CVN−75 Harry S. Truman



 ハリー・S・トルーマン(USS Harry S. Truman, CVN-75)は、アメリカ海軍の航空母艦で、ニミッツ級航空母艦の8番艦である。当初の艦名はユナイテッド・ステーツ(USS United States)で あったが、起工前に第33代アメリカ合衆国大統領ハリー・S・トルーマンに因んで改名された。

 ハリー・S・トルーマンはニューポート・ニューズ造船所で建造され、1998年7月25日に就役。母港はバージニア州ノーフォーク市。最初の参加作戦はオペレーション・サザンウォッチで、 2000年11月28日から2001年5月23日までであった。その後再びオペレーション・サザンウォッチに2002年12月5日参加し、その後2003年のイラク侵攻作戦に参加、2003年5月23日に帰港する。 2004年10月13日ペルシャ湾に向けてノーフォークを出港、2005年3月19日に作戦任務を外れる。2004年にはマージョリー・ステアレット戦艦資金賞を受章している。 2005年、ハリケーン・カトリーナによる被害に対する海軍特別対策本部の旗艦を務めた。ハリー・S・トルーマンは9月4日に現地に到着、ニューオーリンズを始めとする被災地復興作業に 従事する。
艦 歴
発注 1988年6月30日
起工 1993年11月29日
進水 1996年9月7日
就役 1998年7月25日
退役
母港 バージニア州ノーフォーク
仕様・諸元
排水量 基準排水量:81,600 t
満載排水量:101,390 t
全長 333 m
全幅 76.8 m
喫水    
機関 ウェスタンハウス A4W 原子炉2基 蒸気タービン4機, 4軸, 260,000 shp
最大速 30ノット以上
航続距離    
乗員 士官・兵員:3,200名
航空要員:2,480名
兵装 ・RIM-7 シースパロー艦対空ミサイル
・RIM-116 ローリング・エアフレーム・ミサイル
・ファランクス20mmCIWS3基
艦載機 90 機
愛称 HST