Su−24(スホーイ設計局)



 Su-24(Су-24スー・ドヴァーッツァチ・チトゥィーリェ(NATOコードネーム:フェンサー「剣闘士」の意) は、ソ連でMiG-27やSu-17M3/4に 替わる大型の戦闘爆撃機として開発された。

 改良型のSu-24Mは、現在ロシアやウクライナ、ベラルーシ等旧ソ連各国の主力攻撃機となっており、また、それ以降の発展型の基礎型ともなった。 そのひとつであるSu-24MR偵察機は、Su-17M3/4R前線偵察機の退役に伴いロシアやウクライナ等では偵察機の主力となっている。

 Su-24MPは電子戦機型でJak-28PP電子戦機等に代って使用が続けられている。

 ロシアのSu-24Mは今世紀初頭にSu-32に代替される計画であったが、予算の欠乏により実現の目途は全くたっておらず、 改良型であるSu-24M2が開発されている。

なお、Su-24MKはSu-24Mの輸出型である。
仕様・諸元(Su-24M)
全長 24.59 m
全幅 17.64 m
全高 6.19 m
空虚重量 22,300kg
発動機 サトゥールン製 AL-21F-ZAジェットエンジン×2
最高速度 1,700km/h
航続距離 2,850km
武装 ・GSh-6-23M(ゲーシャー6-23エーム) 23mm機関砲×1 (500発)
・Kh-23、Kh-28、Kh-25、Kh-29、Kh-31、Kh-58、Kh-59(ミサイル)