鮮魚 炭火串焼 地酒 遊家
溝口駅前すずらん通り店

本日は会社の同僚「真」氏とその飲み友達の「羽」氏と3人でご来店です。「真」氏には前回も 南林間でまいう〜な鶏料理店をご紹介いただいたのですが、今回は溝の口駅でまいう〜な店 に連れて行っていただきました。しかし「真」氏は本当にまいう〜な店をよくご存知です!!

今回ご来店したのは「遊家」さんというお店。溝の口に2店舗展開していますが、今回は本店 ではなく「すずらん通り店」という支店です。ちなみに本店もこの店から歩いて15分弱位の所 にあるそうです。それぞれ本店とすずらん通り店とでは若干メニューの違いもあったりして、同 じ店でありながら、色々な味が楽しめるというのもいいですね。ですが、やはりまいう〜な店 には人が集まるもので、19時以降にご来店の場合は是非予約をお薦めします。今日は18時 に集合としていたため、周りはそんなに混んでいなかったのですが、少し時間が経つとアッと いう間に辺りは満席です。

こちらの売りは色々あるようで、まいう〜な地酒が多いこと、そして新鮮な海鮮料理、地鶏を 使った鶏料理がメインとなっているようです。他にもコダワリの野菜を手を掛けて調理したものなど 正直初めて食するメニューが非常に多かったです。この創作技術というのは目を見張るものがあります。 是非興味がありましたらご来店頂きたいと思います。しかし「真」氏と「羽」氏はお酒に詳しいですね。 管理人は飲んだり食べたりが専門で、あまり知識がありませんでしたが、非常に勉強になりました。 いやいや、何にしろ久々に本当にまいう〜な料理屋に出会えたので大満足です。 もう次回溝の口で宴会を開く際は、こちらのお店に決定いたしました。


「お通し」

なにやらゴージャスなお通しが出て参りました。普通の店って別にどうってことない小さな皿が出てくることが多いですが、こちらのお店はいきなり刺身がお通しで出てきます。魚種は「サバ」「タイ」かな!? さすが地酒に力を入れている店だけあって一発目から日本酒に合いそうなお通しです。しかも鮮度も良く身はプリプリです。最初のお通しからまいう〜全快です!
「手羽先の煮凝り」

こちらの料理は生まれて初めて食べました! 手羽先を茹でたものに、ほんのり味がついた煮凝りがかけられています。しかも料理全体が冷たくて、暑い時期にはもってこいの逸品となっています。煮凝りで滑るので箸で頂くのは至難の業。こういうときは原始人モードで手で直につかんで肉塊を食らいます。一口頂くと非常に旨みが凝縮された鶏の手羽が非常にいいです! 肉の部分と皮の部分が非常に良いバランスで歯ごたえもいいです。しかもこの煮凝りの上品な味付けは今まで食したことがありません。この煮凝りはご飯にかけたり、そうめんと一緒に食しても合うのではないと話しておりました。お肌が水々しくなったオヤジ3連星でした。
「しみ大根揚げ 黒こしょう掛け」

なななんとっ!これも初めて見た料理です!一見するとジャガイモのフライ??と思われそうですが、こちらは味がよ〜〜〜く染み込んだ大根の煮付けを更に油で揚げたものです。なんということでしょう。ビールとの相性は300%です。一口頂くとサクサクとしたこほばしい食感がするのとほぼ同時に、大根に染み込んだ和風の甘辛タレの味が口いっぱいに広がります。しかもこれに黒胡椒がかかっているのですが、この黒胡椒も普通の粗引き胡椒ではなく、胡椒の豆を軽く叩いて砕いた感じのものです。風味がよく、大根と非常によく合います。これまた食したいです。
「鶏刺し」

やはり鶏の美味い店に来たら鶏刺しを食さなければなりません! 先に言っちゃいますが、この店の鳥刺しも非常に新鮮でまいう〜です。種類は「ササミ」「ハツ」「レバー」「砂肝」です。調味料は3種類。ゴマ油と塩と醤油です。ゴマ油にはお好みでニンニクを、醤油にはワサビを入れて頂きます。お店の方のお奨めの食し方は、ハツとレバーはゴマ油、ササミは醤油、砂肝は塩なんだそうです。とりあえず管理人もその通りに食してみましたが、本当にまいう〜でした!

