Trattoria Alborgo

こちらのお店は本格派イタリアンのお店です。 場所は横浜市営地下鉄のブルーライン、グリーンラインが通るセンター南駅から徒歩3分のところです。  センター南やセンター北は大型商業施設が多く、その中にチェーン店は沢山入っているのですが、個人でやっている個性的なお店が少ないイメージがあるんですよね。  でもよく調べてみると、今回ご紹介する「アルボルゴ」さんのような名店があるんですね〜。 隠れ家的存在のお店でとても良いお店でした。 

冒頭に「本格派」と書きましたが、お店はテレビ番組の「グルグルナインティーン ゴチバトル」で出てくるような1品で8,000円するような高級店ではありませんで、普段着で行けるちょっとお高めのレストランって雰囲気です。  店名は「Trattoria Alborgo」と言いますが、「Trattoria」というのは、厳密な定義はないようなのですが、店の格式を表す言葉なんだそうですよ。 他には「リストランテ」「バル」「オステリア」などの言葉があるみたい。  「リストランテ」というのはドレスコードがあるような高級店を指すことが多いそうです。 一方の「トラットリア」というのは、大衆向けの雰囲気を持つ家庭的なレストランという意味があるんだそうです。  管理人はラーメンとか牛丼がほとんどなので、そんなことは全然知りませんでした。 そして「Alborgo」という言葉は・・・調べたのですが、イタリア語(?)はよく分かりませんでしたm(_ _)m

お店はセンター南駅のバスロータリーに面しているビルの1Fに入っています。 店の入り口はちょっとおしゃれな感じですよ。 なんだか本当にイタリアに来たみたい(行ったことないけど^^;)な感じの出で立ちです。  そして中に入ると、これまたおしゃれな感じ。 照明は少し暗めに設定されています。 テーブルは4〜6人掛けのものが5〜6台あったでしょうか。 今回はドアの近くの席に座ったので、奥の方は見えませんでしたが、他にも部屋があるみたいですよ。  メニューはスパゲテーやピザもありますし、肉料理や魚料理の1品料理もあります。 肉料理は牛肉や豚肉、羊肉ももちろんありますが、ウサギ肉、ウズラ肉などのジビエ料理もできるそうです。  お店はオーナーシェフが1人で切り盛りしているみたいです。 なんでもシェフはイタリアで修行をしてきたんだそうですよ。 だからこんなにまいう〜だったんだね〜。 これは記念日のディナーに丁度良いお店です〜^^



お店の外観


今日のお薦めメニュー


店内の雰囲気Part1


店内の雰囲気Part2



〜2019.11.29〜
本日はなんと23回目の結婚記念日ということで、おしゃれなイタリアンレストランにやってきました。 実はこちらのお店は、以前お嫁さんが職場の歓迎会でお世話になったことがありまして、その時に相当まいう〜だったので今日ご来店することにいたしました。  以前は結婚記念日ではちょっと高級な食べ放題の店に行くことが多かったのですが、もうさすがに食べ放題に行っても全然食えなくなってきているので、決まった量のまいう〜な料理を食するほうがいいんですよね〜。 

事前にお店のHPでメニューを研究していったのですが、どれも美味そうなんですよね〜。 コースで3,000円/人ってのもあったのですが、好きなものを食したいということで、敢えてコースにはせずに単品料理をご注文することにしました。  メニューを見るとメニュー名が難しすぎて、どんな料理なのか想像できないのが多かった^^; いつもは醤油か味噌か塩か。。。 トッピングはチャーシューか煮玉子か!? という選択肢しかないので、たまにこういうおしゃれな店に来ると、困ってしまいますね^^;


「乾杯〜」
まずは飲物をご注文〜。 イタリア料理ってことで本当はワインがお薦めだったのですが、2人共ワインはあまり得意ではないんですよね^^; お嫁さんはアルコール自体がダメだしね^^; ということで管理人はいつもの通りビールを、お嫁さんはジュースをご注文しました。  ビールは日本のビールもありますが、外国のビールも置いていましたよ。 多分瓶ビールだと思いますけどね。 管理人はいつもの癖で「大生お願いします〜」と言ってしまいましたが居酒屋じゃないんだから、大生なんてないよっ!  お嫁さんがご注文したジュースは名前は忘れてしまったのですが、濃厚な柑橘系のジュースでものすごくまいう〜なジュースでしたよ。

