CVN−76 Ronald Reagan



 ロナルド・レーガン(USS Ronald Reagan, CVN-76)は、アメリカ海軍の航空母艦で、ニミッツ級航空母艦の9番艦である。艦名は第40代アメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンに因んで 付けられた。生存中の人名を付けた3番目の空母である。

 ロナルド・レーガンはニューポート・ニューズ造船所で1998年2月12日に起工。2001年3月4日に進水、3月10日に命名式が行われ、ナンシー・レーガンによって命名される。 2003年7月12日に初代艦長J・W・グッドウィン大佐の指揮下就役する。就役式典でレーガン夫人は艦の乗員に対して伝統的な指令「Man the ship and bring her to life.」を命じた。

 ニミッツ級として初めて近接防御システムとして20mmCIWSに代わってRAMを2基装備している。

 2004年5月10日にフライトデッキ・サーフィティケーションに合格。この時、第213戦闘飛行隊のF-14がテストを行った。本格運用が開始されるときF-14は全機退役になっているが これはF-14の運用が続いている間に飛行甲板でのF-14運用資格を習得するための措置である。 レーガン元大統領は艦の就役から11か月後の2004年6月5日に死去した。葬儀では艦長のジェームズ・シモンズ大佐がレーガン夫人の頼みにより、布で覆われた小箱に入った旗を手渡した。 その旗はレーガン大統領の就任式が行われた1981年1月20日に、キャピトル・ヒルに掲げられた旗であった。シモンズ大佐はまた、前大統領が死去したとき艦に掲げられていた旗も夫人に 贈った。
艦 歴
発注 1994年12月8日
起工 1998年2月12日
進水 2001年3月4日
就役 2003年7月12日
退役
母港 カリフォルニア州サンディエゴ
仕様・諸元
排水量 満載排水量:101,000 〜 104,000 t
全長 333 m
全幅 76.8 m
喫水 11.3 m
機関 ウェスチングハウス A4W 原子炉2基 蒸気タービン4機, 4軸, 260,000 shp
最大速 30ノット以上
航続距離    
乗員 士官・兵員:3,200 名
航空要員:2,480 名
兵装 ・RIM-7 シースパロー艦対空ミサイル × 2
・RIM-116 ローリング・エアフレーム・ミサイル × 2
艦載機 90 機
愛称 Gipper