ジュゼッペ・ガリバルディ



 ジュゼッペ・ガリバルディ (Giuseppe Garibaldi, C551) は、1985年9月に就役したイタリア海軍の軽空母である。その名は19世紀の革命家ジュゼッペ・ガリバルディに由来する。

 イタリアは法律で海軍は固定翼機を保有してはならないと決まっていたため、当初はヘリ空母として計画し就役させた。しかしスキージャンプ勾配も持ち、軽空母として運用することを 考えていたのは明らかで、結局その後1989年に法改正が行われ、現在ではアメリカで使用されているハリアーII+ 16機を運用している。 西側の空母としては唯一対艦ミサイルを搭載していたが、2003年に近代化改装を行った際、指揮通信装備の増設に伴う重量増を解消するため、テセオ対艦ミサイルは撤去されている。 2007年に新空母カヴールが就役するのと入れ替わりに大規模修理に入る予定。
艦 歴
発注    
起工 1981年3月
進水 1983年6月
就役 1985年9月
退役    
母港    
仕様・諸元
排水量 基準排水量:10,000 t
満載排水量:13,850 t
全長 180.2 m
全幅 33.4 m
喫水 6.5 m
機関 ガスタービン4基(82,000hp)
最大速 30 ノット
航続距離    
乗員 550 名
兵装 ・アスピーデSAM × 2基48発
・40mm連装機関砲 × 3
・3連装短魚雷発射管 × 2基
艦載機 ハリアーII+ 16機 または SH-3D対潜ヘリコプター 18機
愛称