SEX MACHINEGUNS 375963

本日は約8ヶ月ぶりのコンサートにやってまいりました。 本日は友人の「飯」氏とやって参りました。 HPの記録によると、前回マシンガンズを見たのは、2010年3月27日なので、1年2ヶ月ぶりとなります。  前回のLIVEは「SUPER ROCK BOMB!」というイベントで、4バンドが短い時間で入れ替わるシステムでした。 そのときのマシンガンズの持ち時間は40分位。 順番はオープニングアクトを 含めると2番目だったのですが、はっきり言って出演した全てのバンドの中で、客のノリ、テク、ステージング、どれをとってもマシンガンズが一番でした。 ただそのとき残念だったのが、 「飯」氏によると、音量を下げられてたっていうんですよね。 まぁ確かに音を下げたりしないと、他のバンド食われちゃうもんね。 ですが、音量を下げられていても、相当すばらしく感動したので、 是非ワンマンのLIVEを見てみたいと思っていました。 今日はよーやくその夢が実現しました。

今日のこの日のために「飯」氏が、今日のライブでやりそうな曲が入ったアルバムを貸してくれたので、先週1週間は通勤の行き帰りは いつもマシンガンズを聞きながら移動していました。 やっぱしこういうライブは曲を知っていると楽しさは10倍以上になるからね!  「飯」氏のおかげで今日やった曲の9割は一緒に歌えるほどにまでなり、管理人のボルテージも最高潮になりました。




今回のツアーは「東名阪ワンマンライブ! SEX MACHINEGUNS "375963"」と銘打って実施されました。  最後の数字は「ミナゴクロウサン」と読むんだそうですよ。 こういうセンス好きだな〜。 しかもこの間のシングルカットした曲は 「37564」で「ミナゴロシ」となっています。 この曲は超〜〜かっこいいです!! さて話は戻って、今回のツアーは5月17日 心斎橋クラブクワトロを皮切りに、5月19日の名古屋クラブクワトロ、そして5月21日の渋谷クラブクワトロと 全てクワトロで開催されました。 心斎橋や名古屋は平日の開催だったため、当日券もあったようですが、今回の 渋谷は満員でした。 マシンガンズは2年前に独立したそうですが、ライブなどは全部自分たちでやりくりしている そうです。 機材の運搬から会場のブッキングまで全部ですよ!? こんなにすごいバンドがなぜ??と思ってしまいます。





今日の会場は大都会渋谷にある「渋谷CLUB QUATTRO」です。 渋谷センター街を先に進んでいくと、その途中にあります。   会場は17:00、開演18:00、今日の整理番号は236番! もちろんオールスタンディングです。 ステージは最前列から 1m位あがったところにありますが、この会場にしては少し低めかな。 左右に大きな柱があり、両後ろがデッドスペースになって いるのがもったいない。 でもオールスタンディングの会場ってこういう作りのところが多いような気もします。 設計上しょうが ないのでしょうか・・・ 今日のポジションですが、会場の前の方はすでにファンクラブと思しき長髪軍団が陣取っていましたので、 我々は会場中央の最後尾につけました。 中途半端に前に行ってたら、長髪軍団の目つぶし攻撃(髪を振り乱してのヘッドバンキング が多いため、髪が目に入って悶絶する)に合っていたことでしょう。 最後尾だったので、背もたれもあって、疲れたら少し寄りかかれる のもよかったです。 しかしながら真横の若い女性がヘッドバンキンの方で、背が低い方だったので、目つぶしには合いませんでしたが、 左手に髪がファッファッと触れて、時折シャンプーの香りもしてちょっと気持ちよかったです。(変態)





6:00ジャストに開演です! 前と同様に「ハロウィン」の守護神伝UのINVITATIONから始まりました。 最初から会場の熱気は最高潮に!  今日のメンバーはレギュラーのAnchang(Gt,Vo),SHINGO Star(Ba),KEN'ICHI(Dr)の3人に加え、サポートのドラゴン・スー(Gt)の計4人です。  ドラゴン・スーさんはサポートとのことでしたが、レギュラーメンバーに負けないくらいMCでしゃべったり、Anchangにいじられたりしていました。  サポートがこんなに前に出てくるってのは珍しいですよね。

