《2007.10.07》
三崎港・馬堀海岸 海釣りPartT

本日は国分寺連合2名(「岡」氏「増」氏)で出陣です。なんと雨男の「増」氏がいるにも
関わらず、今日は晴天で正に釣り日和。10月になったにも関わらず気温は25℃以上あった
のではないでしょうか。そんな中我々は、数年ぶりに三浦市は三崎港にやってまいりました。

朝は「岡」氏 6:00自宅発、東急線を乗り継いで6:50に田園都市線「あざみ野」駅に到着。
「増」氏が車で「あざみ野」に迎えに行き、第三京浜⇒横浜新道⇒横横道路⇒国道134号線の
経路で一路三崎港に向かいました。三崎港で釣りをするのは約10年ぶりです。何が釣れるか!

三崎港に到着しましたが、今日は3連休の中日。三崎港付近の堤防は家族連れの釣り人で、
全然割り込む余地がありませんでした。仕方なしに、港の端っこの養殖生簀の付近で釣りを
始めましたが、程なくその場所も漁業関係者の仕事が始まってしまい、やむなく退散です。
次の漁場を探しに車で記憶にある釣りポイントを捜し歩きましたが、どこも一杯でした(;_;)

その後、城ヶ島に行き、釣り場を探しましたが、ここもダメ・・・しかも、駐車場内でカマ
ほってしまいました(;_;)車で初めて事故ってしまいました・・・その後も国道134
号線沿いの砂浜で投げ釣りをしましたが、あまりの波が高く、ここもNG。。。そうそう
管理人が横須賀に住んでいた頃に比べて、海水の量が明らかに高くなっていました。これは
間違いなく温暖化の影響なのでしょう。子供の頃からよく使用していた砂浜がほとんど水の中。
地球温暖化を肌で感じた一瞬でした。エアコン18℃設定はやめるようにしなければっ!!

結局2人は、馬掘海岸に行き、堤防から浮き釣りを始めました。ここはなかなか好環境で
綺麗だし近くにトイレもあるし、なかなかの場所だと思います。さてさて今日の釣果はいかに!?

今日のキーワードは「ギルティー(guilty:有罪)」


皆様ご存知でしょうか。釣りの餌に「青いそめ」「じゃりめ」などなどありますが、そんな釣り餌も自動販売機で購入できるんです。最近のものではなく歴史はかなり長いです。管理人が小学生の頃(25年前位!?)にはもうあって実際にここで買っていました。昔は岩イソメ、ゴカイなども売っていましたが今日は2種類のみでした。管理人はこれが普通と思い込んでいたのですが、どうもこれって珍しいらしいのでご紹介しておきます。
ようやく9時頃に三崎港に到着しました。左の写真が三崎港です。三崎港は三浦半島南端と城ヶ島に挟まれるように位置しています。写真の対岸は城ヶ島です。ここら辺は湾の中にあるので、波も穏やかで凪と言っても過言ではありません。ですが、やはり人がものすごい多い!でも、せっかく場所をゲットしたのでLet's Fishing!!

なななんと釣り始めてからわずか10数分で、これまで坊主だった「岡」氏の竿にHIT!! 写真はメジナです。少し小型ですが体長:10万cm位でした。

メジナはスズキ目イスズミ科メジナ亜科に属する魚です。成魚の全長は 30〜40cm程ですが、大きいものでは50〜60cm以上のものもいます。体型はクロダイに似ていますが、口は小さく柔らかいクシ状の歯があり、体色は青味がかった鉄色で腹部は銀色。鱗の付け根に黒い斑点があるのが特徴です。

「岡」氏がメジナを釣った後に「増」氏の竿にもアタリがありました。あげてみると・・・超外道の「ハオコゼ」君でした(;_;)

ハオコゼは硬骨魚綱カサゴ目ハオコゼ科に属する海水魚です。体長10cm程。本州以南の日本各地、朝鮮半島の浅い岩礁や潮間帯に生息しています。色が赤く、小さくてかわいらしいので水族館ではよく飼われるらしい。防波堤釣りの外道として釣れる事が多いが、他のオコゼ類同様、背鰭の棘に毒があり、刺されるとひどく痛むので注意が必要でっす!!昔「吉」氏がこいつに刺されて手がメチャメチャ腫れたような気がします。
三崎港では生簀近くで竿を出しましたが、釣り人があふれている上、写真のように漁業関係者の仕事(船をまさしく手足のように扱い超テクでした)も始まりあえなく退散。その後車で三崎港の様々なポイントや城ヶ島を渡り歩きましたがどこも満席・・・今度は三浦海岸に程近い砂浜にも行きましたが、あまりの波の高さにここもすぐに撤収。。。しょうがないから三和のラーメンを食したあと、馬掘海岸に行きました。
ここが馬堀海岸です。写真にあるのは観光スポットとしても有名な「猿島」という無人島です。実は、最初に釣り餌自動販売機を紹介しましたが、そこのすぐそばなんです。また戻ってきてしまいました。

