やなせ本店

今回ご紹介するお店は横須賀におけるとんかつの老舗「やなせ」さんです。　大昔からあったと思うのですが、管理人はベンガルのカレーばかり食していたので、横須賀中央でとんかつを食したことないんですよね。　学生の頃はお金もないのでとんかつなんて高価なものはなかなか食せなかったしね。　大人になって横須賀に帰ってきましたので、これからは大人の味も色々と試してみたいと思います。

お店は京浜急行電鉄の横須賀中央駅から徒歩５分のところにあります。　駅からは近いのですが、場所は猛烈に分かりづらいですよ。　食べログなどでお店の位置情報を表示すると、ある一画の中央位にピンが表示されるんです。　これってどこから入るの！？とその区画の周囲をグルリと回ると、ものすごい細い道が。。。　もちろん車などは入れず人専用の通路って感じ。　その通りには鰻屋、煮干しラーメンの店、こだわりのピザ屋、怪しげなナイトクラブ風の店などすごくマニアックな通りです。　正直子供の頃から何千回も横須賀中央には行っていますが、この通りは多分初めてきました。

お店の外観はとってもシンプルで昔ながらの店構え。　引き戸を開けると、左側にカウンター席、右に４人掛けのテーブルが３台あります。　広すぎず、狭すぎず、清潔感もありながら、それでいて哀愁もある感じね。　こういう店構えは大好きですよ。　メニューの方ですがもちろんイチオシはロースカツとヒレカツです。　他にもエビフライ、カキフライ、ホタテフライなど色々な具材もありますよ。　ロースかつやヒレかつは並と上の二段階あり、上だと１．５倍なんですって。　昔ながらのトンカツをぜひご賞味ください。

店前の路地	お店の外観
店内の様子	メニューはこちら

	「ロースカツ定食（並）全貌」こちらは管理人がご注文した「ロースカツ定食」です。　初めてきたお店ではどのお店でも、ロースカツ定食をご注文することにしています。　やっぱり他店との比較をする際もロースカツが一番わかりやすいかなと。。。　ただ、正直、ロースカツってどこで食してもまいう～なんだよね～（バカ舌）。　こちらの定食のフォーメーションですが、ご飯、味噌汁、お新香×２種類、入った小皿とメインディッシュです。　お新香が２種類というのは珍しいですね。　１つは昆布の佃煮でもう１つはたくあんと柴漬けの小皿です。　ご飯は少な目ですが、大盛りでご注文することは可能なようです。　ご飯や味噌汁やキャベツの千切りなどはおかわりはできますが、すべて有料ですのでご注意ください。
	「ロースカツ定食（並）アップ」さ～、それではロースカツを頂いてみますかっ！　カツの真ん中の部分を横にしてみますととても綺麗な断面です。　ほんの少しだけピンクの部分もあり、絶妙な火加減ではないでしょうか。　衣の厚さも絶妙で厚すぎず薄すぎず。　一口歯を入れたときの衣のサクっと感と、肉のムニュッと感が非常にいいですね！　肉はホントに適度な歯ごたえで、こちらも固すぎず柔らかすぎず。　すべてのパラメータが絶妙なバランスです。　衣はしっかりと肉に密着しており、途中で肉と衣が分離しにくいような気がします。　たまに肉と衣が全部分離してしまうこともありますが、あれはガッカリだもんね。　こちらのとんかつはかなりハイレベルなのではないでしょうか。　さすが食べログ３．４６（2023.11.05現在）なだけありますねっ！
	「ミックスフライ定食」こちらはお嫁さんがご注文した「ミックスフライ定食」です。　こちらのメインディッシュはヒレカツ×２枚、エビフライ×１本のセットです。　こちらのヒレカツは直径７?８cmの円形をしており、一口より少しだけ大き目ですね。　今日はロースカツとヒレカツを交換してヒレカツを１つ頂いたのですが、もう物凄い柔らかいですね。　「茶」氏のとんかつたいようで頂いたときと同じような感動です。　もう肉の硬さはなくて、フワフワの肉が口の中で溶けていくような感じね。　これも相当にまいう～なヒレカツですね。　管理人のお気に入り店の「とんてつ」さんのヒレカツは割と歯ごたえがあるヒレカツなんですが、それとは対照的なヒレカツですね。　同じヒレカツでも色々あるんだね。ちなみに後で写真を見返してみると、お店の看板に「ひれかつの老舗」って書いてあったから、こちらのお店の本当の一押しは「ヒレカツ」なのかもしれませんね。