S I E N T A


今回ご紹介するのはトヨタの「シエンタ」です。 こちらのマシンは管理人のではなく、実家で新たに購入したマシンです。 いつもは自分が乗るマシンしかHPには載せてなかったのですが、 今回のニューシエンタがあまりにも良い車だったため、是非載せてしまおうと思った次第です。

先代のシエンタは2003年から2015年までという超ロングランのモデルでしたが、約12年を経て初のモデルチェンジを実施しました。 ご紹介する新型が登場したのが2015年7月。  管理人がいつものライフワークで自動車メーカーネットサーフィンをしていると、トヨタのTOP画面に見たことのないようなオシャレなデザインの車が掲載されていました。  色といいデザインといい、これまでのトヨタの車とは思えない位に斬新な外見をし、でもところどころトヨタのアイデンティティーも残してるような、そんなモデルです。  また今回のモデルから初めてハイブリッドのグレードが追加されており、トヨタとしては初めてスモールサイズミニバンにハイブリッドを搭載したことになります。  多分これでトヨタはスポーツカー以外の全てのカテゴリでハイブリッドを追加したことになるのではないでしょうか。 以前トヨタの社長さんが、近い将来ハイブリッドの割合を50%以上にするとおっしゃって ましたが、正にそれも手の届く話になってきましたよね。 

今回ハイブリッドのい設定もあるということで、実家のニューマシンにどうか!?と提案したのですが、なななんと!! すでに管理人が提案したときには予約済だったとのこと。。。 情報早いぜ〜。


〜 〜2015.10.31〜 〜

さてこちらが、ニューシエンタの外見です。 今回ご購入したのはハイブリッドです。 外観からハイブリッドかそうでないかは、あまり分からないですね〜。 ハイブリッドの銀と青の ステッカーが無ければ見分けられそうにありません。

先代モデルは小さい子供のお迎えをするお母さんをターゲットにしていたそうですが、今回のモデルは小さい子供がいる家族連れや、高齢の方などもターゲットにしているそうです。  外装は「トレッキングシューズ」をイメージしているんだそうですよ。 なんだかそう言われると、そんなイメージが湧いてくるデザインです。 特に特徴的なのは、車輌前方、側面、 後部に入っているウレタンのワンポイントでしょう。 これまでの自動車もウレタンを使用していることは多くありますが、このような形状でウレタンを使用するのはあまり見かけなかったですよね。  このワンポイントもデザインに良いインパクトを与えている要因の一つと思います。

ドアは5枚ドアになっています。 前の2枚は外側に開く普通のタイプですが、後ろの2枚は両側スライドドアになっているため、後部座席の人も乗降時に安心できますね。 こちらは先代から 引き継がれている機構です。

ちなみに車体のサイズですが、全長4,235mm × 全幅1,695mm × 全高1,675mmで5ナンバーサイズです。 でも一見しますとそれよりも少し小さ目に見える感じがするのは気のせいでしょうか。  やっぱりAピラーの傾斜とか、デザインなどで見え方も変わってくるみたいです。 



ドアを開け、乗り込みますと結構開放感があってゆったりした感じです。 シートの座面も身長176cmの管理人が楽に乗り込める感じ。 座面が低すぎると高齢者(あと太っている人)には厳しいし、高過ぎると 子供の乗り降りが大変だし、結構丁度良くするのが難しいと思うんですよね〜。 でも今回のは全く問題なしです。 シートの座り心地も硬すぎず、柔らかすぎず、長時間の運転でも尻が終わって しまうことはなさそうです。

シートの仕様は、5人乗り仕様と、7人乗り仕様の2種類があります。 今回ご購入のマシンは7人乗りでした。 最後部のシートは折りたたむと広めのラゲッジルームになります。  やはり7人乗れるってのは、いざというときに便利ですよね。

またシフト周りを見ますと、周辺の作りは非常にシンプルですね。 特に高級車はコテコテ色々なボタンがついていますが、こちらのマシンは必要最低限で、直観でボタンの意味が 分かるようになっているので、初めての人でも使いやすいと思います。

インパネは右側にスピードメーター、中央にハイブリッドシステムの動画、左にはタコメーターのようでタコメータでないメーターが付いています。 これはエンジンの回転数を表示するものではなく 燃費運転をしているか、パワー重視の運転をしているかが視覚的に分かるようになっているみたいです。 こんなメーターは初めて見ました。

あと内装のデザインも細かいところまで気を配っています。 例えばダッシュボードにはオレンジ色の線が入っていたり、ダッシュボードを開ける部分もオレンジ色にしていたり、内装でもこのような ワンポイントが運転手をやる気にさせます。







こちらがエンジンです。 左側が1,500ccのガソリンエンジンで、右側が永久磁石式同期型モーターになっています。 しかしこんな小さなエンジンルームによくエンジンとモータが 収まりますよね。 技術の進歩で大分ダウンサイジングしたのでしょう。 こういう技術には本当に感服します。

エンジンは1NZ-FXE型で74馬力、モーターの出力が61馬力ということなので、合計135馬力になるのでしょうか。 管理人のアクセラよりパワフルです(;_;) 実際に乗ってみますと もうインパネのハイブリッドシステムの動画に釘づけになりますよ。 まずエンジン始動(?)のボタンを押しますと、インパネに光が灯ります。 でもエンジンがかかった音はしません。  どうやら最初は電気が点くだけでエンジンはかからないみたいです。 それからアクセルを優しく踏むと、電気だけで走り始めます。 エンジンがかかっていないので非常に静かですね。 この状態のときはバッテリーから タイヤに力が行っているよ〜という動画がインパネに表示されます。 更にアクセルを踏み込むとエンジンが始動しはじめエンジンとモータの両方で走り始めます。 エンジンがかかっても社内は非常に静かです。  あまりエンジンのガラガラいう音は聞こえませんし、エンジンがかかったときのショックなども皆無です。 更に坂道を下ると、今度は回生ブレーキで発電が始まります。 このときウィーンという電気的な音がします。  なんだかいかにも充電してますよ〜って感じ。 もちろんインパネもタイヤからバッテリーに充電している動画に切り替わります。 このように走行中は状況に合わせてモーターとエンジンを上手く切り分けて走っている んですね〜。 いやいやこの仕組みを考えた人は天才ですよ!