レバーは非常に濃厚です。なんちゅうでしょう。。。外側はプルプルとした歯ごたえがあって、中身がトロトロなんですよ。これがゴマ油に合います! またササミは周りだけ少し火を通してある感じですが、身は引き締まり適度な歯ごたえを演出しています。ハツは独特の食感で文字では表現できません!!でもまいう〜です! 砂肝はマグロの赤身と見まごうほどの赤です。一口頂くとコリコリとした食感がたまりません!! 砂肝は塩だけでなく、醤油やゴマ油でも試してみましたが、 なんだ、どれつけてもまいう〜じゃないですかっ!
「アジのつみれ南蛮漬け」

なんと「イワシのつみれ」というのは良く聞きますが「アジのつみれ」というのはあまり聞いたことがありません! このつみれは手作り感が500%で、魚の味が非常に濃い感じ。でもこの味の濃さをお酢がうまく調和している感じです。というよりつみれの南蛮漬けっていう料理も初めて食したかも。つみれは鍋とかおでんで食するのが一般的ですもんね。いやいや、ここの大将の発想力、技術力には目を見張るばかりです。
「穴子天ぷら」

こちらは穴子の天ぷらですが、この天ぷらも、ちゃんとした天ぷら屋さんで食するものと同じ位まいう〜です。衣はサックリしており、穴子の身はフワフワです。家でやったらこんなに衣がサックリしないんですよね。しかもどうやったら身の部分もこんなにふっくらするのでしょう。まだまだ研究要です。

アナゴは海釣りをする際にたまに釣れるのですが、自分で料理するのはあまりやったことがないですね。小骨が多くてさばくのが大変ですし、たまにテレビで見る「うなぎ」のように頭に釘を刺してビーーーッと包丁を入れるのって、ご家庭では結構難しいですもんね。でも今回の穴子が非常にまいう〜だったので、是非次回釣ったら料理にトライしてみたいと思います。
「骨せんべい」

こちらはアジの骨を揚げてせんべいにしたものです。こいつは日本酒との相性は600%でしょう。「真」氏と「羽」氏もバクバクいっていました。管理人も最初に食したのですが、なんと不運なことに、背骨の一番堅いところが歯茎に突き刺さり、口内は大流血状態に・・・痛恨の一撃を受けて、あえなく骨せんべいは断念いたしました。あしからずm(_ _)m
「冷やしトマト(静岡産 夢咲トマト)」

こちらは普通のトマトですが、静岡県の夢咲トマトというんだそうです。ちなみに管理人は無類のトマト好きです。この夢咲トマトってのは遠州夢咲というところで取れたトマトの総称を言うのだと思いますが、夢咲トマトにも色々ブランドがあるようです。「大玉トマト(桃太郎トマト)」「待ってたトマト」「トムトムトマト」「これってトマト」「一寸ぼうし(ミニトマト)」などがこれにあたります。

今回食したのがどのブランドなのかは不明ですが、管理人が食した感じですと、味が濃くて、ほんのり青臭い感じ。完熟の甘いやつもいいですが、程よい酸味も併せ持った今回のトマトも非常に好みです。
「レバーたたき」

これもまた初体験の料理です。この料理は今日のメニューで1番お気に入りのメニューです。「レバーのたたき」ということですが、少しだけ火を入れたレバーにニンニクやゴマ油(?)、万能ネギの微塵切りなどを絡めてあります。もう文句の付けようのない美味さです! この料理とビール&日本酒との相性は1,250%で間違いありません。尿酸値を気にしないでよいならば、あと4皿は間違いなくいけます! 是非お試し頂きたいです。