「お通し」
こちらは「お通し」と言って持ってきてくれた料理です。 右のプレートは自家製のパンです。 パンは2種類ありまして、フォカッチャとフランスパンっぽいやつ。 そして左側のプレートにはカボチャのオムレツ、レバーと何かのペースト、そして紫大根とキュウリのサラダっぽいものが乗っています。  サラダは普通にまいう〜って感じでしたが、カボチャのオムレツと何かのペーストは相当にまいう〜でしたよ。 そもそもカボチャのオムレツなんて初めて食しましたもんね。 密度の高い玉子の中にカボチャの甘味がアクセントになっています。  あとペーストのほうはものすごく奥深く複雑な味ですよ。 一言で「こんな味」って言えないくらいね。 これをフォカッチャやフランスパンに塗って頂くともうそれは最高にまいう〜です。 このペーストをチョビチョビやりながらビール飲むと最高にまいう〜です。

「アップルビネガーでマリネしたサンマのカルパッチョ」
なんとも長いメニュー名ですね〜。 なんだかイタリア料理っぽくなってきましたよ〜。 アップルビネガーというのは「リンゴ酢」のことですね。 酸味は結構強かったですよ。 具材としては、トマトとレタスっぽいものは何となくわかるのですが、 他は見たこともないような草が入っていましたよ。 見た目はタンポポの葉みたいなやつね。 でもこのタンポポの葉はクセがなく美味しく頂けました。 舌触りも歯ごたえも良い感じ。 これってなんて草なんでしょうか。  そしてメインはサンマちゃんです。 もしかしたら今年は初サンマかもしれません。 なにせ不漁が続いて値段も高騰していましたからね〜。 今日のサンマは3枚おろしの状態でしたが、身に脂が乗っており、柔らかい食感でしたよ。 青魚特有の風味も最高ですね〜。 全体的に非常にバランスのとれたまいう〜カルパッチョでした。 

「パッパルデッレとイタリア産キアニーナ牛のキャンティワインで煮込んだラグーソ−ス」
こちらもものすごく長い料理名です。 ついにスパゲテーがやって参りました。 パッパルデッレというのは幅の広いきしめんのようなスパゲテーのことなんだそうです。 この麺に合わせるソースがまた美味いんですよ。  メニュー名を見ると、牛肉をワインで煮込んでいるってことですよね。 この牛肉は長時間コトコトと煮込まれた感じで、口の中で肉の繊維の1本1本がホロホロとほぐれていくような感じなんですよ。  どことなく高級なコンビーフって感じがしたのですが、これが猛烈にまいう〜。 汁の方はこちらもまた複雑な味ですよ。 ワインと肉のハーモネーっていうんでしょうか。 多分他にも色々な味付けがされているんだと思いますが、こちらも今まで食したことのないようなまいう〜スパゲテーでした。

「マルゲリータ」
スパゲテーの後はザ〜ピ〜です。 ピザも3種類位あったのですが、今回は一番オーソドックスなマルゲリータです。 管理人は色々ゴチャゴチャ乗っているピザよりもシンプルなマルゲリータが好きなんですよね〜。  ピザの直径は30cm以上あったと思いますよ。 結構デカイです。 こちらのピザはカリッカリの薄い生地の上にトマトソースとチーズが敷き詰められています。 かなりチーズの量が多くてボリューミーでした。  このチーズも超絶まいう〜だったのですが、きっと色々な種類のチーズをミックスしてあるんではないかと思います。 これはビールにも合うし最高だね^^

「US産旨味の強い赤身「イチボ」のグリル200g」
最後に到着したのが肉料理! お店のHPにも載っていたのですが、今日は絶対にこれを食そうと決めておりました! イチボというのは牛のお尻の先の肉のことで、ランプと呼ばれるお尻上部の肉のうち、下側のやわらかい部分を切りだした肉なんだそうです。  外側はカリッと焼かれており、内側は赤々とした赤身肉そのままって感じ。 肉の周りにはタンポポの葉やレンコンを煮たもの、不思議な形のピーマン、エリンギをソテーしたものが乗せられていました。 また肉の下にはカリフラワーのピューレが敷き詰められており、その上にソースが降りかけられています。  実際に食するときは、肉を一口大に切って、カリフラワーピューレとソースを絡めて頂きます。 これがもう超超超超まいう〜!! 肉自体の旨味も非常に強いですし、ソースの味が肉にホントに合うんですよ。 このお皿は1皿で2,000円するのですが、 それ以上の価値があると思う位まいう〜でした。 あ〜思い出してもヨダレがでますよ。 これはまた食したい肉料理No.1ですね!


〜お 店 情 報〜

「 Trattoria Alborgo 」