今回ご紹介するお店は横須賀市の浦賀にある老舗のうなぎ屋さんです。 昔に横須賀に住んでいた頃は、うなぎを食べるときはスーパーのパックが当たり前だったので、うなぎ屋さんなんてあまり知らなかったのですが、
年を重ねてうなぎの美味さを知ってからは、記念日などによく行くようになりました。 こちらのお店も若いころには全然知らなかったのですが、4年前に再度横須賀に引っ越ししてきてから、会社帰りに偶然お店の前を通りがかって、こんなところにうなぎ屋さんがあるんだって認識した次第。
食べログの口コミを調べてみますと、なんとこちらのお店は創業が明治初頭。 超老舗であることが判明! しかもかの勝海舟もここのうなぎを食したんだとか。 こりゃすごい店が近くにあったもんですね。 ちなみに2024.06.30時点の食べログの点数は3.45です。
お店は京浜急行本線の終点であります浦賀駅から徒歩で10分弱。 この浦賀という土地は、管理人はあまりなじみがなくて、たまに買い物やスシローに行くときに来るくらい。 大昔に管理人が横須賀に住んでいたころは、まだ商店街なども活気があったように思いますが、 最近は駅前商店街もシャッター通りになっておりました。 現在は稼働しているのか不明ですが、この浦賀駅前には造船所やドッグがありまして、昔は非常に栄えていたんです。 でもこの商店街の状況を見ると、推して知るべしって感じですね。 それでも浦賀の周辺には第二次世界大戦中の遺構なども観光資源としてありますし、浦賀の港にはたまに咸臨丸なども寄港してイベントなどが開催されています。 管理人も大昔に咸臨丸に乗船して父親がNHKのニュースでバッチリ写っていたのを思い出します。 お店の場所は浦賀駅から徒歩で10分弱ですが、大通り沿いから細い路地に入ったところにありますので、ちょっと見つけずらいかもしれません。 路地に入って少し進みますと、一軒家風の建物にお店の看板がありまして、店内からものすごくいいかほりがしてきますよ。 間口はそれほど広くはありませんが、何か昔ながらの味のある建物です。 店内に入りますと、正面左にL字型のカウンター席が6席位。 右手には4人掛けのテーブルが2台と、全員着席すると20名位のキャパシティです。 カウンターの上には勝海舟の小さな銅像も飾ってありましたよ。 やっぱりここでうなぎを食ったんだね。 メニューはうなぎ関係のメニューに加えて、天ぷらもありますね。 おつまみメニューもありますし、ちょっと贅沢にちょい飲みにも使用できそうです。 明治浪漫を感じながら是非うなぎをご賞味ください。 |
![]() お店の外観 |
![]() お店の内観 |
先日ボーナスが支給されたということで、今回も贅沢料理を食しに参りましたよ。 いつもは味楽苑という焼肉屋に行くのですが、今日は以前から気になっていた梅本さんにやって参りました。
今回は結構急にご来店が決まったのですが、それはなぜかというと、7月1日から価格改定で値上がりするんですって。 なので6月30日にギリギリセーフで間に合いました。
今回ご来店の梅本さんは、横須賀に住んでいるうちに行ってみたかったお店の筆頭だったのでしたので、今日は非常に楽しみにご来店しました。 ちなみにあと横須賀に住んでいる間に行きたいのは葉山牛を食せる「角車」さん、あと、ものすごいまいう〜と会社で噂の「大黒屋」という焼肉屋さんです。 そのうちに絶対全部制覇したいと思いますよ! 今回初めてのご来店ということで、念のため予約をして参りました。 会社帰りに店の前を通りがかると、割と混んでいそうな雰囲気でしたのでね。 今日は昼の12時に予約をしていきました。 店に入るとテーブル席はすでに埋まっており、カウンター席も残り2席しか空いていなかったようです。 やっぱり結構人気あるんだね。 お店は年配の大先輩が1人と、30〜40代位の方が1人で切り盛りしていました。 親子というより、おじいちゃんとお孫さんって感じでしたね。 是非このまま末永くお店を守って行って欲しいと思います。 |
![]() 浦賀駅に到着しました〜 |
![]() 浦賀駅の終点マーク |
今日はビールを飲む気満々でしたので、車ではなく電車でご来店しました。 管理人宅の最寄りの駅が京浜急行久里浜線の駅なので、堀ノ内駅で浦賀行きの電車に乗り換えます。 堀ノ内駅からは京急大津駅⇒馬堀海岸駅⇒浦賀駅の順に停車。
管理人も横須賀に住んでいる年数が30年を超えますが、実は京急本線で浦賀駅まで来たのはこれが初めてか2回目??位の感じですよ。 普段は車で来る場所だからね。 子供の頃も自転車で来ていたしね^^
浦賀駅は船をモチーフにした駅舎になっていて、ちょっと珍しい雰囲気ですよ。 終点ということで終点マークもありますよ。 管理人はこの終点マークが大好きなんですよね〜。 昨日は京急久里浜線の終点の三崎口駅で終点マークを激写したばかりですが、こんなに短期間で京浜急行の2つの終点マークを撮影できるとはなかなか良い感じです。 ちなみに結構勘違いしている人が多いのですが、京浜急行の本線は浦賀駅までいく線なんです。 距離が長いので三崎口駅に行く方が本線と思っている方も多いのですが、あちらは久里浜線という支線になります。 |
