれば全部見ることができますよ。 ちょっとした散歩には丁度よい施設ですね〜。


〜 水 族 館  魚 の 国 〜



入口を入ってすぐ左側には水族館がありました。 早速行ってみましょう〜。 水族館の入り口には大きなサメのような魚のアゴが展示されていました。 これは写真だとわかりずらいですが、相当にデカイですよ。 こちらは化石種で「ムカシオオホホジロザメ」なんですって。  「ムカシオオホホジロザメ」は2500万年〜400万年前に栄えた体長約13mにも達する巨大なサメなんだそうです。 このサメの顎は、日本をはじめ世界各地で化石として発見され、日本では古来、この歯を「天狗の爪」と称して、寺社などの宝物としても祀られたと言われているそうです。


いきなりチョウザメがお出迎え


相模湾の魚たちです


このような通路の両脇に水槽があります


海のギャングウツボ

中は結構広いですね。 通路の両脇には大きく窓がありまして、それぞれの窓の中には管理人も聞いたこともないような魚もいましたよ。 浅瀬にいる魚から、心配に住む魚など多種多様! こちらの水槽は40もあるそうですよ。  その中には約450種7,000の魚を展示しています。 2階に上がりますと、そこには回遊水槽がありまして、部屋が360度水槽に囲まれていまして、その水槽の中をイサキやサメなどが泳いでいました。 ここには係員さんもいらっしゃって、説明もしてくれていました。


イシダイ、美味そう


カンパチ、美味そう


変なフグ、不味そう


アオリイカ、美味そう


ミノカサゴ、痛そう


こちらが2階の回遊水槽です



〜 ペ ン ギ ン の 島 〜

水族館を出ると、右手のほうにペンギンの島が見えました。 ペンギン用のプールはそんなに広くはないですが、周囲をプールで囲まれが島がありまして、そこで餌付けなども行われていました。 丁度餌付けの時間でしたので、ちょっと見学。  係員さんがペンギンについての説明をしてくれています。 係員さんは島の頂上に座り、そこで餌付けをしているのですが、ペンギンは1頭づつ順番に並んでエサをもらいに行くんです。 途中で追い越したりせずに整然と並んでお行儀よく並んでいました。  エサをたらふく頂いてお腹いっぱいになると、次のペンギンに交代。 頭が良いんですね〜。 人間よりよっぽどお行儀が良いです^^

こちらのペンギンは「キタイワトビペンギン」という種類だそうです。 頭のわきに黄色い飾り羽がトレードマークです。 「イワトビペンギン」が元なんだそうですが、ミナミイワトビペンギン、ヒガシイワトビペンギン、キタイワトビペンギンに分かれるそうです。  生息域はインド洋南部から南大西洋だそうです。 体長はそんなに大きくなく、40〜50cm位の個体が多かったような気がしますよ。 いやいやとても癒されますね。







〜 カ ワ ウ ソ の 森 〜

お次はお土産コーナーにもありました、カワウソの森にやってきました。 カワウソがいる場所は複数の部屋に分かれておりまして、時間帯によってカワウソがいる部屋が変わるみたい。 でもいづれも窓があり、直接カワウソを見ることができません。  カワウソというと、吉田戦車さんの漫画のイメージがあったので、あまりかわいらしくないような気がしていましたが、実際は非常〜にかわゆかったです。 部屋の中を一部始終動き回っており、ときおり何匹かでじゃれあっていました。  これも大分癒されますね〜。 でも動きが速すぎてなかなか写真がうまく撮れない・・・

こちらのカワウソは「コツメカワウソ」という種類だそうです。 生息しているのはインド、インドネシア、アンボジアなど東南アジアのようです。 今日見たカワウソは体長は50cm位だったでしょうか。 意外と小さかったですね。





〜 ア ザ ラ シ の プ ー ル 〜

次はアザラシのプールにやってきました。 一番最初に行ったときはドデカいアザラシがマグロのように横たわっているだけでしたが、2回目に見に行くとちゃんと動いてくれました。 説明を見るとこちらはゴマフアザラシなんだそうですが、明らかに見た目の違うアザラシが2頭いたのですよね〜。  両方ともゴマフアザラシなんでしょうか。

