萬珍樓 點心舗

本日は久々に中華街で昼食を頂きました。 いつもは慶福楼という店に行くのですが、本日は両親を 連れての昼食だったので、ゴージャスに「萬珍樓 點心舗」というお店にやって参りました。 こちらの お店は飲茶をオーダースタイルで初めて中華街に紹介したお店なんだそうですよ。 店名の通り、点心の メニュが豊富で約60種以上あるそうです。 中国・広東省の料理法をもとに、化学調味料を使わず、 トレーサビリティ食材のみを使っているそうです。 またアラカルトの料理は、通常サイズと小サイズの 2種類があり少人数でも色々な料理を楽しめるようになっています。

こちらのお店は結構大きくて、地上7階建ての大きな建物になっています。 1Fと2F、それに4Fが 客室になっており、3Fが調理場になっているようです。 場所は山下公園などがある東門の近くで 加賀町警察署も近くにあります。 非常に分かり易い場所にありますね。



店の外観



〜2012.11.25〜
本日は、日曜日の昼時にやってきました。 混雑するのは間違いないので、前もって席だけの予約を しておりました。 予約しておいたのは大正解! 12時を過ぎると待っている人が大勢いました。  予約のときもそう思いましたが、この店の店員さんはとても接客が丁寧です。 椅子に上着をかけて おくと、汚れないようにカバーをかけてくれたり、色々お世話をしてくれます。 中華街というと 店員が大柄な感じのイメージがあるのですが、ここはしっかりとしたお店でした。

ちなみに料理は点心が豊富と書きましたが、点心以外、例えばラーメン系、炒飯系、やきそば系、 エビチリや魚の揚げたやつなどの一品物なども豊富に用意されています。 セットメニューは 点心のコースが多かったように見受けられました。 でも今回は点心以外の料理も食したかったので コースではなく、好きなものを注文するスタイルで頂きました。 料理はどれも最高にまいう〜です!  街の中華料理屋とはレベルが全然上でした!


「フカヒレとアワビのスープ」

最初に到着したのはこちらのスープです。 フカヒレとアワビのスープです!  2人前で少し大き目のお茶碗1杯分位。 量としてはそんなに多くないのですが、 これからまだまだ色々なものを食するので、あんまり食べ過ぎてはいけません!

まずはスープを一口・・・ お〜、なんという複雑なダシなんでしょう! 魚介や肉などの ダシが相当に出ています。 醤油や塩の味付けではなく、色々な食材のダシで旨味を出している 感じですよ。 口の中で広がる風味は本当に奥深いです。 多分、フカヒレとアワビのスープって 言うくらいですから、フカヒレとアワビのダシがメインなんだと思いますが、いきなり一品目から まいう〜パンチをくらってしまいました。 これはこの後の料理も期待大です!!

「香鶏のニンニク風味焼き(?)」

メニュー見た瞬間に「これだ〜!」と選んだメニューです。 メニューにあった写真がメチャメチャ 美味そうだったんですよ。 皮付きの鶏がいい感じでコンガリしています。 しかもこれをニンニク風味のタレで 頂くんですよ!! こんなのまいう〜に決まっているじゃないですかっ!!

肉自体は恐らく鶏の胴体部分で2枚におろされている感じ。 なので片側は骨付きになっています。  皮はパリパリになっており、さながら北京ダックのような感じですよ。 いつも北京ダックをみると、 皮だけじゃなくて肉も食いたいのにぃ〜と思っていましたが、今日はそれが実現しました!(北京ダック ではないけど・・・) 肉は非常にジューシーです。 そして皮はパリパリです! 思った以上の美味さですよ!  特に特性のニンニクダレをかけて食すると、うまさ倍増です!! これは激ウマ!

「青椒肉絲」

中華の定番のチンジャオロースです! パプリカの緑と赤が鮮やかです。 筍の千切りも大変良い食感を 醸し出しています。 牛肉は太めに千切りにしてあるので存在感が増しています。 野菜達と肉達が超高火力で ザッと炒めてあるので、野菜のシャキシャキ感がたまりませんねっ! やはり味付けは非常に複雑です。  ただの醤油味ではありません。 このような味付けは中華街ならではのものだと思います。

「エビチリ」

こちらも中華料理の定番ですね。 エビチリです。 エビが本当にプリプリです。 しかも結構デカイです。  チリソースのほうは、少しケチャップのような味が濃い目の感じのタレで、辛さは割と強めではないかと 思いますのでお子さんにはまだ早いかな。。。 でもこのタレは病みつきになりますよね。 エビを完食した後も、 ついついスプーンでタレをすくって食してしまいます。 でも辛い〜。 でも美味い〜。 辛美味地獄に 入ってしまいました。

