西麻布 豚組

今日は大都会東京にやってまいりました。 しかも管理人にはおおよそ縁のない西麻布にやって参りました。 本日のお店はとんかつのまいう〜なお店。  お店のHPをみて頂けると分かりますが、豚へのこだわりは相当なものですよ。 普通とんかつ屋さんに行きますと、メニューはロースカツ、ヒレカツ、 などが1種類づつあるのが定番ですが、今日のお店はロースカツだけで数種類あるんです!! それは肉の違いなんですね。 テレビなどでもよく聞かれる アグー豚やイベリコ豚なども取り揃えております。 しかも普段我々は「ヒレカツ」のことは普通に「ヒレカツ」と言ってしまいますが、こちらのお店は 一味違います! 「フィレかつ」と呼ばなければなりません! そしてロース同様、フィレかつにも数種類の肉が用意されています。 これはごいす〜!

お店は前述の通り西麻布ですが、交通手段としては営団地下鉄千代田線、日比谷線の乃木坂駅、または日比谷線六本木駅から10分弱位のところにあります。  地図を見ると、周りには六本木、青山など高級そうな名前が並びます。 こういう場所にあるからものすごい現代風なゴージャスな感じかと思ったら、 店の内外装は非常に古風です。 店構えから店内のインテリアに至るまで、「和」で統一されています。 管理人は行ったことはありませんがイメージからすると 京都の料亭!?みたいな感じがしました。 現代風なゴージャスな店よりも全然高級感があります。 また店員さんの気配りの行き届いていること。  丁寧ですし、ヘラヘラする愛想の良さではなく、静かな面持の愛想の良さ(?)で大変落ち着けます。 これは味もいいし雰囲気もいいし、超お薦めの一店です!!  是非お近くにお寄りの際はご来店ください。




お店の外観


メニュー


テーブル上の調味料達

店内の雰囲気



〜2011.09.22〜
本日は会社の先輩「計」氏「由」氏とご来店です。 今日のお店は「由」氏のご紹介ですが「由」氏はまいう〜な料理店を本当によく知っています。  以前入った鶏料理屋も抜群でしたし、今回のお店ももちろん・・・ジュル。 すでに次回予定は、本日のお店の系列の豚シャブ屋に決定です!  しかし、上には上がいるもんですね。 こちらのとんかつも最高です! こういうとんかつを肴にお酒を飲むってのはなかなかいいですね。  これはリピート必至のお店です!!


「トマトを焼いて少し酸っぱくしたやつ」
こちらは前菜として出してくれました。 3人共ビールをご注文し、その後にこの料理が出てきました。 ミニトマトですが、非常にトマト自体の味が濃く、 調味料の酢がトマトの甘さを引き立てています。 トマトは一部分が少し焦げる位まで炙っており、少し焦げたトマトの皮と甘酸っぱいトマトの身がすばらしい ハーモネーです。 一品目から舌つづみです。

「こだわり豚組のクロケット(ポテトと豚肉のコロッケ)」
こちらは本日の揚物の第1品目! 「クロケット」です! クロケットと呼ぶあたりがいい感じ。「由」氏によりますと、ここの料理長はフランス料理のご出身とのこと。  和と洋が高次元で融合しています。 こちらのパン粉も自家製とのこと。 少し荒目のパン粉がカリッと揚がっています。

一口頂きますと・・・ のわーなんと柔らかい! そして甘味があります! これがポテト本来の甘味なんでしょうか。 ポテト以外にも人参や、おそらくタマネギなども入っていると 思いますが、きっとこういうのを「素材の味を活かした料理」っていうんでしょうね。 でも注意点があります! メチャメチャ暑いので火傷にご注意! ここで火傷すると、 このあとのまいう〜料理が台無しになってしまいます!!

「梅山肉の三枚肉のチャーシュー」
なんとっ! ここでうれしいサービスがっ! こちらの料理は注文はしていなかったのですが「いつもありがとうございます」ということで お店の方から出してくれました。 そうです!「由」氏はここの常連さん〜。 どうもありがとうございますm(_ _)m

「梅山肉」は「メイシャントン」と読むんだそうです。 三枚肉(=通称バラ肉)なので、脂身が多い肉です。 これをカリっとなるまで焼いてあります。 味付けは甘辛です。  肉の厚さも結構あって1cm弱はあったのではないでしょうか。 一口頂くと・・・ なんと超まいう〜!!! 脂身が甘いです! そして超柔らか! 箸で持ち上げようとすると途中でトロリと なってしまいます! そして不思議なことにマグロの大トロを焼いたような、どことなく魚の風味もある芳醇な味わいです。 これ1枚でご飯1杯は軽くいけますね。 

