火の鳥

今回ご紹介するお店は、横須賀市の野比海岸沿いにあるロシア料理屋さんです。　場所は京浜急行のＹＲＰ野比駅から徒歩１０分少々のところにあります。　実は管理人が通う会社はここから徒歩で５分位のところ。　いつも昼休みにウォーキングをしているときに店の前を通り過ぎているのでありました。　管理人はピロシキ位は頂いたことがあるのですが、本格的なロシア料理は食したことがなかったのです。　横浜に住んでいた頃も、近くにロシア料理屋さんってなかったし、あんまり馴染みがなかったですからね。　こちらのお店は２０２１．１１．２７時点で食べログの点数が３．５２と高得点。　確かに店の前をウォーキングうするといつも駐車場は満車状態です。

お店は野比海岸沿いにありまして、１階部分は駐車場になっており、２階が店舗となっています。　駐車場は５台位でしょうか。　結構混む店なので、特に土曜日、日曜日、祝日などは早めに行かないと、すぐに満車になってしまいそうです。　周囲にはコインパーキングもありませんのでお気を付けください。　お店はウォーキングの際に何度か見かけたことのある大将が１人と、あとはアルバイトさん２～３人で切り盛りしているようです。　厨房からはテキパキと指示を出す大将の声が聞こえます。　大将をはじめ、従業員の皆さまの接客は非常に丁寧で、とても好感度が高いです。　客席はカウンター席が６席位と、４人掛けテーブルが５～６台はあったでしょうか。　店内にはマトリョーシマやロシアの飾り物などが置いてあり、かつ清潔感もあり、更に窓からは東京湾が一望できるので、非常に雰囲気が良いですよ。　

メニューのほうですが、ロシア料理で有名な、ビーフストロガノフ、ボルシチ、ピロシキ、壺焼き、ロシア紅茶等々、美味そうなものがビッシリメニューに書いてありましたよ。　色々なコースやお得なセットなどもあり、かつお値段も良心的なので、普段使いにも丁度よいのではないでしょうか。　また食べログのコメントにも書いてあったのですが、どうやらこちらでは本場のロシア料理を日本人に合うようにアレンジしてくれているようで、とても日本人の口に合うようにできているんだそうですよ。　お嫁さんは大分昔に本場のロシア料理を渋谷か新宿で食したことがあるようでしたが、このお店ほど美味くはなかったみたい。　管理人もとてもまいう～で最高でした！　これは食べログで３．５２つくだけありますね。　是非みなさまもお試しください。