この種類は日本の水族館や動物園で一番飼育されている種類なんだそうですが、本来の生息地はベーリング海、オホーツク海が中心なんだそうです。 そういえば日本の川でも時折アザラシが目撃されてタマチャンとか呼ばれていましたが、多分あれがこの種類のアザラシなんだと思います。  随分昔に鳥羽に行ったときに、本物のアザラシを触ってみたのですが、毛並みがツルツルしててちょっと変わった手触りをしていました。







〜 昔の風景を再現した公園 〜

こちらは昔の三浦の風景を再現した遊歩道になっていました。 途中にフクロウがいたり、小川に「池の水を全部抜く」でおなじみのニホンイシガメがいたり、昭和初期の頃なんでしょうかね〜、そういう風景が広がっておりました。 近くには田んぼもあったりね。  そういえばまだ管理人が幼稚園とか小学生の頃は、横須賀にも田んぼが広がっていて、ザリガニやオタマジャクシをとったりしていましたよ。 今のように舗装道路も少なく、あぜ道のような道路をチャリンコで同級生と走っていったものです。  なんだか昔を思い出せるよいコーナーですね〜。

全然関係ないですが、油壷マリンパークには「七福神めぐり」っていうのがあるようです。 なんでも園内にいる動物を、七福神に見立てているんだそうです。 ちなみにここでご紹介しているフクロウは恵比寿様、イシガメは福禄寿になっていました。  他にもペンギンは布袋様、チョウザメは寿老人、アザラシは弁財天様、ノコギリエイは毘沙門天様、シロワニが大黒天となっていました。 いつものことですが、ノコギリエイだけ見落としてしまいました>_<







〜 展  望  台 〜

園の一番海側には展望台がありました。 2階建ての建物になっておりまして、2階からは360度周囲の景色を見ることができます。 今日も天気は最高でしたので、富士山や江ノ島などもとてもよく見えましたよ。 釣りに行ったりして、海の景色は見慣れていると思っていましたが、ここからの眺めは今まで見たものと全然違いますね。  富士山なんて途中に邪魔するものがないからすんごい良く見えましたしね〜。


太平洋の南側を撮影


富士山が綺麗に見えました


ちょっとわかりにくいですが江ノ島です


三浦半島の西側の風景です



〜 屋内大海洋劇場 ファンタジアム 〜

さ〜それでは最後のメインイベントを見ていきましょう! こちらはイルカとアシカのショーが見れる屋内プールです。 イルカ、アシカショーっていろんなところでやっていますが、屋内でやるのって結構珍しいような気がしますね。  江ノ島や八景島シーパラダイス、鴨川シーワールドなどではいづれも屋外プールで開催していたような気がしますよ。 ショーは1日4〜5回位開催されているようです。 今日はその最終回にやってきました。  席はかなり広く、密にならずに適切な間隔をあけて着席することができました。 

こちらのイルカ、アシカショーは、時代劇風のストーリーに合わせてイルカやアシカの芸が披露されていくという演出になっていました。 司会進行はペンギン武将の着ぐるみを着たかたが行います。 ちょっと名前忘れちゃった^^;  最初はプールが見えていたのですが、開演と同時に緞帳が降りてきて、前が見えなくなりました。 再び緞帳があがると目の前にアシカと忍者がっ! このアシカがとても芸達者で、オルガンを弾いて見せたり、拍手の真似をしてみたり、非常にかわいらしくて面白かったです。  お次はイルカが登場です。 プールを泳ぎ回り、時折大ジャンプや、きりもみジャンプを見せてくれます。 これも本当に見事なものですね〜。 ショーの時間は約20分位。 結構楽しかったので、もう少し見たかったな〜。 周囲のお子さんたちも大はしゃぎしていましたよ。  これは子供から大人まで楽しめる非常によいショーでした。


舞台はこんな感じ。時代劇です


進行役のペンギン武将さんです


主役の1人、アシカです


イルカの大ジャンプ!


イルカが目の前で挨拶してくれました


輪投げをクルクル回しながら泳ぎます


オルガンを弾くアシカ君


手を振ってお別れをしてくれました