「『なっとく豚』フィレ」
こちらは「由」氏ご注文した『なっとく豚』フィレです。 なんと綺麗な肉なんでしょうか! このフィレは結構厚みがあって、肉の断面は楕円形のようになっています。 火の入り具合も申し分なし!  そしてもちろん柔らかいのは言うまでもありません!! テーブルの上には調味料としてソース、岩塩、カラシが置いてあります。 やはり食するときはソースと塩を交互で頂いちゃいますよね。  あと醤油があればもっとよかったですね〜。

ちなみに「なっとく豚(旧称:飛騨けんとん)」は岐阜県畜産試験場が10年近くの歳月をかけて作った品種です。 岐阜県産大ヨークシャー(ナガラヨーク)とランドレース、デュロックを掛け合わせた 三元の豚で、餌にヨモギなどを加えることにより、安全、安心、健康な豚肉となっております。 現在、岐阜県内に百戸あまりの養豚農家が生産に励んでいますが、その中で選ばれた18戸の農家だけが 豚の健康に留意した飼育管理プログラムにより、けんとんを飼育しています。by 豚組HPより

「琉香豚3cm超厚切り」
こちらは「計」氏と管理人が注文した「琉香豚3cm超厚切り」です。 通常のロースカツは2.5cmなんだそうですが、それが3cmに!! 先ほどのフィレカツと同様にこちらのロース肉も断面は楕円形を しています。 揚げあがりの断面の中心部分はほんのりピンクになっており、肉汁がほとばしっています! 脂身と肉のバランスも最高によく本当に適度な歯ごたえがたまりません。 もちろん豚肉の味は非常に濃く、 口の中にカツを入れて、目をつぶったまましばらく上を向いて味を堪能したくなるような感じです。 これはマジで超絶まいう〜です!! 「由」氏によりますと、この3cmを揚げる技術は相当なものらしく、 このお店で3cmを揚げることができるのは料理長だけなんだそうですよ。

こちらの「琉香豚(りゅうかとん)」は沖縄の豚肉です。 沖縄といえば「アグー」豚を連想しますが、もともと養豚が盛んな沖縄、温暖でゆっくりとした時間の中でハーブを食べて育てられた「琉香豚」。  味わいは『さっぱりながら甘い香り』が口中に広がります。 by豚組HPより

「メンチカツ」
こちらはメンチカツです。 正直メニューを見てると、どのメニューも美味そうなので、ついつい頼んでしまいますね。 こちらは「由」氏も太鼓判のメニュー。  正直メンチカツの概念が覆りますね。 写真の撮り方が悪く、せっかくの肉実が上手く写っていませんm(_ _)m 箸で中央部分を割ると、そこからあふれ出す肉汁がたまりません!!  一口頂くと、肉のミンチの一つ一つがプリプリしており、口の中で踊ります。 こ〜れ〜は〜まいう〜!! ちなみに次の写真↓ではご飯と味噌汁がありますが、このメンチをおかずにして ご飯とみそ汁を頂きました。

「ご飯&味噌汁」
このご飯はコシヒカリなんだそうですよ! 見るからにご飯一粒一粒がツヤツヤしており、ご飯が立っています! 米自体の味も非常に良く、これなら先ほどのチャーシュー一口で1杯いけちゃいますね。  今日は特別に「由」氏のご飯も頂いて、管理人のご飯茶碗はサザエさんのご飯になっておりました。

一方の味噌汁ですが、これはシジミ汁です。 赤味噌で合わせてありますが、これもまた揚物には合いますね! こういう揚物を食べるときってシジミのようなあっさりした飲み口の汁が合うと思います。  シジミも一つ一つがプリプリしており、非常にまいう〜。 こちらのお店は豚肉だけでなく、ご飯、シジミ、トマトなど全ての食材にこだわりを持ってやっている、まさにプロなんだなと実感いたしました。 

「黒蜜ゼリーと葛餅のハーフ&ハーフ」
最後の〆はデザートです。 写真の左側が黒蜜ゼリー、そして右側が葛餅です。 黒蜜ゼリーは黒蜜なのに少しビターな味わい。 これにきな粉が降りかかっています。 周りの白いのは牛乳ですね。  この牛乳のまろやかさとビターな黒蜜ゼリーがベストマーッチ!! そして一方の葛餅はぷるんぷるんです。 黒蜜の濃厚な甘味が葛餅を際立たせます。 こんなときになんなんですが、この黒蜜が 相当にまいうでして、管理人はこういうものを食パンにつけて食べたくなる性癖があり、ものすごく食パンしかもパン耳ね。 これが欲しくなってしまいました。 次回はお店で使用するパン粉で使用する パンの耳だけ取っててもらって、それを食したいと思います。 できるかな!?


〜お 店 情 報〜

「西麻布 豚組」