	「ボルシチ」まず最初に出てきたのが、ボルシチというスープです。　本場のボルシチというのはビーツという豆が入ったスープらしいのですが、こちらのスープはトマトベースのスープにジャガイモ、ニンジン、牛肉、タマネギなど柔らかく煮込まれた具材がゴロゴロと入っています。　上部にはサワークリームがちょこっとのっておりまして、食する前にスープに混ぜて頂くそうです。　ということでサワークリームを混ぜ混ぜ。　頂きま～す。　まずは一口。。。　んまい～！　トマトベースのスープなのですが、野菜のダシや多分牛ダシなども混ざりあって、非常に奥深い味がしますね。　日本人にあった味付けになっているとのことですが、これは管理人向けの味付けになっていると思うほどにまいう～です。　トマトベースのスープは大好物なんです。　一品目から感動してしまいましたよ。
	「ピロシキ」こちらもロシア料理の定番のピロシキです。　ピロシキってのは子供の頃に揚げたタイプのピロシキをよく食していたような記憶があるのですが、ものすごく久しぶりに食しましたよ。　前述の通り、ピロシキってのはカレーパンのように揚げたタイプが一般的（？）だと思うのですが、なんとこちらのピロシキは普通のパンのような感じ。　普通のパンの中に肉や野菜を炒めた具材がタプ～リ入っておりました。　パンはすごくモチモチした食感をしているのが珍しいですよね。　パンはアツアツで、店員さんも「とても熱いので、紙ナフキンで包んでお召し上がりください」とおっしゃっていました。　まぁそこまででもなかったので、手に取りまずは一口・・・　おお～これもんまい～！　パンは少し甘味があり、塩味の効いた具材とのバランスがとても良いですよ。　具材の部分はひき肉がメインだと思うのですが、味付けが抜群です！　ただちょっと残念なのが、ちょっと小さいかな。　個人的にはあと２つ位食べたかったな～。　でもご安心ください。　単品でもご注文できますので、もっと食したい方は是非！
	「サラダ」ボルシチとピロシキはほぼ同時に提供されたのですが、２つの料理を完食すると、適度な時間を置いてサラダを出してくれました。　こちらのサラダは普通のサラダですね。　レタスメインで一番上にシソを刻んだものが降りかけられていました。　ドレッシンはすでに降りかけられており、少しだけ酸味のあるフレンチドレッシングです。　こちらのお店のすごいところは、大将が従業員の皆様に細かく指示を出していて、あのテーブルの状態見ておいて～とか、次はこれ出すよ～とか、調理をしながらテキパキと指示だしをしてくれているんです。　なのでお客さんをあまり待たさないんですよね。　次々と料理が出てくるんです。　でも間髪入れずにまくしたてるように出るのですはなく、丁度よい間隔を置いて出してくれます。　フランス料理のコースなんかだと、料理と料理の間が空きすぎだと思うのですが、ここのはホントに管理人には丁度よい感じでした。
	「壺焼き（初期状態）」こちらがお店のイチ押し（？）ではないかと思っております「壺焼き」です。　壺焼きっていうと日本風ですが、洋風に言うと、ポットパイって感じでしょうか。　陶器の器にクリームシチューが入っていまして、その上からパン生地をかぶせてそのまま焼き上げている感じね。　ポットパイだと、上の部分はパイ生地だと思うのですが、こちらの壺焼きは、おそらくピロシキと同じ生地を使用したパン生地になっています。　クリームシチューは粘度が高く濃厚です。　具材は８種類の組み合わせから選べるようになっています。　例えば、カニときのこ、チーズときのこ、チキンときのこ、白身魚ときのこって感じ。　きのこは必須なんですね。
	「壺焼き（パン生地を割った状態）」それでは壺焼き頂きますか！　まずは上部のパンの部分をフォークで崩して、パンのかけらを中のクリームシチューに浸して頂きます。　パンのうまみとクリームシチューのうまみが合体して超絶まいう～ですよ。　クリームシチュー単体でももちろんまいう～なんですが、やっぱりこのパンを浸して頂くのが最高です！　パン生地の中央部分を崩すと、周囲にパンが残りますが、このドーナツ状になったパンを器から外し、これをちぎってクリームシチューを掬いながら頂きます。　こちらの壺焼きにはサイズが３種類ありまして、今日のは「小」だったのですが、「レギューラ」サイズ、「特大」とあるんです。　個人的には「小」だと少ないな～、もっと食したい！　やっぱり「レギュラー」サイズをお勧めしたいです！
	「ラムステーキ」最後のメインディッシュは「ラムのステーキ」です。　コースの種類によっては牛肉のステーキもあったのですが、管理人はやっぱり羊肉が好きだな～。　今日はいつもは絶対に羊肉を食さないお嫁さんもラムをご注文しました。　お嫁さんは昔食した羊が相当臭かったのがトラウマになって、絶対に羊を食さなかったのですが、今日は美味い美味いと食していましたよ。　こちらのコースのラムは６０ｇと少量ですが、別メニューでラムのステーキセットであれば１２０ｇ位のステーキも頂けます。　しかしこのラム肉の柔らかいこと！　ナイフでサクっと切れますよ。　しかもこれの降りかけられているソースが絶品！！　これはパンでこそいで食したいくらい。　何の味付けなのか管理人には分かりませんでしたが、もうこのソースはホントに止まりません！
	「デザート（生チョコレート）」いや～ここの料理は最高にまいう～ですね！　最後はデザートとお茶で〆になります。　デザートは３種類から選べるようになっていましたが、今日は２人共、生チョコレートをご注文しました。　ケーキかと思っていたのですが、なんだか不思議な食感ですね。　チョコレートアイスを固めた感じのようにも思えるし、生チョコを生クリームと混ぜて冷やし固めたような感じもします。　まぁとにかくまいう～！　ケーキが２つに分かれていたので、お嫁さんと別の種類をご注文してシェアしてもよかったかな。　もう１種類のケーキも美味そうだったんですよ。
	「ロシア紅茶」ケーキと一緒にお茶も出してくださいました。　飲み物はロシア紅茶とコーヒーのどちらかを選択できるのですが、もう躊躇なくロシア紅茶をご注文しました。　お嫁さんはホットを、管理人はアイスをご注文です。　このロシア紅茶ってどんなのか全然知識がなかったのですが、どうやら紅茶にイチゴジャムを溶かしたものなんだそうです。　アイスのほうはマドラーも添えられていましたが、混ぜ混ぜすると、確かにイチゴジャムっぽいものが紅茶の中を泳いでいました。　飲んでみても確かにイチゴジャムの感じ。　紅茶とイチゴジャムって合うんですね～。　新たな発見でした。　いや～しかしこちらのお店は最高にまいう～でした！　まだまだ食してみたいメニューもありますので、リピートは必至ですね。　次回が楽しみです。