「春巻き」

こちらは春巻きです。 ぐがしっかりと入っていますよ〜。 中の餡は魚介、肉、野菜など非常に豊富です。  揚げたての春巻きはかなりの高温で、2〜3分冷ましたから大丈夫と思いましたが、一口入れると、 中から溶岩のようなあんがほとばしり、あっと言う間に大火傷です(;_;) でもこの春巻きも美味いですね。  やはり共通するのは、この複雑なダシにあるような気がします。 おそらく、ベースとなるダシがあって それを元に様々なアレンジをしているのではないかと思いました。

「牛肉シュウマイ」

シュウマイって言ったら豚肉で作るのが定番ですが、こちらのシュウマイは牛肉を使用しています。  牛肉を使用しているため、色はドス黒い感じですが、なんとも良いかほりがいたします。 熱いかな。。。と 恐る恐る食しますが、2〜3分冷ましておいたので、もう大丈夫! 口に入れますと、まずはその食感に 驚きます。 シュウマイって結構固めてあって歯ごたえがあるようなイメージだと思うのですが、この牛肉 シュウマイはプルプルしてて弾力があります。 しかも何か混ざっているのか全く分かりませんが、 牛肉だけでなく、色々な食材のハーモネーが非常においしゅうございます。 これまいう〜ですね〜。 

ちなみに点心は、1品で3つ入っているのですが、ちゃんとお客さんの人数に合わせて数を調整してくれます。  今日は4人だったのですが、ご注文のときに、4つにしますか?と尋ねてくれました。

「小龍包」

こちらが小龍包です。 先ほど春巻きで大火傷したので、管理人もさすがに警戒心が・・・ こちらも2〜3分 置きましたが、恐る恐る口の中に・・・ お〜、今回は大丈夫! しかも適度な温度のスープが皮の中から 口の中にひろがりスプラッシュします!! もうすでに火傷状態だったからか、熱さは感じません!  いや〜、もうこれもまいう〜! 今回は春巻き、牛肉シュウマイなど具がそろぞれバラエティに富んでいたので 色々な味を楽しむことがでいました。

「五目焼きそば」

これは管理人の大好物! どこの中華料理屋に行っても食します。 なんと、こちらの五目焼きそばの餡も 相当にまいう〜です。 これまで食したような醤油が前面に出た餡とは訳が違います。 とても奥深い ダシの味がします。 具材は大きくぶつ切りにしてあり、それぞれの食材がその存在をアピールしています。  肉もかなりの厚切り肉、イカ、干しシイタケ(あっ、これプリン体が多いんだった!)、エビ、どれをとっても 餡とのハーモネーが最高です!! いや〜、今まで食ってた五目焼きそばは安いやつだったのかもしれない。。。

「五目炒飯(食いかけ)」

もう腹一杯になってきました。 注文するときは、これで足りるかなと思っていましたが、もう4人共 グロッキー状態寸前です。 本日のトリを飾るのは、五目炒飯です。 そういえば、注文するときは ページの頭から食べたいものを適当に注文していったのですが、ちゃんと厨房のほうで配膳する順番を 決めて出してくれたようですね。 最初はスープ、その次は1品料理。 そして点心が出て最後に 焼きそばと炒飯。 多分ですが、中華のコースってこんな順番になっているんですかね。

もうこの炒飯もお味のほうは言わずもがなです。 こちらの炒飯はあっさりと塩味が付いていますが、 ご飯はパラパラに炒められており、口の中でもパラパラの状態を保っています。 この食感は 中華鍋の中をご飯が舞っている状態を想像させます。 いやいやこれも大満足ですよ。 そして大満腹ですよ。

〜お 店 情 報〜

「萬珍樓 點心舗」


〜関 内 ブ ラ リ〜


日本大通りは銀杏の紅葉が一番いい時期です。
こちらの写真は神奈川県庁、通称「キング」。
この時期の神奈川県庁は本当に趣深いです。


止ました公園前の銀杏並木です。通りの両側に
銀杏がズラリと立ち並んでいます。右の方は
緑の部分もありますが、路上はギンナンだらけです。


ニューマリンタワーです。


横浜税関、通称「クイーン」です。


横浜市開港記念会館、通称「ジャック」です。


みなとみらいの景色です。


ベイブリッジです。



世界最大の巡視船
しきしま (JCG Shikishima、PLH31) です。



〜番 外 編〜

関内をブラリしていると、日本大通りで何かのイベントをやっているようでした。 よく見てみると「ウエイターズレース」というイベントでした。  このイベントはホテルやレストランのウェイターさんが、片手にお盆を持ち、その上にコップやボトルを乗せて、競走するというイベントなんだそうですよ。  しばらく眺めていたのですが、そろそろ昼食の予約の時刻が近づいてきたので店に向かって歩いていると・・・ なんと、ロケバスらしき車が。。。  中を覗いてみると、クリス松村が中にいるのが見えました。 あっ、猫ひろしも! あっ、更に鈴木奈々もいます! 久々に芸能人を見ました〜!  ジャンパーのロゴを見ると「珍」と書いてあったので、きっと珍百景の番組だったのかもしれませんね。