CVN−71 Theodore Roosevelt



 セオドア・ルーズベルト(USS Theodore Roosevelt, CVN-71)は、アメリカ海軍の航空母艦で、ニミッツ級航空母艦の4番艦である。艦名は第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ ルーズベルトに因んで命名された。

 1980年9月30日に建造契約が結ばれる。1981年10月31日、ニューポート・ニューズ造船所で建造が始まる。1986年10月25日就役。

 建造にはニミッツ級で初めて船体各所をモジュール化して組み立てる方式が取られた。大型機器を先に搭載するなどしたため、組み立てた後に再度溶接する作業が減少し工期は短くなって いる。これ以降のニミッツ級のすべてこの工法で建造されることとなる。

 同級の前3隻からの広範囲な変更点により、ルーズベルト以降の7隻は「セオドア・ルーズベルト級航空母艦」としばしば呼ばれる。
艦 歴
発注 1980年9月30日
起工 1981年10月31日
進水 1984年10月27日
就役 1986年10月25日
退役
母港    
仕様・諸元
排水量 基準排水量:81,600 t
満載排水量:97,000 t
全長 330 m
全幅 78 m
喫水 12 m
機関 ウェスタンハウス A4W 原子炉2基 蒸気タービン4機, 4軸, 260,000 shp
最大速 30ノット以上
航続距離    
乗員 士官・兵員:3,200名
航空要員:2,480名
兵装 ・RIM-7 シースパロー艦対空ミサイル
・ファランクス20mmCIWS3基
艦載機 85 機
愛称 T.R.