さて、マシンガンズといえば、MCが面白いことでも有名です。 前に見たときもあまりの漫才ぶりにAnchangが「そんなことばっかり言っているから コミックバンドと間違われるんじゃ」と言っておりました。 でも演奏のすごさとこの楽しげなMCのギャップもまた魅力の一つではないでしょうか。  最初のMCでは、会場後ろの左右の柱が邪魔な話などをしていましたが、AnchangとSHINGO Starの掛け合いは面白いですね〜。  特に途中に「サスペンス劇場」という曲に入るフリで、いつも小芝居をするようですが、Anchangが男役で、その他のメンバーが女役。 三角関係の もつれから殺人事件が発生するという設定。 普通ヘヴィーメタルのライブではやらないですよね。 でもこれが面白いんだなぁ。 総じてMCは 爆笑の連続。 この爆笑と演奏の素晴らしさのギャップが非常に絶妙で、最後まで楽しくライブを堪能できます。

今日はドラムのKEN'ICHIの誕生日だったそうで、途中誕生日ケーキに火をつけ吹き消すなんて一幕もありました。 また「みかんのうた」では 通常は「みかん!みかん!みかん!」とシャウトするところを「け〜!ん〜!ちゃん!」とシャウトするなどなかなか良い演出だったと思います。  途中ドラムソロもあったのですが、「飯」氏によると、いつもより長めだったとのこと。 ドラムソロが始まる際に、和風のインストの曲から始まり、 その曲に合わせてドラムソロをやっていました。 しかし、この方もスピードがメチャメチャ早いですね〜。 ドラムソロはツーバスを中心とした 早業がメインでしたが、あのスピードだけでもすごいと思うのに、かなりのパワードラムでよくあのスレンダーな身体であの音が出せるものだと 感心しきりでした。 おそらく管理人が若い時でも、あの音は出せなかったと思います。 以前見たときはステージの関係上フルセットではなかったのですが、 今回はフルに組んであるようです。 遠くてよく見えませんでしたが、ツーバス、ツータム、ツーフロアーのメタルの基本セット。 シンバルはチャイナが 結構多くて3枚以上はあったように見えました。 久々にいいドラムを見れたと思います。 KEN'ICHIの目標は「生活水準を上げること」だそうですが、 この人なら、ビックになる可能性を十分秘めていると思いました。

そうそう、ドラムとは関係ないですが、ドラムソロの途中から、SHINGO Starを呼びベースソロへと移行しました! しかも後で分かったのですが、 それは全然シナリオにないベースソロで、突発的に始まったようですが、SHINGO Starのベースソロもかっこよかったですね〜。 チョッパーも見事に 決まっており、かなり強力なリズム隊であることを再認識しました。 

今日やった曲で、一番よかったのは、シングルカットされた「37564」だな〜。 この曲はプロレスで使っている曲なんですって。  「飯」氏によれば、昔もプロレスでマシンガンズの曲を使ってたそうですが、それは既存の曲をプロレスで使った感じですが、今回のは プロレス側から、こういう曲を作ってくれというオファーがあって作った曲なんだそうですよ。 普通インディーズのバンドにこういう オファー来ないと思うんだけど・・・ 「37564」はまだ演奏中に観客も一緒になってやるフリつけがなかったらしく、SHINGO Starは ラップ調のフリを、ドラゴン・スーは・・・なんだっけ忘れてしまった。。。 を即席で作ってやっていました。 この曲はスローな入り で、少し拍子抜けな感じなのですが、Aメロに入るといきなりハードになり、こういう曲はライブでは非常に盛り上がりますよね。  この曲もう一回聞きたいな〜。






今日の曲順は以下の通りです。(2時間35分)

 1.食べたいなめたい危険地帯
 2.ONIGUNSOW
 3.TIGERBIKINI
 4.森のくまさん
 5.エステティシャン
 6.ANACONDA
 7.犬の生活
 8.ドラムソロ〜ドラム&ベースコンビネーション
 9.サスペンス劇場
 10.愛人28
 11.HIGH SPEED SAMURAI
 12.37564
 13.プライド
 14.桜島
 15.GERMAN POWER
 
〜アンコール1〜
 16.みかんのうた
 17.JAPAN
 〜アンコール2〜
 18.SEX MACHINEGUN

いや〜、今日も完全燃焼しました。 あまりの楽しさに時計を見るのも忘れてしまう位。 このバンドは一人ひとりの個性やテクニックが光っているというのも ありますが、やはりバンドとしてのバランスというかまとまりというか、非常にいいバンドだと思います。 ライブをやるときは、シングルカットの曲だけを 演奏するのではなく、色々な曲を組み合わせて、観客を飽きさせないという工夫もしているんだそうです。 管理人もまだ2回目なので、まだまだライブで聞きたい曲が 山ほどあります。 次回もワンマンのライブがあったら絶対に行こうと思います。