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「ビール&オレンジジュース」 今日はテーブル席が満席でしたので、カウンター席をとっていてくれました。 なんだか落ち着いた小料理屋のような雰囲気でとても落ち着きます。 こういう雰囲気のお店は大好きです。 目の前には天ぷらに使用すると思われる鉄鍋が鎮座しておりました。 すごく年季の入った道具ですが、何か鍋からもおいしいエキスが出てきそうな感じでした。 さてさて、席に座ってまずは飲み物を。 管理人はもちろん生中! そしてお嫁さんはオレンジジュースをご注文しました。 いや〜昨日も「岡」氏と「飯」氏と昼から飲んでおりましたが、2日連続の昼のみですよ。 こりゃたまらんですね〜。 こういう落ち着いた空間で頂くビールもまた格別でありました。 ちなみに今日は生中を2杯頂きました。 |
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「肝串」 こちらはうなぎの肝を串焼きにしたものです。 これが管理人は大好きなんですよね〜。 しかもビールにドンピシャ合いますからね! 実はこちらの肝串はメニューには載っていないんです。 でも食べログの写真に肝串が掲載されていたので、予約時にダメ元で聞いてみたら、今日はできるって! ラッキ〜。 ありがとうございます。 ではではまずは肝串の先頭部分を一口・・・ おわ〜、超まいう〜! このほろ苦さ! この弾力! このコリコリ感! そしてタレに使用しているのはうな重とかに使用するタレと思われますが、甘すぎずすごく管理人好みのタレですよ。 肝の苦みとタレの甘辛が非常に良いハーモネーです。 お嫁さんも1本ご注文したのですが、珍しく大人の味の肝串を美味しい美味しいと食しておりました。 いや〜出だしから最高だね! |
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「うな重(月)開封前」 今日は事前にご注文の品を予約しておいたので、待ち時間は少なく済みましたよ。 こちらは管理人がご注文した「うな重 月」です。 こちらのうな重は全部で4段階あります。 普通のお店だと、「並」「上」「特上」などの段階だと思うのですが、こちらのお店は「雪」「月」「花」「特」という段階になっています。 「雪月花」というのは大学受験のときに代ゼミの講義で習ったのを今でも覚えていますが、中国は唐の時代の漢詩なんです。 日本では四季折々の美しい景色や、時によっては美しい女性を表す言葉としても使われていました。 このような漢詩をうな重に使うとは、さすが歴史ある老舗だと思いました。 |
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「うな重(月)開封後」 うな重にはそれぞれ「肝吸い」「香の物」が付いております。 肝吸いは耳の三半規管みたいなのがちゃんと入っていますよ。 こちらも肝の独特の風味が出ており相当にまいう〜。 香の物は沢庵、キュウリ、大根のお漬物。 箸休めに丁度良いですね。 さ〜それではうな重の月をオ〜プン! おお〜〜! 重箱にウナギがビッチリ入っています! 下から2番目とはいえ、4,200円もするうな重ですからね! まずは山椒をかけずに一口・・・ おわ〜これはまいう〜! やはり明治から続く老舗ですね! うなぎはとても柔らかく、かつ適度に歯ごたえを残してくれています。 身はホントにホワホワですよ。 そして先ほど肝串でも味わったタレですが、これが最高にまいう〜! 管理人は甘すぎないのが好きなんですが、これは管理人の好みにドンピシャですね! そしてこの後は山椒も降りかけて頂きました。 やっぱり管理人は山椒アリのほうが好みですね。 いや〜管理人の中のうな重では3本の指に入りますね! 最高にまいう〜でありました。 |
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「うな重(雪)開封後」 こちらはお嫁さんがご注文した「うな重(雪)」です。 こちらは3,600円。 「雪」はうなぎが一尾使用されていおりますが、管理人がご注文した「月」はうなぎ2.5尾分が使用されているようです。 お値段とうなぎの量を比べると、「月」をご注文したほうがお得なのでは!? と思いますが、お嫁さんも最近小食になってきているので、これくらいで十分なんだそうです。 ちなみにうな重以外のうなぎ料理ですが、他にも安価なうな丼もありますよ。 うな丼1,800円、うな玉丼1,900円。 これでもちょっとお高めですが、特選ロースカツ定食と同じ位の金額なので、これくらいなら会社帰りにご褒美で食せるかもしれませんね。 |
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「肝吸い」 こちらが梅本さんの肝吸いです。 いつもこの耳の三半規管みたいなのはどこの部分なんだろう。。。と不思議に思っていましたが、今回初めてインターネットで調べてみました。 調査によりますと、肝は胃の部分と、それに付着している腎臓や腸の一部が入っているんだそうですよ。 肝っていうと肝臓のことかな!?と思いそうですが、実際は胃だったんですね。 きっと先ほど食した肝焼きも同じ部分を使用しているんだと思いますよ。 |
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「うなぎの箸置き」 管理人はうな重のみしか見ておりませんでしたが、お嫁さんは箸置きに注目! なななんと、箸置きまでうなぎさんではありませんか。 なんだかセンスが良いですよね〜。 さすが100年以上続いているお店です。 細かいところまで配慮が行き届いているし、遊び心も忘れませんね。 こりゃ〜また記念日にご来店しないとですね。 でも昼にうな玉丼を食いに来るってのもいいかもね^^ こちらのお店大分お気に入りになりました^^ |