CV−62 Independence



 インディペンデンス (USS Independence, CVA/CV-62) は、アメリカ海軍の航空母艦で、フォレスタル級航空母艦の4番艦である。その名を持つ艦としては5隻目。 ミッドウェイ (USS Midway, CV-41) の後任として横須賀に配備された空母であり、最後の母港も同地であった。

 インディペンデンスは1958年6月6日にニューヨーク海軍工廠で海軍長官トーマス・S・ゲイツ夫人によって進水し、1959年1月10日に初代艦長R・Y・マッケロイ大佐の指揮下就役した。 インディペンデンスは就役時最新の超大型空母であり、慣熟訓練をカリブ海で行い母港のバージニア州ノーフォークには1959年6月30日に到着した。8月25日にエド・デッカー少佐操縦の A3D スカイウォリアーが発艦試験を行った。同機は38トンの重量で、空母から発艦した最も重い航空機であった。

 インディペンデンスの退役式は1998年9月30日にワシントン州ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍工廠で行われた。インディペンデンスのペナントは39年9ヶ月と20日間掲げられ、 その「Don't Tread on Me」の旗はインディペンデンスに次ぐ古参艦のキティホーク (USS Kitty Hawk, CV-63) に受け継がれた。
艦 歴
発注    
起工 1955年7月7日
進水 1958年6月6日
就役 1959年1月10日
退役 1998年9月30日
母港 横須賀
仕様・諸元
排水量 基準排水量:60,000 t
満載排水量:80,643 t
全長 319 m
全幅 76 m
喫水 11.2 m
機関    
最大速 34 ノット
航続距離    
乗員 士官、兵員3,950名
兵装 ・5インチ(127 mm)砲 8基
艦載機 70〜90 機
愛称