CVN−69 Dwight D. Eisenhower
ドワイト・D・アイゼンハワー(USS Dwight D. Eisenhower, CVAN-69/CVN-69)は、アメリカ海軍の航空母艦で、ニミッツ級航空母艦の2番艦である。艦名は第34代アメリカ合衆国大統領
ドワイト・D・アイゼンハワーに因んで命名された。当初は単に「アイゼンハワー」であったが、1970年5月25日に「ドワイト・D・アイゼンハワー」に変更された。
ドワイト・D・アイゼンハワーは1970年6月29日、ヴァージニア州のニューポート・ニューズ造船所に発注が行われる。1975年6月30日に艦番号がCVAN-69からCVN-69に変更された。 1975年10月11日に進水、マミー・アイゼンハワーによって命名される。1977年10月18日に就役、初代艦長はウィリアム・E・ラムゼー大佐。ラムゼーはアイク艦長を務めた後少将まで 昇進した。就任以来13名が艦長として着任している。 当初は、大西洋艦隊に配備され、後に地中海へ派遣された。1985年にはオーバーホールを受けている。1990年のイラク軍によるクウェート侵攻の際は、最初に紅海に派遣された空母と なった。 2001年5月21日にアイゼンハワーはオーバーホールのためニューポート・ニューズ造船所の乾ドック入りする。オーバーホールは4年の歳月と25億ドルの金額が費やされた。2基の原子炉の 炉心交換と様々な技術的アップグレードが行われた後、アイクは2005年1月25日にニューポート・ニューズを出航、ノーフォーク海軍基地に帰還し艦隊に復帰した。近代化によって艦の 耐用年数は2025年を超えることとなった。 |
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艦 歴 |
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発注 | 1970年6月29日 |
起工 | 1970年8月15日 |
進水 | 1975年10月11日 |
就役 | 1977年10月18日 |
退役 | − |
母港 | ヴァージニア州ノーフォーク |
仕様・諸元 |
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排水量 | 基準排水量:81,600 t 満載排水量:91,400 t |
全長 | 333 m |
全幅 | 76.8 m |
喫水 | 11.3 m |
機関 | ウェスタンハウス A4W 原子炉2基 蒸気タービン4機, 4軸, 260,000 shp |
最大速 | 30ノット以上 |
航続距離 | |
乗員 | 士官・兵員:3,200名 航空要員:2,480名 |
兵装 | ・RIM-7 シースパロー艦対空ミサイル ・ファランクス20mmCIWS3基 |
艦載機 | 90 機 |
愛称 | Ike |