ちなみに今日は携帯電話のカメラで撮影していますが、ここらへんからビールが回ってきて、手ぶれ補正が効かないほどになっている模様であります。最近お酒をセーブしているので、少しアルコールが入っただけですぐに酔っ払ってしまいます。
「鶏皮ぽん酢」

こちらも管理人のお気に入りメニューで「鶏皮ポン酢」です。一口で「鶏皮ポン酢」といっても、この料理ほど店によって形態が異なる料理も珍しいと思います。ある店では、カリカリに炭で炙った鶏皮に並々のポン酢と万能ネギと白髪ネギで合わせているもの、またある店では茹でた鶏皮とネギの輪切りを混ぜたものに、少々のポン酢をふりかけているものなど様々です。

今回の鶏皮ポン酢は、茹でた鶏皮を1〜2mmに千切りしたものに万能ネギを細かく刻んだものを合わせ、並々としたポン酢に漬け込んであるといったもの。茹でた鶏皮は非常に歯ごたえがよく、コリコリとした食感です。これとネギをあわせて食すると非常に良いです! これもビールの友だなぁ。。。
「串打ち盛り合わせ(五本)Part1」

串の盛り合わせには本数によって3種類あります。5本盛り、8本盛り、12本盛りです。今回はこれまでに大分食いまくっていますし、〆に玉子かけご飯を食するという野望もありましたので、最小の5本で参りました。

まず運ばれてきたのが、ハツ、砂肝の塩です。生で食してもまいう〜なものをじっくり炭で焼いたものがずいま〜なわけありません! こほばしいかほりや、コリコリとした食感は予想通りといえば予想通り。最高にまいう〜でありました。 どちらかというと焼き鳥はタレで食するほうが好みなのですが、やはりハツや砂肝は塩のほうが断然まいう〜ですね。
「串打ち盛り合わせ(五本)Part2」

最初の2本に少し遅れて、残りの3本がやってまいりました。残りの3本の内訳は、エリンギに豚肉を巻いたやつ、レバー(タレ)、柚子胡椒焼きとなっています。やはりレバーに目のない管理人は真っ先にレバーをゲッチューです。アーンド柚子胡椒焼きもゲッチューです。その他も貪りつきそうになりましたが、やはり〆の「玉子かけご飯」が気になり、ここでぐっと我慢の子でありました。
「名古屋コーチンの玉子かけご飯」

来ましたー! 待ちに待った玉子かけご飯です。写真には写っておりませんが、この他におしんこと味噌汁が付いています。この玉子はかの有名な名古屋コーチンの玉子だそうです。ちなみに名古屋コーチンの玉子を生で食するのはこれが初めてです。玉子は本当に薄いピンク色をしています。どうでもいい話ですが、玉子かけご飯をするときに2種類やり方があるそうです。1つ目は最初に玉子を別の皿に割って、かき混ぜた後にご飯にかけるというやり方。もう一つはいきなりご飯にかけるやり方。ちなみに管理人はいきなりご飯に玉子を落とす派です・・・そんなことはどうでもいいのですが、この玉子は非常に弾力があって、ご飯に乗せたときでもコンモリしています。写真は誤って割ってしまったのですが、次回は割ってないやつを載せたいと思います。一口頂くと、それはもう玉子の非常に濃い味が口いっぱいに広がります。これは最高にまいう〜です。個人的には玉子かけご飯をするときは、海苔で巻いて食べるのが好きなので、海苔もおいてあるといいなと思いました。
「焼きとうもろこし」

こちらは「真」氏の〆で、焼きとうもろこしです! 珍しいのがとうもろこしを縦に半分にしていますね。これも焼き鳥などを焼く炭で焼いてあると思います。炭でとうもろこしを焼くと、ガスで焼くのと全然異なり美味さ倍増ですよね。ちなみに管理人はとうもろこしも好物なので、次回の〆は玉子かけご飯+焼きとうもろこしでいきたいと思います。(ぶ〜で〜)




〜お 店 情 報〜

「遊家 すずらん通り店」