ここらへんは東京湾内(浦賀水道)で波も穏やかです。対岸には千葉県の房総半島が望めます。夜になると千葉のコンビナートの明かりが綺麗に見えます。

馬堀海岸で釣り始めて、最初にかかった魚です。これはウミタナゴですね。

スズキ目スズキ亜目ウミタナゴ科ウミタナゴ属ウミタナゴ。体長は10cm〜15cm位。 北海道中部以南の日本各地にの沿岸に生息しています。冬の防波堤での玉ウキ釣りの対象魚として親しまれており、漁港に係留してある漁船の下などに群れていることが多く、場所によっては魚影を見ることもできます。

海は川や湖と異なり、非常に魚の種類が豊富ですね。写真はベラ(正式名称はキュウセン(九仙))です。ベラはオスとメスで見た目が全然異なり、別の魚に見えるほどです。

ベラはスズキ目ベラ亜目ベラ科に分類される魚です。メスの一部は、成長するとオスへ性転換する(雌性先熟)。一般にオスを「アオベラ」メスを「アカベラ」と呼びますが、アオベラは全てメスが性転換したオスで、体長9〜15cm位の頃にメスの大きい物がオスへ性転換を図るんです。すごい魚です。

もう18時くらいから辺りが暗くなってまいりました。暗くなると夜の帝王「ゴンズイ」の時間です。もう本当に海のなまず的魚で、管理人は最高に嫌いな魚の一つです。

体長10cm〜20cmに達するナマズ目の海水魚です。茶褐色の体に頭部から尾部にかけて2本の黄色い線があります。集団で行動する習性があり、特に幼魚の時代に著しい。幼魚の群れは巨大な団子状になるため、「ごんずい玉」とも呼ばれるそうです。背鰭と胸鰭の第一棘条には毒があり、これに刺されると激痛に襲われます。本当にいやな魚です。でも、地方によっては味噌汁や天ぷらなどで食されるそうです。管理人も一回だけ食したことがあります。
「岡」氏が釣り前日に購入したニュー・リールです。このリール千数百円と非常にリーズナブルなお値段にも関わらず、すばらしい機能を具備しています。それは、リールのハンドルを回すと、自家発電で写真のように青と緑の光を発するのです!我々で命名した名前は「レインボー・スペシャル」。高速で回転させると一つ一つの光が線のようになり、別名「UFO」とも呼べます。しかも暗くなった際には、相方にまわしてもらえば、電灯替わりにも使用できます。実際に「増」氏が餌をつける際は「岡」氏に回してもらいました。結構明るいです。
夕食はいつも三崎マグロ連合で利用している「海舟」さんに行ったのですが、なななんと超満席で店に断られてしまいました・・・なので、近くの店を物色し「三崎海楼」というお店に入りました。「岡」氏は「中トロ丼」をご注文。「増」氏は「ねぎとろ・うに・いくら丼」をご注文!普通に美味しくいただけました。「増」氏は酢飯でなく、普通の白ご飯を所望するは「岡」氏はご飯半分で、と所望するはで、注文の多い客となりました。


今日の釣果は。。。
釣果者
釣果数
内 訳
「岡」氏
3匹
メジナ×1、ウミタナゴ×1、メゴチ×1
「増」氏
8匹
メジナ×2、ウミタナゴ×3、ベラ×1、ゴンズイ×1、オコゼ×1
《釣り時間=9:10〜19:00 計約6時間(途中約4時間位中断あり)》


今日の釣果は「岡」氏:3匹、「増」氏8匹でした。種類も上記写真以外にもメゴチも釣れ、五目釣り達成です。
「岡」氏は本日で、3年の坊主生活にピリオドを打ちました。おめでとうございます!!
次回も海に出陣したいと思います。次回はボートでの釣りにチャレンジしてみたいと思います。